葉山町の森戸海岸で建設中のホテルに関し、住民側が議会に五月雨式に
3月と6月に工事中止を求めて議会へ陳情を繰り返している。
その執拗な陳情攻勢にたいして、ホテル側の顧問弁護士3名が議員に対して
「審査除外」に当たる項目があるので、陳情を審査しないよう求める文書を議員個人あてに送られてきた。
開会中の本会議で近藤昇一議員が一般質問でこのことを明かにした。
この審査除外要求の文書が逆に議員の反発を呼び 陳情は委員会で「不採択」されていたのだが、本会議では逆に「採択」された。
この陳情5-11「開発事業者側の利益に偏らない葉山町行政の公益性の徹底と町 町民 事業者の協働を基本理念とする町づくり条例の遵守を求める陳情」は総務建設常任委員会では不採択されたが、本会では委員会で不採択とした三浦大輝 待寺真司両議員が「採択」に回り、採択に転じた理由を述べた。
10対3で採択された。
最後までこの陳情に反対したのは
土佐洋子
荒井文彦
笠原俊一
3人とも自民党系で葉山町の生え抜き議員である。
うち土佐洋子 荒井 両議員は山梨崇仁町長と同じ関東学院大学出身。
この大学の同窓生は結束が固いことでしられている。
開発事業者側の弁護士が主張する「除外審査」とは葉山町の議会規則にある
「誹謗 中傷」「名誉棄損」に該当する陳情は審査しない とのルールに抵触しているとしている。
当日の陳情の結果についてはこちらのサイトで掲載している。
この陳情採択を受けて町側が何らかの行動にでるかどうかは不明である。
多分「口だけ指導」で終わる公算が強い。
陳情が採択されたからといって執行機関である町側はこの結果についてなんら拘束されないからである。
トウモローランドhotelの概要
・葉山町堀内955番の2ほか
・高さ11.7M 地上3階 地下1階 客室14室
・事業者 株トウモランド
・施工業者 西松建設
陳情文
宇野