海と空

天は高く、海は深し

永遠の命──ヨハネ書第六章第四十節

2006年03月18日 | キリスト教

私の父の御心は、子を見て信じる者がすべて永遠の命を保つことであり、終わりの日に私が彼を蘇らせることである。

 

父──天に在られる父なる神、創造主。
子──イエス。キリスト。創造主を父とする者。
御心──望み、成し遂げようと欲しておられる気持ち。
信じる──真実であると考えること、事実として認めること。
永遠の──始まりも終わりもないこと。時間を超えていること。
命──絶対的な豊かさ。生き生きとした活動性。死んでいないこと。
私──イエス。人間性をまとったロゴス(理性)。受肉した神。
終わりの日──時間の終わる時。最後の審判が行われて神の国が完成する                    日。
蘇り──死んで横たわっていたものが起き上がること。死から生き返る              こと。

ヨハネ書第六章には、イエスがいくつか奇跡を行ったことが記されている。一つは大麦のパン五つと魚の二匹で、五千人の群集を満腹させられたことである。もう一つは、イエスが湖の上を歩いて、沖合いの舟のところまで歩いて来られたことである。

イエスに満腹させてもらった群集は、彼を自分たちの王にして、引き続き飢えを満たせてもらおうとしてイエスを探し回っていた。イエスの奇跡の意味を理解したからではなかった。
イエスを見つけ出した彼らは言った。「先祖のモーゼが天からパンを降らせたように、私たちにもそのパンをください。」
すると、イエスは「私が命のパンである。私のところに来る者は、飢えることも渇くこともない。」そして言われた。「私の肉を食べ私の血を飲む者は、永遠の命を保ち、私は彼を終わりの日に蘇らせる。活かすものは神の霊であり、人の肉は役に立たない。私の話した言葉こそ、聖霊であり命である。」


この話を聴いたときから、多くの弟子たちがイエスのもとを離れて去っていった。信じられなかったからである。父なる神は彼らがイエスのもとに来ることをお許しにならなかった。

 

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