arudyaのブログ

あるぢゃがブログを試したくて設定してみました。

SSC021で種子島

2017-01-25 21:05:08 | 時計のこと


SSC021で種子島出張に行ってきましたよ。
今回は風雨に祟られて散々でしたが、メタルバンドに換装したSSC021は、バッチリ機能しました。

工具が落ちないように磁石などつけていったものだから、自動巻時計はNGだったのよ。

SSC021にステンベルトをつけてみる

2017-01-16 07:40:49 | 時計のこと
SSC021は、セイコーさんの安価なソーラークロノダイバーズ(200m防水)で、SSC015〜のシリーズになっている。最近、フェースリフトされて、プロスペックスマークが入ったりしているが、これは初期のもの。
021は逆回転防止ベゼルが黒で、クロノ針とリューズのポイントが黄色。ウレタンベルトが標準。

とまあ、時計の自己紹介でしたが、ウレタンベルトにスーツはなかなか合わないので、革ベルトに変えていたのですが、少し朽ちてきたのと、出張で野外作業でも使いたかったので、ステンのベルトを探していたところ、
いつも?の #Mr.shop時計屋 さんに在庫があることを確認。早速注文。

Mr.shop時計屋 さんは、セイコー5系通販の老舗で、対応も早く、好感度の高いお店です。ま、知っている人は誰でも知っている。

で、すぐに届いたステンベルトに早速換装。さすがに純正品なので、違和感は全くなく、しっくりはまった。
知らなかったんだが、この手の安価なダイバーズ用なのに、エクステンションも付いていた。3連風の真ん中がミラー仕上げだったりして、ちょっと高級っぽかったりもする。若干重いのが難点だが、セイコーさんのこの手の時計は、腕に巻くと結構バランスが良く、外して持つのに比べ、あまり重さを感じさせない。

腕に合わせてコマ抜きするのだが、
Mr.shop時計屋 さんの親切なところは、きちんと例の細いCリング?の説明書きが付録しているところ。
安価な時計のコマつなぎには、割りピンタイプとこの手のCリング付きのがあって、初心者の方は、コマ抜きの際によくこの1mm程度のパーツをなくしてしまい、途方にくれる。
はじめに説明があると、注意するので安心だ。

ということで、6時側を2コマ落として、腕にフィット。

常用のSRP043と一緒に記念撮影。

今回の出張では、出先の作業で磁石付き工具を使うので、機械式はNG。クオーツの出番となった。適材適所。



海のごみについて

2017-01-01 00:18:28 | 海のこと
新年に少し真面目な話をしようかと思う。

僕は昨秋、某法人に出向して、先日種子島に出張してきた。
種子島の誰もいない海はすごく綺麗で、それでもやはり其処此処にゴミは落ちているので、海さくら拾っちゃい隊よろしくごみ拾いをしようかと思ってふと気がついた。
「拾ったごみをどうしよう?」

そう、最低ゴミ袋は用意できるとして、その先の収集、処分に関して仕組みの分からないところではごみ拾いはとても困難なことだったのだ。集めたゴミ袋を収集して回収して処分するところまで仕組みが確立していないと、ゴミ袋を放置して二次遭難?になってしまう可能性がある。コンビニ袋に小さなごみを詰めて機構のごみ捨て場に捨てるくらいしかできない自分が少し恥ずかしかった。

海さくらにおいても、地元の観光協会、美化財団、それに自治体。その他多くの方々の協力があって、僕らは毎回とても楽しいごみ拾いを体験できているのだと。当たり前のことを改めて感じいってしまった。

それでも、海さくらがすごいのは、地元の竹村さん曰く「知らない連中が何かしている」状態から、人の輪を拡げて(各所団体を巻き込んで)システムの連鎖をどんどん広げていることだと思う。継続しているというすごさは、10年間の実績がないと容易に語れない。

オランダやその他の海外もしくは国内で、画期的な海洋ごみ収集装置が開発されたとネット等でほんの一時期異様な盛り上がりを見せることがある。
でも、僕は「この装置が世界中の海に広まればいい」との論調にいつも違和感を感じていた。天邪鬼だから?だと思っていたが、最近そうでもないことが分かった。

装置単体がどれだけ画期的だったとしても、現場で集めるだけでは海洋ごみを減らすというシステムを回すことができない。ましてや周囲の支援がなければ、"サスティナブル"な"エコシステム"にはなり得ないのだ。
いつか壊れてその装置自体が海洋ごみとなるのが目に見えている。そんなものが世界中の海に無頓着にたくさん漂うことを考えたら、ちょっとゾッとする。僕らは海洋ごみ収集装置という名の海洋ごみをばら撒いてはいけない。

もし、真剣に海洋ごみをなくそうとするなら、一人一人が人の輪の中に入ってその輪を大きくしようとすることが多分一番で、そのためには自分自身の継続する理由を見つけることが大切なんだと思う。

ということで、また僕は、自分が"継続して楽しむ"ために、海さくらのごみ拾いに出掛けるのだと思う。

さて、ベクトルを変えて、拾う海岸のごみについて。
以前、高田先生に伺ったところ、「プラスチックごみがマイクロプラスチックになってしまったら、今の技術ではもう回収する方法がない」「大きな固いごみを拾うことも大事だけれど、マイクロプラスチックになりやすい柔らかくて弱い…スーパーの袋やコンビニおにぎりの包み紙などがより大事かと思う」とのことだった。そのお話をお聞きして以降、マイクロプラスチックになりやすそうな柔らかなプラスチックごみはなるべく拾うよう心掛けるようになったのは言うまでもない。
きちんと調査したわけではないので、いい加減なイメージだが、海岸ごみには季節モノと通年モノがあるように思う。
ペットボトルや空き缶、空き瓶(の割れたガラス)、吸い殻などは通年モノで、雨上がりなどは河川からの到来も多く数日前からの依存度が大きい。
夏場は総じてごみが増えるが、不織布(これもプラスチック。最近流行り?の制汗シートとか)は夏がほとんどで、おにぎりの包み紙は夏より春秋が多いように感じる。スーパーの袋やキャンディの包み紙は一年中ある。
ペットボトルや吸い殻の多くが川の流れに乗ってやってきた街由来のものであるのに対し、スーパーの袋やおにぎりの包み紙などは海岸で発生した比較的新鮮?なごみと思える。
だとしたら、四季を通じて海岸でごみ拾いをする姿を"見せる"ことは、少なくともマイクロプラスチックになりやすいごみの投機に対する抑止になるのではないだろうか?

吸い殻はいつもたくさんある。がそれにもパターンがあって、捨てられて間がなさそうな新鮮?なモノとかなり疲弊?しているモノである。
海さくら古澤代表は、よく「江ノ島のごみの7割は街から来る」と言われる。僕はどちらかというとこういう定量的な話は俄かに信じられない方で(勿論定性的にはYESなんだが)、どうやったら検証できるかなあと思っていたのだが、もしかすると、一年中海岸にある吸い殻ごみの発生時期をプロットすると何かが見えてくるかも知れない。新鮮な吸い殻は海岸発生だろうし、疲弊吸い殻は川を長く流れてきてボロボロになっていると仮定できないだろうか? 海さくらで毎回恒例「タバコの吸い殻選手権」で集めた吸い殻の何割が疲弊吸い殻か?で街から来るごみの量が想定しうるのかも知れない。
そのためには吸い殻がどのくらいの時間でどのくらい疲弊するのか分からないといけないし、海岸で疲弊する吸い殻をきちんと除去しないと比較にならないだろうが、時間を見つけてトライしてみたいテーマではある。