遊びをせんとや

人生総決算!のつもりで過去・現在のことなどを書きます
といっても肩肘はらずに 楽しく面白く書きたいと思います

「石橋湛山の遺志を継ぐ人々~その18~道草:ロッキード事件語録」

2024年07月12日 | 人物

今日は道草でロッキード事件語録を。


【ピーナツ・ピーシズ】~賄賂の領収書に書かれた記号
 1ピーナツ=100万円 1ピーシズ=1億円

【記憶はございません】~小佐野賢治


児玉誉志夫】~病気と称して何の証言も得られないまま死去

前列左が児玉誉志夫 判決直前に被疑者死亡 脱税で追徴

【ハチの一刺し】~榎本三恵子(田中角栄秘書の榎本敏夫の前妻)
 

 法廷証言で前夫に不利な証言を行った後の記者会見で、
「ハチは一度刺したら死ぬ」と語って広まった言葉。
ハチは死なず、その後ヌード写真集を出し「ハチの一脱ぎ」と揶揄された。
また、銀座のクラブ経営やタレント業も行った。


ハチの一脱ぎ

総理大臣秘書:榎本敏夫 懲役1年執行猶予3年の有罪判決

佐藤昭子著「私の田中角栄日記」からの三恵子に関する要約記述引用。
"自由党の職員だった榎本さんは、やがて田中の秘書となり、
22歳年下の三恵子さんと結婚。初めて生まれた子供を連れて夫妻で
私の家にも遊びに来たことがある。

後に離婚後、ロッキード法廷で、
'金を受け取ったの? と私が訊いたら、榎本は軽く頷いて肯定した'
いわゆる「ハチの一刺し」証言をすることになるのだから縁は不思議だ。
この証言の2か月後、榎本さんは弁護団との打合せ中、高血圧で倒れた。
 
なお、三恵子は、総理秘書榎本の書類を全て燃やして捨てている。
そのため、'公文書というべき資料を焼却した事は由々しき事態'と、
彼女の証言を否定的に捉えた有識者の意見も多かった。

2020年に春名幹男著「ロッキード疑獄」が刊行されている。

今日はここまで。それでは明日またお会いしましょう。
[Rosey]