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2016年、台湾総統選について考える[HRPニュースファイル1351]

2015-04-29 | ニュースに出ないニュース
2016年、台湾総統選について考える[HRPニュースファイル1351]

http://hrp-newsfile.jp/2015/2179/

文/幸福実現党・兵庫県本部副代表  みなと 侑子

◆2016年 台湾総統選に向けての各党の動向

台湾総統選が来年2016年1月16日に実施されます。

昨年11月に行われた統一地方選挙では、新北市以外の主要都市で野党民進党候補が当選。最大都市の台北市においても、民進党が推す無所属候補が当選し、国民党は民進党に惨敗しました。

この責任をとって、馬英九総統は兼任していた国民党主席を辞任しています。

馬英九の後に主席を引き継いだのは、新北市の市長の朱立倫氏です。

低迷する国民党支持率回復の責任を担っていますが、「2016年の総統選には出馬しない」と言っており、主席であっても総統選までの1年未満で党のイメージを回復させ、国民の支持を得ることは難しいと考えているようです。

現在二期目をつとめる馬英九氏は再再任が憲法において規制されているため、他に何人かの名前は上がっているものの最終的には朱氏が総統選候補になると考えられます。

総統選まで1年を切った今でも、候補者が決まっていないことからわかる通り、与党国民党の準備不足とリーダーの不在は深刻な問題です。

一方で、民進党は2012年の総統選で馬英九に負けた蔡英文氏が再度出馬することが決まっており、準備は整っているようです。

昨年の統一地方選での大勝利も祭氏の手腕によるものが大きく、党内での信任も集めています。

このままいけば、来年の1月には与野党がひっくり返り、民進党が8年ぶりに与党になる可能性があります。同時に、台湾における初の女性総統が誕生するかもしれません。

◆民進党は政権与党に相応しいか

しかし、民進党が与党になるためには、乗り越えなければならない問題が何点か存在します。

一つは反原発政策です。

四方を海に囲まれ、九州ほどの面積しかない台湾では、エネルギー安全保障は最重要課題です。

1987年には原発が電力の48%を占めていましたが、現在では18.4%にまで減少しています。

台湾では芸能人がテレビを通じて反原発の意思を表明。反原発デモの先頭に立っています。そして、民進党の蔡氏もその横に立って活動しています。

与党は原発推進ですが、高まる反原発運動に屈した形で、ほぼ完成している龍門一号機の密閉管理と同二号機の建設凍結を発表。と同時に、現在稼働している6基の原発を順次閉鎖していく予定をしています。

エネルギー自給率が1%以下の台湾においては原発こそが、他国の政治情勢に左右されない唯一の安定的な電力供給源であるはずですが、民進党はその選択肢を放棄してしまうのでしょうか。

二つ目は、中国の圧力による他国との関係悪化した場合の対応策についてです。

台湾独立を目指す民進党の陳水扁氏が総統をした8年間、台湾は中国共産党との関係悪化はもちろんのこと、中国からの圧力を受けた国々とも関係が悪化。

結果、外交に時間とお金を取られ、国内経済・政治に支障をきたしました。

現在、蔡氏は対中政策については「両岸(台中)の現状維持が原則だ」とし、独立運動を前面に出すことはありません。

ただ、現在の国民党と中国は「中国は一つ」とし、双方がその主体であると主張しつつも台湾は独立しない、という92年コンセンサスを基礎として交流を行っていますが、民進党はこの考え方を認めていません。

考え方の基礎を明示し、中国圧力に対する解決策を示すことが必要ですが、曖昧なまま与党不人気に乗じて総統選に突入していくでしょう。

◆台湾にも必要な、新しい道

これら以外にも、所得の再配分や、過剰な人権擁護政策など、“反国民党”かつ寄せ集めた左寄りの政策が散見されます。

与党を目指すにあたり、見直すべき項目が多々あるはずです。

昨年、台湾で起きた立法院占拠と大規模なデモ活動「ひまわり運動」は、政治家や大人を頼らない若者たちによる、第三の道の模索運動でした。

彼らは、中国共産党に台湾が呑み込まれることも否定しつつ、民進党が提示する未来にも満足していませんでした。ここに未来への希望があります。

台湾はアジアの安全保障の第一です。台湾に対して、日本が重要視していることを伝え、連携を強化しなければなりません。

2016年の台湾総統選に注目しつつ、アジアの安全を共に守っていきたいと思います。
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今こそ「空気」に支配されない原発推進論を![HRP ニュースファイル1350]

2015-04-29 | ニュースに出ないニュース
今こそ「空気」に支配されない原発推進論を![HRPニュースファイル1350]

http://hrp-newsfile.jp/2015/2177/

文/幸福実現党 神奈川県本部副代表 HS政経塾第4期生 壹岐愛子

◆2015年は「原発再稼働元年」となるか

鹿児島地裁が22日、九州電力川内原子力発電所の再稼働を差し止める仮処分申請を却下し、川内原発の再稼働がいよいよ見通せるようになってきました。

しかしその反面、「反原発」の主張を訴える手段として首相官邸に放射線を発するドローンが侵入する事件も発生しております。

日本の全ての原発が停止してから早くも3年。原発問題はイデオロギー化しており、冷静さを欠いた議論が一部で横行しています。

幸福実現党は責任政党として一貫して「原発推進」を掲げ、今回の川内原発の再稼働にあたっても大きく世論を牽引してきました。

再稼働元年を足場として、私達はより現実的な課題に踏み込んでいかなければなりません。

◆絵に描いた餅になっている電源構成比

政府は2030年時点の望ましい電源構成「エネルギーミックス」について、原子力の比率を20~22%とする原案を提出しました。

福島第一原発の事故を踏まえ、原子力の比率を東日本大震災前の約30%から減らす一方で、再生可能エネルギーの比率は原子力よりやや高い22~24%としています。

さらに、この電源構成に基づく温室効果ガスの削減目標を、2013年度比で26%とする方針を固めたと各紙が報道しています。

政府が決定する電源構成比は、これを基に様々な分野に影響がでるものでありますが、今回の構成比に関しては「絵に描いた餅」になっているのが実状です。

民主党政権時代に決めた原発40年廃炉規定があるため、既に関西電力美浜原発1、2号機(福井県)など、4基の廃炉が決定しています。

日本の原発の約4割は30年以上経過しており、40年廃炉を厳格に適用すれば、全ての原子炉が再稼働したとしても、原発の新増設を行わない限り20~22%の原発比率の達成も困難です。

また、政府は再生可能エネルギーの導入に意欲的ですが、太陽光や風力など不安定な電源については、バックアップ用に火力発電所を待機させる必要があるため、火力発電所の稼働率が下がり、ドイツのように電力コストが上昇したり、英国のように火力発電所への投資が進まず電力不足が起きる可能性が指摘されています。

◆忘れてはいけないエネルギーと経済成長との相関関係

政府は、上記のエネルギーミックスを達成するために、石油危機並み以上の大幅な省エネ対策が進むことを想定しています。しかし、経済活動に伴ってエネルギー消費量は必ず増加します。

経済成長率(実質)とエネルギーの増加率はほぼ等しい、と見るべきです。

GDPが増えれば、伸びに対して電力使用量は増えます。経済発展とエネルギー消費、電力消費には強い相関があるため、過度の省エネを強制すれば、経済活動に制限をかけることになりかねません。

◆発展繁栄の道を目指すならば、正々堂々と原発推進を!

本当は原発が必要なことがわかっているのに「空気」に支配されて、自らの国を消滅させる道に向かっている現状を打破しなくてはなりません。

原発40年廃炉ルールの見直し、再稼働の早期実現、新増設に踏み込むべきです。政府は、国家として安全保障と経済性を重視したエネルギー政策を策定していくべきです。

幸福実現党はGDP 世界ナンバーワンの国家を掲げています。国家の発展繁栄を実現していく高い理想のもと、必要な電力需要を見据えた電力構成の議論を進めていかなければなりません。

政府は今一度「空気」に流されることなく、正々堂々と原発推進を発信し、日本が世界をリードする国として貢献していくべき道を示すべきです。
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自虐史観の元凶――「東京裁判」を問いただす!【後編】[HRP ニュースファイル1349]

2015-04-29 | ニュースに出ないニュース
自虐史観の元凶――「東京裁判」を問いただす!【後編】[HRPニュースファイル1349]

http://hrp-newsfile.jp/2015/2175/

文/幸福実現党・愛媛県本部副代表 森田 こうじ

◆東京裁判の狙い・目的

【前編】で明らかなように「東京裁判」は、連合国・アメリカの戦争を正当化するために、日本を「侵略者」に仕立てあげる狙いがあり、日本は加害者としての戦争責任を負わされたのです。

そして、その目的は、日本が再びアメリカの脅威とならないようにするためであり、精神面の破壊を徹底して行ったことに現れています。

それは、日本の強さが、「国家神道」に代表される「信仰心」にあるとみたからです。

具体的には、国家神道を否定し、マスコミ報道や教育を通して徹底した洗脳工作が行われました。

その結果、日本人自身が、過去の日本を全否定するよう誘導され、日本自らが自国を断罪するように仕向けて「アメリカの正当化」を図ったのです。

◆「東京裁判」がもたらしたもの

「東京裁判」とその後の占領政策の結果、日本は愛国心を失い、弱体化しました。

伝統に根ざした宗教や道徳は、国家成立にとってとても大切な要件です。日本の伝統である「国家神道」を否定したため、日本は内部から弱体化したのです。

現在の国難のもとにあるものの正体が、「東京裁判史観」に発する日本人の精神的ホロコーストにあることがわかります。

◆日本が自立した国家として「誇り」を取り戻すために



まず、正しい歴史認識を全日本国民に伝えなくてはなりません。

そのためにも、安倍総理には、『「河野・村山談話」の無効を宣言し、自虐史観を一掃する「戦後70年談話」を是非、出していただきたいと考えます。

その談話を実現すべく、私たちは「愛国心」を持って『署名』活動に取り組んで参ります。


■『「河野・村山談話」の無効を宣言し、自虐史観を一掃する「戦後70年談話」を求める署名』

http://info.hr-party.jp/2015/4162/

【署名活動期間】
2015年4月17日(金)~2015年7月23日(木)

・第一次締切:5月末日
・第二次締切:6月末日
・最終締切 :7月23日〔党本部必着〕
   
【署名送付先】
〒107-0052 東京都港区赤坂2-10-8-6F 
幸福実現党本部 
TEL:03-6441-0754
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