アンタリア考古学博物館 石棺が多数。オペラも上演されるアスペンドス劇場、リゾート地シデ

2023-07-28 11:44:41 | 古代遺跡巡り2エーゲ海沿岸の旅

 

アンタリア古代博物館と

   現代でも使われるアスペンドス古代劇場

 

この地の古代遺跡は収容人員1万5千人、現代でも使われているアスペンドスの古代劇場。

そして、海水浴客が遊ぶ直ぐ近くにそれこそポツンと佇むアポロ神殿の跡。大理石の石柱が僅かに過去の栄光の残照を感じさせてくれる。

 

アンタリヤ古代博物館の展示品は

  • 皇帝たちの人物像
  • サルコフアガス<石棺>
  • 世界最古のカライン洞窟からの出土品

に分かれている。

イギリスの大英博物館、イスタンブールの古代額物館とならぶ、豊富な展示品がある。

 

 

 

 

 

現代 オペラ国際フエステイバル開催されるアスペンドス古代劇場

 

 

ガイドブックより

観客席は直径95mの半円形で、上部のギャラリーまできれいに残っており、名前の彫られた高部の座席は上層階級の人々の為の指定席でありました。高さ30mの舞台壁も実に美しく、この壁の下部には5つの門があり、急勾配の階段を使って舞台から客席に降りる事ができました。又、音響効果を高める為に舞台壁と客席は木の屋根で連結していた様です。何世紀もの間に舞台壁を覆っていた大理石は剥がれ、色彩りを添えていた円柱や彫像も今は土台のみ残っています。 

この劇場は、セルジューク時代にはキャラバンサライとして使用されていた為、常時保全の手が入れられていた御蔭で、当初有していた特徴を何一つ失わずにそっくりそのまま今日に伝えることができています。

今も定期的なコンサートの会場として使用されており、毎年夏には「アスペンドス・オペラ・バレエフェスティバル」の名で国際フェスティバルが行われており、トルコやヨーロッパを舞台にした有名な演目が古代劇場で上演され、時を超えて幻想的な世界を醸し出します。古代劇場で耳にするメロディーは普通のコンサートホールとは全く違い、古代の舞台が生き返ったと錯覚できるほど神秘的です。

 

旅行雑誌「クレア」の記事

 

シデ (Side)  地中海で泳ぐ。

海水浴客が遊ぶ直ぐ近くにそれこそポツンと佇むアポロ神殿の跡。大理石の石柱が僅かに過去の栄光の残照を感じさせてくれる。

  • シデのビーチ 地中海をのぞむ海辺にひっそりと建つ神殿遺跡

日本でいえば湘南の茅ヶ崎 平塚のイメージでしようか、「これぞ地中海」といってもいいほどの地中海の魅力をたっぷりそなえているのが南トルコのリゾート地、アンタリヤと少しシリアよりの海岸地帯。SIDEは海の蒼さと陽光がふりそそぐビーチ、地中海をAK DENIZ(アクデニズ、白い海)と地図に載るほどの海の白さ、が印象的なビーチである。ヨーロッパ最大のリゾート地となって、フランスのリビエラとならぶほどの人気を誇るアンタリヤが有名になりすぎて、今その奥地ともいえるSIDEが人気急上昇と聞く。

ここには、古代の栄光をポツン ポツンと残す遺跡がみられる。なんとなく寂しげなリゾートな

夏まだ終わらないシーズンのビーチ。

東洋人は我々家族3人のみであった。

エーゲ海よりの沿岸地帯には、それこそ古代遺跡の残骸が沢山ありすぎて、処理できずにうち捨てられていた。日本人からみれば、あーもったいないと想いながらもイヤというほど見せ付けられたものだ。シデの町は幅400M 長さ1キロの半島全部を占める。かってペルシャの支配下にあったが、アレキサンダー大王により解放された。後 ローマにより支配された。

 


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