goo blog サービス終了のお知らせ 

arudyaのブログ

あるぢゃがブログを試したくて設定してみました。

めが、めが、メガスター。

2014-09-15 12:07:09 | 思いつき
川崎のサイエンスプリンに行きました。

ここのプラネタリウムは知る人ぞ知る、メガスターIII。
普通目に見えない星まで見えると大評判。
入る前に双眼鏡を貸してくれる珍しいプラネタリウムです。

「何をそんなにオーバーな」と思われる方、一度メガスターをご覧くださいな。
「こりゃすごい!」と感心しますよ。小さな星団までくっきりですから。
星が見えすぎて、白鳥座が結べないほどです。

こういうところでは、余計な動画・映像などを見せずに心ゆくまで星空を楽しみたいものです。
ここの学芸員の方もわかっているのか、ただ淡々と説明を続けてくれます。

五反田もそうですが、この手の夜空説明主体のプラネタリウムって最近少なくて、なんたら物語とかスペシャル3D映像だとか…そんなの見たけりゃ映画館に行きますだよ。
ま、公営施設と違って、プラネタリウムだけで千数百円も踏んだくろうってのだから、映画館もどきも仕方ないのかも知れませんが…。

サイエンスプリン。オススメです。

…欠点は、駐車場の台数が少ないこと。ま、生田緑地(公園)の一部だから仕方ないが。

Apple Watchに見る時計らしさ その3

2014-09-11 20:27:43 | 思いつき
とうとう、3回目になってしまった…。

で、時計デザイン。

時計の教科書…世の中には、「ウォッチコーディネーター検定」なる怪しい資格があって、そのための教科書もあるのです…によると、腕時計は、ムーブメント(中の機械)、外装としてケースと文字盤(文字盤、目盛り、針)とバンドが構成要素のようです。もちろんリューズやバックルなどもその中に含まれます。

ということは、それらが時計専用にデザインされていることが腕時計を腕時計ならしめていることになります。

Apple Watchは、出生がデジタルガジェットですので、文字盤そのものは時計専用というわけにはいきませんのでここは仕方ないところです。
(世のスマートウォッチの時計スキンが気に食わない方が結構おりますが、多分こういう理由です)

あとはケースとバンドですね。

ケース。
噂では、ラウンド(丸型)だとか、フレキシブルガラスだとか言われておりましたが、きちんと"時計"の範囲に収まっていると思います。ラウンドだと時計っぽいですが、その分(ただでさえ小さな)表示エリアを多く犠牲にしますので、スクエアかトノーが良案なのは言うまでもありません。
最近の腕時計は、エッジの効いたデザインが多く、その意味でも某氏から「女性的」と表現されたのでしょうが、Rの小さなケースは衝撃にも弱いので、むしろこの位は必要かと。さすがAppleはうまくまとめ上げていると思います。
バンドの交換に関する工夫も大変綺麗です。
パソコン屋はこう言うところに手を抜くので、これもさすがと言うべきです。

バンド。
これは実際に触って見ないと分からないし、なんとも言えないところなんですが…

写真で見る限り、色々なニーズに応えようと頑張っている感、たっぷりですよね。
ワシなんかだとこの辺りは、アパレルブランドと組んで…というより、前述のバンド交換ギミックの部分を図面とか一般に公開して、サードパーティに流行を作らせる方が楽と思っちゃうんですが…。

そう、ミラネーゼって小さいチェーンで出来たやつ、あんな小さいRで曲がるんですね。知りませんでした。とてもしなやかそうでびっくりです。
バックル部分も磁石とか使っていて…ワシノートPCのパームレスト部分に手を乗せたらHDDがいかれないか心配ですが、大丈夫なんでしょうね…。

あ、デザインでしたね。
時計って、ラグのデザインで結構印象が変わるんですよね。
時計の大きさとバンドの幅を結ぶ大事な繋ぎなんですが、連続するラインが
あまり上手いな~と思ったことはない。で、オーソドックスなものに落ち着くんですが…。
スポーツ系の時計は、その辺りを上手く隠してケースの裏側からバンドが生えているように見せているんですな。

その辺り、Apple Watchは結構健闘しているし、何よりラグごと交換出来ちゃうってのは面白い発想です。
こっちのデザインが気に食わなかったら、自分で作ってみ! な感じでしょうかね。

Apple Watchのデザインをちっともスマートではないという方がいますが、
スマートになる可能性というもの、潜在力はかなりのものだと思います。
同価格帯の時計より随分質感が高いのはもっと驚くべきだし、超SFチックなデザインだったら一部のマニアには受けるでしょうが、普通の方々には受け入れてもらえなかったでしょう。

結論ですが、
普通のJKがつけていても、サラリーマンがつけていても、アスリートがつけていても(バリエーションを含めて)違和感ないウェアラブルガジェット機能を持った腕時計のデザインとして成功していると、ワシは考えます。

Apple Watchに見る時計らしさ その2

2014-09-11 19:33:15 | 思いつき
と、いうことで、前回ちっとも時計について触れませんでしたので、続き。

さて、あることを意識させない、画面を見ることもさせたくないデジタルウェアラブルガジェットですが、

腕時計というのは、全くその逆の存在で、見る気が無くなったらスマホにその価値を取って代わられる存在なわけです…って、実際に「スマホあるから腕時計いらな~い」という輩がたっくさんいるのですよね。

んなもんだから、世の中の高級時計屋は、単なる告時機能だけのアイテムに、やれ伝説だの、やれ新素材だの、デザインだの…とメーカーからの多大な広告費で生きている提灯持ち時計雑誌を抱き込んで、売りまくっているのです。
ワシはそれを批判する気はないです。
むしろ一つの解決策、方向性だと好意的に解釈している。
その気になれば100均の時計だって役に立つのに、数千万円の腕時計の存在価値は何処にあるのか?
そのほとんど全ては、持主の所有欲を満たせるかどうか。だと本気で思っています。
「いいものをもっている」ことで彼の価値観が満たされる…それが「俺に相応しい」なのか「時計に相応しくなりたい」かは別として…ためだけに高価な腕時計は存在しているのだと思います。

ゆえに腕時計は持ち主に常にチラ見されなければいけない。時にはじっくり眺めてニタニタさせなければいけない。(おいおい、ガジェットと真逆ぢゃん!)

つまり、そもそもがスマートウォッチなる分野は矛盾を抱えて、流行るはずがない世界なんですよ。

高級時計屋から見ても、たかだか数万円で多機能ゆえに数年間で時代遅れになるアイテムに取って代わられたんでは堪ったもんぢゃない。彼らにとっては、どんなに先進的なスマートウォッチでもウォッチと名がつく以上、スウォッチ以上のものになっては困るわけですね。

さて、高級腕時計とウェアラブルガジェットが相反するアイテムであるという話から、ではApple Watchは?ということになるのですが、

超高級腕時計には、元よりなり得ないので、もう少し目線を下げて、普通目にする実用域の腕時計のライバルになるのか? 考えてみます。

実用域の腕時計とは、国産で言えば、高級な電波時計やG-SHOCKと被るエリアです。価格で言うと5万円~20万円位でしょうか。

ここの領域は、クオーツショック以降
、日本の独壇場と言うべきエリアでして、各社新技術を挙って投入してくる激戦区でもあります。

実は現在のクォーツ腕時計には殆ど小さな特注マイコンが搭載されていて、つまりは既にコンピュータガジェットなんですよ。
(日本のガラケーは世界的に見たら十分スマホぢゃんみたいな話ですな)

心拍数を測る機能の付いた時計もあるし、気圧計や温度計、GPSもついていたり、電卓までついているのもあるくらい。

それでも、腕時計はあくまで腕時計で、コンピュータに近づきましたなんて言わない(電卓時計は言ったかも知れないが…)。時計は時計の本分をきちっと落とし込んでいるのです。

それが時計としてのデザインになります。

あ、以下、次号ということで。









Apple Watchに見る時計らしさ

2014-09-11 12:45:02 | 思いつき
出ましたね~。
巷の予想を覆して、多くのガジェット好きの落胆が目に浮かぶようなデザイン…超SF的ではない…でしたね。

ちなみにiPhone6の登場で上がった株価がApple Watchの登場で下落したと新聞に書いてありました。さもありなん。

また、何処ぞの高級時計屋のお偉いさんは、女性的でチープだと。入社したての若造がデザインしたようだと辛口批評したりもしてます。

でも、わしはむしろ好意的に見ておりますよ。

まず、デジタルガジェットとしてのデザインですが、
スマートウォッチ全てに言えることですが、こんなに小さいモニタで何を映すの?どうやって操作するの? という疑問が常にあるわけです。iPod nanoしかり。
つまり、UIがキモなんですよ。
そして多くのメーカーは、最近はやりのタッチパネルと高解像度液晶パネルに全ての解を見出そうと躍起になっていますよね。

それって、本当に正解なの?

ワシは違うと思うのです。
触るという行為は、小さい画面においては、隠すということに他ならない。
時分針がクロノグラフの30分(60分)計を隠すことにもイライラするあるぢゃですから、親父の太い指が画面をふさいで見えませんなんてインタフェースは露骨にイヤ~ッす。
じゃあ、どうするのさ? というと、
画面に頼らない入出力を考える。

一つは画面の外に入力パーツを付ける。側面にスイッチ類つけるとか。
あと、デバイス自体の動きで入力する。3Dマウスみたく?
あと、音声入力。これはジャイアントロボ時代の昔から大ありですね。
あと、カメラとかで外部の動きをサーチ。kinect?
その他、触覚以外のセンシング。

出力側は、
小さい画面だけでなく、
ホログラム(出来たらいいよね)、
音声応答、振動…etc。プロジェクターなどもありかもですが。

さて、Apple Watchに話を戻すと、
耐久性が問われそうでわありますが、画面の外にリューズ…デジタルクラウン?…が付いている。
これは大変な決断だったと思いますよ。スマートガジェット志向だけで良かったら、全くの邪魔なデザインになる可能性があるわけですから。今更テレビにチャネルダイヤルを付ける奴がいないのと一緒です。
でも、前述のとおりこの点がワシにとっては大きな評価点です。
(思うに次の世代では、側面にタッチパネルが付いて、スリスリで操作できるようになると思いますが)

あとはSiriさん。AppleはApple Watchの音声入力のためにSiriさんを作ったのではないかしらん?

各種生体系のセンサ類もいいですよね。後に書きますが、心拍数を相手に送信するなんて、おしゃれ過ぎてたまりません。(フィットネスよりなんぼか素敵!)

出力系はやはり画面だけでなく、音声や振動に一定の重みを置いていることが評価されます。
心拍数を画面表示で「80回/分」なんて出てもまるっと興ざめです。ドキドキが直に伝わるなんて…ガジェットありましたか?(たったそれだけのことですが、これって凄い可能性を秘めているわけです。筆者注:相手がいればという話ぢゃかの)

ウェラブルなデジタルガジェットというものは、本来、画面を見るなどしなくても使えなくてはいけないものだと考えます。あることを意識しないで、日常の何気ない動作の中に入り込んで、それでいてきちんと生活をサポートするもの。

さて、画面をタッチするだけではない新しいスマートウォッチはどんな夢を見せてくれるでしょうか?

…って、時計サイドからの話を書こうと思ってたのぢゃが。以下、次号ということで…