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楽天監督就任の野村氏「弱者の戦略染みついている」

2005年12月02日 | 日本
 来年1月1日付で、楽天の監督に就任する野村克也氏(70)(シダックスGM兼監督)が2日、仙台市内のホテルで就任会見を開き、「0点に抑えれば100%負けないのが野球。その理想にどれだけ近づけるか」と、投手力の強化を中心としたチーム作りに取り組む決意を語った。

 野村氏は「苦労という渦の中に飛び込んで参りました」と述べ、南海(現ソフトバンク)、ヤクルト、阪神の監督を歴任した経験を踏まえ、「楽天はまだほとんど形ができていない球団。ゼロからの出発となるが、弱者の戦略は私に染みついている。どこをどうしたらいいか、ツボは心得ている」と自信を見せた。

 また「協力態勢がなければ、監督の力だけではどうにもできない」として、戦力補強などフロントの協力を強く求めた。これを受け、同席した島田亨球団社長は「監督の要請に応えられるべくやっていく」と、来年の補強費用として15億円程度の用意があることを明らかにした。

 会見後にはさっそくコーチ会議を開き、各担当コーチに注文を記した書面を配るなど、1時間以上にわたって自身の考えを伝えた。

          ◇

 また楽天は同日、来季のコーチ陣を発表した。主な陣容は次の通り。

 ▽監督 野村克也▽ヘッド 松本匡史▽打撃 上川誠二、池山隆寛▽投手 鹿島忠、杉山賢人▽守備・走塁 西俊児、橋上秀樹▽バッテリー 山田勝彦▽コンディショニングディレクター 立花竜司▽二軍監督 松井優典

(読売新聞) - 12月2日21時2分更新

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