goo blog サービス終了のお知らせ 

arudyaのブログ

あるぢゃがブログを試したくて設定してみました。

腕時計の利点(私的腕時計の魅力論)その2

2018-06-20 19:52:11 | 時計のこと
"常に"というのは、なかなか難しい概念で、時間的概念である"いつでも"は四六時中の内の即時性も指すだろうし、明日も明後日も…ずっとという時間的永遠性も指すだろう。
その意味では、し続ける限り動き続ける自動巻時計が優れているのか、故障しても職人がいたら直して動き続ける高級機械式時計がいいのか、放置しておいても数年は動き続けるクオーツがいいのか、はたまた太陽光に当てとけさえすれば10年は動き続けるソーラーセルの時計がいいのか。これは人それぞれに時間的"いつでも"への望むレベルが違うのだから、各人で答えを見つけるしかない。

"常に"のもう一つの概念は、空間的概念であり、"どこでも"は、世界中のどこかであったり、宇宙空間であったり、水底だったりする。はたまた閉鎖された空間だったりするかもしれない。電波時計やGPS時計はひとつの解ではあるが、電波の届かない水中や地下、閉鎖空間では役に立たない。
機械式時計とて、磁場の強い場所では使えないし(そのための防磁)、水圧の掛かる水中やシャワーなどでも簡便な防水では使えない(そのための防水)。
また、物理的な話だけではなく、ドレスコードのあるような場所にはG-Shockはしていけまい。
空間的な"どこでも"は、ユーザーの生活様式や仕事内容など、どこで使うために腕時計をするかに大きく依存している部分であり、なんらかの技術的革新でもない限り"全部のせ"は困難であるから、これまた答えは多様化する。

"正確さ"に関して言うのであれば、機械式時計はクオーツ時計に敵わない。クオーツ時計も電子時計には敵わない。
ゼニスのオシレーターが機械式時計の精度を10倍にあげたからと言っても日差レベルであるし(もちろん短期的にはクオーツに匹敵する精度向上ではある)、姿勢差誤差はトゥールビヨンでも取りきれるものではない。何故なら腕時計自体が携帯されて常に姿勢を変えて使われるものだからだ。
ゼンマイに動力を頼る以上、ゼンマイが解放してしまうと止まってしまうから、すなわち月ベースでの安定的な動力供給の保証はできないから、精度も月差とするわけにはいかない。また、一般的な機械式時計は、メンテをしないと長期間では(クオーツ時計と比べて)精度は落ちていく。






腕時計の利点(私的腕時計の魅力論)その1

2018-06-20 19:49:35 | 時計のこと
腕時計の良いところ。
機械式でカチコチ動くところがいい。とか、クオーツと違っていつまでも修理してくれるとかおっしゃる方もおりますが、ならばクロックでも良かったりするし、この先ん10年〜使い続けられるかというとお安い機械式でクオーツ時計よりも有意にそれが叶うとは限らない。
10年程度で使い殺すというなら、10年電池のクオーツが最適かもしれない。


まずは、腕時計の利点…他の報時機器に対する…を考えてみると、
「すぐに時刻が分かるところ」。これに尽きるかと思う。

そもそも「時計」の定義というのは、
日本時計協会によると、“時刻を指示する計時装置” ということになる。
また、小学館のデジタル大辞泉によると、"時刻を知り、また時間を計るのに使う器機"となる。

そのうち、ウォッチは、"どんな姿勢でも作動し、かつ携帯することを目的とした時計"(同 日本時計協会による)
なので、私的には、"腕"時計は本記述に"すかさず"とかが追記されるのであろうか? ポケットウォッチやトラベルウォッチに比べるとやはり最小動作で確認できるのが腕時計だと思われるから。

逆にそれができないと、腕時計ではないことになるわけで、
過度な宝飾時計や中身を見せたいがためのフルスケルトンなどは、腕時計機能のついたアクセサリーと言ってしまっても過言ではない。というのは暴言であろうか。

すなわち、腕時計の腕時計たる所以は、「正確な報時とその視認性」にある。というわけで、
「正確な報時」については、機械式であろうがクオーツであろうが、望むレベルで常に正確である程、良とすべきだと思う。

ダニエルウェリントンを今更思い出す。

2018-06-10 14:58:05 | 時計のこと
少し前…(ということにしてしまおう)…ダニエルウェリントンという時計が流行ったことがあって、街のOLさんとかがどいつもこいつものっぺらとした大きめの時計をしているのをよく見かけた。

時計業界?の言葉では、ミニマルデザインの(2針の)ドレスウォッチで、

なんとかというドラマで可愛い女優さんらが付けていてブレークしたらしい。モデルさんとか女優さんとかの御用達ということになろうか? (そもそも2〜3万円の時計を宣伝以外にも付けたがるかどうかは判断しかねるが…)

どう見ても、その辺のファッションウォッチと大差ないもので、ジャパンムーブを中国に持ってってアセンブルするのもその辺の時計となんら変わらない。
ミニマルデザインだと言っても、そんなものは、今までなかったわけじゃないし。

そもそもダニエルウェリントンなる人物の素性もよく分からない。時計のケースが丸いのも、"ロレックス"に倣ってなどと平気でぬかす(←流石にこの言い回しは恥ずかしかったのか、いつの間にか消えていたが)。とっても胡散臭いシロモノだった。

ただ、前述のミニマルデザインというものをこの世に広めて一般化したことは唯一の功績として、認めてよいと思う。
おかげさまで、ファッションウォッチとして売られている1万円〜3万円程度の腕時計市場は活性化して、それまでも普通に売られていたスカーゲンやらの北欧系デザインウォッチやユンハウスやらのドイツ系デザインウォッチなども一躍陽の目を見たのは素晴らしい。

ただし、元々がそんなこんなで出没してきたメーカーなので、偽物騒ぎがあったとしても、そもそもどこまでがオリジナルデザインなのか??という疑問もあって、ダイソーの500円時計と比べている記事を読んでも、ダニエルウェリントンの凄さなんてものは微塵も感じない。



時計としては500円で良いぢゃん。というのが本稿の結論なんだが、ダニエルウェリントンをけなしているわけではなく、みんな2万も払って買ってくれているのだから、頑張ってね。と言いたいです。時計の裾野を広げてくれたことには変わりないからね。

シチズンさんダイバーズウォッチ考

2018-06-03 19:25:28 | 時計のこと
今日の展示会?のハイスペック、高機能なシチズンさんのダイバーズウォッチを見ながら、
シチズンさんの持てる技術での売れそうなダイバーズウォッチを考えてみた。

まぁ、シチズンさんなので、機能てんこ盛り。そのくせ、必要ない機能は省いちゃう。
ダイバーズに必要な機能は何ですか?に回答しようとする。でも本当はダイバーズをつける人には何が必要かを論じないといけない。
なので、頑なにダイバーズには電波を入れてこない(一本あるけどそれだけ。とっても押しが強くて…)。水中では電波は受からない。そうなんだけど、んぢゃ、いったい何人がダイバーズを水中専用に使っているか? それにそんなに何時間も潜るわけじゃない。殆どは水の上にいるんだよ。
1000mのオーバースペックなゴツいスーパーダイバーズと300mくらいのスマートでスーツにも合わせられそうな時計と、さてどちらが売れるでしょう?

ダイバーズを身につける人に必要なのは、気密性を保つためのソーラー発電と海外へ行くレジャーダイバーさんのためのGPS。というより陸にいる多くの潜らないダイバーさんにはGPSはとっても嬉しいギミック。
そいつをダイバーズである証の200m〜300m防水のケースに突っ込むことだと思うんですがね。

その意味では、是非F150を搭載したJISダイバーズウォッチを作って欲しいです。
ちっともゴツくなくて、チタンのベルトかNATOジェームズボンドが似合いそうななるべくスリムな時計。
シチズンさんならすぐにできそうですよね(*'ω'*)

シチズン100周年記念イベント?@ミッドタウン

2018-06-03 17:31:29 | 時計のこと
まるで時計週間だったようですが…

本日は、シチズンさんつながりで東京ミッドタウン日比谷で実施中の、シチズンさん100周年イベント?に遊びにきました〜(*'ω'*)

ミッドタウン前にはゴジラなんかもいます…ちょっと小さいけどな。



入ってすぐのアトリウムという広場?みたいなところを借り切ってのイベントで、シチズンの最新式時計や過去の代表作などが綺麗に展示されていました。
綺麗どころ(笑)のおねーさん方もしっかり配置され、力入っとるな〜感バンバンです。



見所は、やはり100周年モデルなのでしょうが、こちらは仕上げを変えましただけな感じで、真新しさには少々欠けますかね。
例のエコドライブワンや年差1秒モデルの展示もあり、ノベルティのしおりの厚みがエコドライブワンのムーブと同じ1mmです…って言っても…うーん、あんまり響かないか。

そう、きらびやかで垢抜けた展示ではありましたが、スコープがイマイチ定まっていないんですよね。
技術売りなのか、デザイン売りなのか。はたまた100周年売りなのか、新製品売りなのか。少しずつの小出し。
綺麗な時計屋さんのショーケース。

これって、多分、ここの企画にエンジニアが参加してないせいだと思うんですわ。シチズンさんの広報さんとかが一所懸命、自社製品をドレスアップすることを考えてブースをこしらえた。…でも、彼らは時計そのものや技術をほとんど知らないから、どう説明するといいのか何が凄いのか?分からない。

これではきらびやかなことだけが印象に残って、何を展示していたのか記憶に残らない。例えば、これが時計ではなくてジュエリーの展示だったとしても、何の違和感も感じない。

その意味ではとても残念。

ましてやシチズンさんはデザインだけで売っている時計ってまだほとんどない。差別化を図るための要素がデザインではなくて技術なんですね。

だいたい、「ムーブの厚みが1mmです」って言われて、それがどんな大変か分かるやつがフラフラ見にくるかっての。デザイン上の必要性、要求から出た数値じゃないのだし。

それが分かっていたなら、お近くのginza sixからでも田無からでも技術者を一名張り付かせるべきだったし、シロウトさんがみて、綺麗なデザインの陰にはこんな凄い技術があるんだ!と分かるようにな展示をすることで、所有者のステータスをワンランクアップしてくれる。

と、少々辛口だったけれど、デザインもだんだんワシ好みになってきているんですな。
例えばこの6月発売の水深計付きダイバーズも何気にこっそり水深計の針を時針より下にすることで目立たなくしている。
結構いい。



少し前に発売されたプロマスター
CC3060-10E。F150を載せたパイロットウォッチ風。シチズンさんには電波時計のPMD56-2952がありますが、それに近いかもしれない(GPS版)。

これからもっともっと良くなって、ワシらを驚かせて欲しいものですな(*'ω'*)

ちなみに例の年差1秒モデルもありましたが、計器を繋いで実測デモをしてましたら、何故か約2秒くらい。…これは宣伝になっているのか??(その辺のバカ正直なところもシチズンさんらしかったですな(*'ω'*))



#シチズン
#100周年記念イベント
#東京ミッドタウン日比谷

時計の分解組立教室

2018-06-02 17:57:48 | 時計のこと
本日は、多摩六都科学館さんとシチズンさんのコラボ企画? 「時計の分解組立教室」に参加するので、つくばから長駆、花小金井までやったきました。


創業100周年を迎えて乗りに乗ってる?シチズンさんですが、教室は広報とは関係ないらしく、粛々と行われました。(この辺り、シチズンさん。勿体無いね〜(*'ω'*))
極一般向けの教室(それも科学館さん主催ですから)なので、技術的に高度なことはほとんどなく…すなわち、機械時計やらクオーツでも輪列やらの分解組立まではやらない…ものでしたが、すごく楽しかったですよ。
バラす(笑)のは、Q&Qのアナログクオーツ。ムーブはcal.203(世界一の販売量を誇ったムーブ!最盛期には月販数億個!)。だから初心者にもバラしやすい構造なんでしょうね。

始まる前には、シチズンさんだけでなくミヨタさんのビデオとかも流れてるし。あー、今からバラすんだなと。雰囲気盛り上がり(*'ω'*)

講師はシチズンさんとシチズンマニファクチャリングさん。時計学校の先生とかもいるらしい。
知る人ぞ知るブローバ専売の三叉クオーツ開発者(開発はシチズン)という方もいらした。

前置きはこのくらいで、
まずいつもの裏蓋を4隅のタップネジを取って外す。
次にこれもいつものオシドリの一端を押さえて、巻芯を抜く。
プラのムーブ抑えを浮かせて、スポンジ台の上でひっくり返して、まるごとムーブを抜く。たしかにこの方が、ムーブが動き回らなくてよい。
一度抜いた巻芯をはめて、針を動かし3本揃える。
薄いポリシートを被せて、新兵器(笑)の剣抜きで3本まるっと…というよりごっそり引き抜く。あー爽快。(*'ω'*)

(溝が付いていて軸を潰さないようになってる)小さな作業台に裏を向けて置いて電池を外す。
このあたりまでは、文字板を弄ろうかという人なら普通誰でも経験済みかと思う。

次に電池の極板を外し、かんぬきを外し、オシドリを外し、回路板を外し、鼓車を外し…そこまで行くと、あとは輪列を押さえる板を外して輪列をバラす…んだが、そこまではやらなかった(*'ω'*)。たしかにあんな小さい歯車やローターを一見さんで組み立てられる程甘くはない。
それでもコイル線を切らないように1mm程度のビスを外していくのは結構楽しい。



で、バスバスバラしたあとは、組み直すのだが、パーツの形や向きなんてすぐに忘れているから、さてどっちにどう付けたもんか…。
講師の先生の手元拡大映像をお手本にムーブをあっちこっちに回しながらパーツをはめ込み、ネジを…ハマらねー。(>_<)手がもう一本ほしいわ!

巻芯刺すところまで出来た!と思って刺そうとしたら刺さらない。なんかパーツが歪んどる(>_<)…はい、組み直しですね。アセアセッ。

ま、何事もなく時間内に組み終わりましたとさ(ほんとか?)



どうよ。シチズン100周年に相応しいできぢゃろう(*'ω'*)…いやいやいや。

シチズンさんが持ち込んできた精度測定器(ビブ郎とかの高級版)を獲り合って(笑)精度測定。元々が月差±20秒のクオーツムーブなんだが…。だいたい0.4秒/day台(月差では12秒くらいか?)だったが中には当たりムーブで、0.1秒台を出すやつもあったよ。
自分の時計を測ってみて良い〜ということになったので、ワシの例の紙バンド時計(中身はキャンドゥ100均)を測ってみたら、1.9秒/dayなので月差約1分ぢゃった(笑)。6振動の手巻きを持っている人もいて、3時下で20秒程度だった。ワシの10倍!(を喜ぶべき?)

とても楽しい1日でした。
多摩六都科学館さんとシチズンさんに感謝です!

#多摩六都科学館
#シチズン時計
#時の記念日
#時計の分解組立教室

安価な機械式クロノグラフを考えてみる。(その3)

2018-05-25 21:26:13 | 時計のこと
安価な機械式クロノグラフを考えてみる。(その3)

それがC01.211というムーブメントで、今ではTISSOTに搭載されている。

TISSOT PRC200 というシリーズでT055.427.11.017.00というメタルバンドモデルなら 118,800円。革ベルトなら108,000円。流石に10万円を切る価格にはならなかったが、PRC200というシリーズは、200m防水なスポーティだけどクラシックなデザインの真っ当な時計である。それに機械式クロノグラフを乗っけて、お値段ポッキリ10万円(税抜)。お買い得!

さて、他に真っ当な安価な機械式クロノグラフはないものか? と探してみましたら、これっ!というのがありました。

一般にはあまり知られていないメーカーなのですが、知ってる人は知っている国産メーカー。Knot です。ぜひ一度ホームページにアクセスして頂きたい。で、彼らの時計作りに共感して頂きたい。(時計メーカーゆえにちょっと怪しい部分もありますが…思想は立派です)

そのKnotが満を持して発売を開始した ATC-40 という時計は、NE88と名付けられた国産ムーブを使った機械式クロノグラフ。お値段 95,000円(税抜)。(ただし、ストラップが付いてないので自前で調達するしかない…でも、5,000円で買っても10万円ポッキリ)
どうやったらこの価格が出せるのか不思議。もし、彼らのような小ロットの製品でこの価格が出せるなら、大手メーカーさんならもっと安く製品化できるでしょうよ。…つまりはオトナの事情が働いているってことなのでしょうね。

Knot ATC-40という時計は、国内の技術者さんらが腕によりを掛けて作っている(そう)なので、ザラツ研磨であるとか高級時計風味がビンビンしていて、文字板もテカテカなのでシンプルなのが好きな私には残念ながら触手が…もとい食指が動かないのだけれど、きっとモノはいいのだろうと思う。
もし、ザラツ研磨はなくていいので、シンプルでしっかりとした20気圧防水時計に同じ機械式クロノグラフムーブを乗せてくれたら、とても欲しくなると思う。多分、GSよりも。
是非実現して欲しいと思うのでありました。

#機械式クロノグラフ
#SWATCH
#TISSOT
#C01.211
#Knot
#ATC-40

安価な機械式クロノグラフを考えてみる。(その2)

2018-05-25 21:25:00 | 時計のこと
安価な機械式クロノグラフを考えてみる。(その2)

そこはそれ。さすがはスウォッチグループ。
多くの高級時計会社が高価な自社開発の機械式クロノグラフを発表するのを、横目で見ながら、2009年。
何とカジュアルウォッチブランドであるSWATCHから、これまた何と4万5千円以下という価格帯の機械式クロノグラフを発表したのだった。
「クロノグラフ? 何でそんなに高いの? もしかして技術力ないんぢゃない?」とでも言いたげな。

SWATCHといえば、派手なデザインが売り?のカジュアルウォッチの元祖みたいなもので、数千円も払えば買えちゃう…今ならチプカシとかもあるし、デザインをどんどん買えてくるならfossilなんかもそうなんだけど…。多くのカジュアルウォッチが真似をしているブランド。
そこから、格安(と言ってもSWATCHにしては4万円代は凄く高価なんだが)な機械式クロノグラフを発売するのだから、業界としてはたまんなかったろうね。怪しげな自社開発のメタルケースを高価で売り捌く某メーカーから出ていれば普通に30万くらいしたかもしれない。

(今にして思えば、何本か買っておけばよかった…(今、すでに製造中止になったそれらは8万円〜で取引されているからね〜(*'ω'*))…それはいいとして)

その後、SWATCHの格安機械式クロノグラフムーブは、モディファイされて自社グループ内専用のとして展開されることになった。それがC01.211というムーブメントで、今ではTISSOTに搭載されている。
(続く)


似たようなネタ…安価な機械式クロノグラフを考えてみる。(その1)

2018-05-25 21:21:56 | 時計のこと
安価な機械式クロノグラフを考えてみる。(その1)

機械式時計のクロノグラフ! 憧れますよね。
メジャーなところでは。ロレックスコスモグラフデイトナ、ブライトリングナビタイマー、オメガスピードマスター、ゼニスのエルプリメロムーブ…枚挙にいとまがない!ってやつですな。

複雑機構の一つであるクロノグラフをメジャーにしたのは、バルジュー社の7750とその派生形ムーブの存在が大きい。というのは、これまた誰もが納得する話かと思います。
俗に言うパチモン時計にアジアン7750という模造品の7750が広く使われているのも、元々の7750が大量生産に合う優れたムーブメントであったからに他なりません。本家7750もその仕上がりによって、普及帯から高価格帯まで色々な価格帯の製品が存在してましたし、もちろん、高級時計の各社は、素材として7750を用いて、各社内でバンバン、カスタムして使っていました。

さて、バルジュー社がETAになっても7750は作られていますが、そこはそこETA社はスウォッチグループですから、他社グループには供給制限は当然掛けられています。

そこで各社はオリジナルのクロノグラフムーブメントの開発に乗り出すわけなんですが、そこは見栄はる時計業界ですから、買えなくなったので仕方なくとは決して言わず、さも自分らの技術力であれば開発するのが当然とでもいうように触れ回るわけです。

なので、元々高価だった機械式クロノグラフ時計は、さらに高騰することになっちゃうわけなんですが、

そこはそれさすがはスウォッチグループ。
(続く)

シチズン AVANTI 所有時計紹介第3弾

2018-05-24 21:43:02 | 時計のこと
早速の第3弾!
シチズンのAVANTI というシリーズ。というか、一応シチズンということになっているけれど、むしろホームセンターなんかで売っている派生品なんではないかと。



型番は、GN-4W-S 8228-A45577 なんだが、シチズンさんのGN-4W-S というのは、どうやら型番ではなくて、ケースの構造とからしいので、こいつにも付いてるが、高級?アテッサとか、その他諸々に記載されているのでよく分からない。
8228は、ムーブメントの型番で、これまたシチズンさんらしく沢山の時計で使われているもの。一応、シチズンブランドで、OEMブランド(エボーシュと言うべき?…いや、専業じゃないからやはりOEMでいいよな)のmiyotaではない。

見ての通りのセミスケルトン?で、テンプが見えるのだが、同じ8228を使っているらしいSCUDOというシリーズもはたまたATESSAもみなオープンハートなので、そういうムーブなのかも知れない(その割に仕上げが良いかというとそういうこともない)。
もちろん、裏側はシースルーバック。これでいて10気圧防水なのだから、お得でしょ? (*'ω'*)


こいつはセイコーの安ムーブ(7S26とか)とは違って、片巻きなんだが手巻きも付いている。どっちがいいかは使う時計によって違うだろうが、日常時計ではない場合は、手巻きがあったほうが全然便利ではある。日付曜日はない。が、安物とはいえドレスウォッチであるならそんなものはむしろいらない。

この時計は、これもかなり前にどこぞのホームセンターに行った時、偶然見つけて、一目惚れ。かみさんに頼み込んで買ってもらったものなので、とても大事なシロモノである。
当時は、フレデリックコンスタントが、ハートビートを流行らせるより前の話で、文字板側からテンプを覗けるデザインはとても斬新だった。…そうでもないか。時折見かけた気がする。
そのフレデリックコンスタントも今ではシチズン傘下なんだから、世の中分からないもの。

時折取り出して、ゼンマイを手巻きで巻いて、動き出すテンプを見ながらムフムフするのが楽しいひとときなのであるよ。