アートハウス

マンション管理のお仕事

福山駅南口の再開発にも打撃 章栄破綻に絶句 '09/1/22

2009年01月22日 | ブログ
 
民事再生法適用を二十一日に申請した章栄不動産(広島市中区)は、福山市のJR福山駅南口の東桜町(旧福山繊維ビル)再開発計画に参加している。中核市の玄関づくりを担う一大プロジェクトは、資金繰りを含め試練に直面することになった。

 章栄不動産の関係者によると、民事再生法申請は二十一日朝、金融機関との話し合いで決まったという。東桜町再開発計画に関して同社は「事前に連絡もできずに申し訳ない。再生計画は今後まとめるが、うちが東桜町の事業に参加することは現実的には難しい」との見通しを示した。

 予定地では、章栄が分譲する「ローズタワー」と呼ばれるマンションの基礎工事が進んでいる。事業主の福山駅前開発によると、章栄からの支払いは現段階で滞りはないが、二十億円を超すとみられる残債分の確保が完成予定の二〇一一年までに必要になる。

 「本当なのか」。駅前開発の寺田政則社長は破綻(はたん)のニュースに絶句。「急いで情報を集めなければ」と、事務所に詰めかける役員たちと協議に入った。

 羽田皓市長は「詳しい事情が分からない段階ではコメントできない」と驚いた表情。福山商工会議所の石井耕二専務理事は「景気低迷でマンション業界も厳しいだけに心配はしていた」と述べた。

 福山駅前では、アーバンコーポレイション(広島市中区)の破綻で伏見町地区の再開発計画も足踏み状態。準備組合の村上召一副理事長は「先行する東桜町が弾みを、と期待していたのに」。平和建設(福山市)の岡田吉弘社長は「厳しい波が備後にも来た感じ。福山で一番大きなプロジェクトを消してしまう衝撃と打撃は大きい。まちづくりを一から考え直すべきかもしれない」と話した。

【写真説明】民事再生法を申請した章栄不動産がマンション分譲を受け持っていた福山市の東桜町再開発計画予定地(2008年10月2日)

~中国新聞より




章栄不動産が民事再生法申請 '09/1/22

2009年01月22日 | ブログ
 広島都市圏のマンション分譲で地場最大手の章栄不動産(広島市中区、資本金8億円、田中常雄社長)が21日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。同社によると、負債総額は約292億円。営業は継続する。

 章栄不動産は1971年に「章栄商事」として設立。不動産の賃貸、管理事業を手掛けた。92年に分譲マンション事業に参入して「フローレンス」ブランドで積極的な分譲を展開し、2003年に現社名に変更した。

 これまでに中国地方や九州を中心に184棟、計約1万700戸を分譲し、広島都市圏では07年まで供給戸数が10年連続トップだった。06年に東京、07年には仙台市に営業拠点を設け、全国展開に乗り出していた。

 しかし、建築確認の手続きを厳格化した07年6月の改正建築基準法の施行や建材高騰で、マンション価格が上昇。さらに米国の金融危機を発端にした急激な景気悪化で、マンション市場が冷え込んだ。金融機関の融資姿勢も厳しくなり、資金繰りに行き詰まった。

 田中社長は22日付で辞任し、代わりに弟の田中荘厳副社長が社長に就く。


丸美「架空社債で38億円集金」債権者の会が告発

2009年01月21日 | 長谷工コミュニティ九州
 民事再生手続き中のマンション管理業「丸美」(福岡市)が架空の社債などで違法に金を集めたとして、債権者でつくる「丸美被害者の会」(森田英一会長)は20日、金融商品取引法(募集時の届け出義務など)違反容疑で、経営陣を月内にも捜査当局に告発する方針を明らかにした。被害額は少なくとも約38億5000万円に上るとしている。

 同法では、社債の販売対象者が50人未満で総額1億円未満の場合に限り、監督官庁への有価証券届出書の提出を免除される。

 同会などによると、2006年6月以降に発行された3種類の社債については有価証券届出書が提出されていないのに、それぞれ法定限度額の1億円を大幅に超えて少なくとも延べ約1000人に対して発行された。3種類の発行総額は約38億5000万円を上回るとみられる。

 うち2種類は「丸美堺筋本町ビル」の社名で発行されたが、所在地とされる東京都中央区には存在していない。丸美側は昨年10月に福岡地裁に提出した資料の中で、この会社が存在しないことを認めた上で、「役員就任を予定していた人から断られ、会社を設立しないまま丸美が投資事業の主体となった。社債募集方法自体に問題があったとまでは言えない」と釈明している。

(2009年1月21日 読売新聞)

ジョー・コーポレーションが民事再生法申請

2009年01月21日 | ブログ
 建設業のジョー・コーポレーション(松山市、中岡大起社長)は21日、民事再生法の適用を松山地裁に申請し、保全命令を受けた。負債額は約90億円。事業は継続する。
 信用調査会社によると、同社は1964年設立、2000年に中岡組から現社名に変更した。分譲マンション「サントノーレ」や住宅建設などを手掛け急成長。ピークの2006年12月期は売上高が341億円に上った。
 しかし、景気低迷による分譲マンションの販売低迷や、主要顧客でもあるパチンコ業者の建築需要の急激な冷え込み、建築基準法改正による建築確認審査長期化の影響などで経営が悪化。07年12月期の売上高は前年比28・4%減の244億円に落ち込んだ。米サブプライム住宅ローン問題を受けた不動産市況の悪化も重なり、資金調達が困難になった。
 関連企業では、ジョー・コーポレーション九州(福岡市)は清算を検討。マンション管理・不動産業のジョー・アメニティ(松山市)、複合商業施設ジョー・プラ(同)は継続するとしている。

~愛媛新聞より転載

2軍も「オリックス」に/穴吹工務店と契約終了

2009年01月19日 | ブログ
2軍も「オリックス」に/穴吹工務店と契約終了

 プロ野球のオリックスは19日、穴吹工務店(香川県高松市)との2軍スポンサー契約満了に伴い、2軍チーム名を「サーパス」から「オリックス・バファローズ」に戻すと発表した。

 サーパスは穴吹工務店の主力商品である分譲マンションの名称。穴吹工務店は2000年3月、オリックスと2軍のチームスポンサー契約を結んだ。運営はオリックスが行い、チーム名は当初「サーパス神戸」とし、06年から「サーパス」として活動してきた。

 県内でも「サーパス」のホーム試合として、ウエスタン・リーグの公式戦が開かれ、最近では昨年8月、サーパススタジアムで阪神戦2試合を実施。多度津工高出身の前田大輔捕手、阪神2軍で調整中だった今岡誠内野手らが出場した。

 穴吹工務店の広報室は「00年からスポンサード契約をさせていただいたが、自社ブランドの知名度向上など大きな価値があったと受け止めている。引き続きのご活躍を期待している」とコメントしている。

穴吹工務店とのファームチームスポンサー契約終了

オリックス・バファローズでは、2008年度の株式会社穴吹工務店とのファームチームスポンサー契約の満了をもって、契約を終了することとなりましたのでお知らせいたします。
尚、当球団のファームチームは、名称を“オリックス・バファローズ”として活動いたします。
また、株式会社穴吹工務店に対しましては、長期にわたるご協賛に感謝するとともに、今後も形こそ変わりますが、良好な関係を築き上げていきたいと考えております。
◆2000年~ 「サーパス神戸」として株式会社穴吹工務店がスポンサード
◆2006年~ チーム名称を「サーパス」に変更
◆2008年 スポンサード契約満了

再生手続き中の丸美、韓国リゾート会社の子会社に

2009年01月16日 | ブログ
 民事再生手続き中のマンション総合管理業、丸美(福岡市)の再生計画案の骨子が15日、明らかになった。丸美は、韓国でリゾート運営事業を手掛ける「イアン」の100%子会社となったうえで、ホテル事業を継続して再生を進める。

 イアンは丸美を100%増減資して、スポンサー企業となる。丸美が大分、熊本、鹿児島の3県で手掛けてきたリゾートホテルの会員権事業について、イアンはのれん代を7億5000万円と評価し、丸美に支払う。丸美はホテル運営を行い、のれん代を資本金や債権者への配当原資に充てる。また、分譲マンションの管理事業は、長谷工コミュニティ九州(福岡市)に5億8000万円で譲渡。賃貸物件の管理は、信用保証会社のオーロラ(名古屋市)などが設立する新会社に2000万円で譲り渡す。

(2009年1月16日 読売新聞)

横領:マンションの管理費、容疑で元会計責任者を逮捕 /鹿児島

2009年01月16日 | ブログ
 マンションの管理費を横領したとして、鹿児島中央署は14日、鹿児島市武岡5、無職、手塚幹男容疑者(64)を業務上横領容疑で逮捕した。08年12月末、管理組合から百数十万円の被害を訴える告訴を受理していた。余罪も追及する方針。

 調べでは、手塚容疑者は鹿児島市の「おつきやビルマンション管理組合」(樋口弘文会長)の会計責任者だった04年7月12日、管理組合の口座から約37万円を引き出し、横領した疑い。「借金の返済に充てた」などと話しているという。

 管理組合によると、管理費は鹿児島市中町のマンションに住む約35世帯から徴収した、修繕積立金など。管理組合が提訴した損害賠償請求訴訟で、鹿児島地裁は手塚容疑者に約2800万円の支払いを命じている。

毎日新聞 2009年1月15日 地方版


長谷工、30億円でニチモ子会社買収 マンション管理強化

2009年01月16日 | ブログ
 長谷工コーポレーションは15日、ニチモの全額出資子会社でマンション管理を手がけるニチモコミュニティ(東京・千代田)を買収すると発表した。子会社の長谷工アネシス(東京・港)などを通じ、全株式を約30億円で取得する。マンション管理などのサービス業務を強化したい長谷工と、子会社の譲渡益で財務基盤を固めたいニチモの思惑が一致した。

 ニチモコミュニティの株式を取得するのは長谷工グループの長谷工アネシスと不二建設(東京・港)。1月20日付でそれぞれ95%、5%の株式を受け取る。これにより長谷工アネシスグループで管理するマンション戸数は現時点比1割増の24万戸となる。
[1月16日/日経産業新聞]


穴吹工務店が最大300人削減 香川 

2009年01月15日 | ブログ
 分譲マンション建設、販売の穴吹工務店(資本金47億円、穴吹英隆CEO、高松市)が13日、同市内で記者会見し、急激な経営環境の悪化を受け、グループ全体で最大300人程度の人員カットを行うと発表した。

 発表によると、同社は平成22年度までに同社グループで計4459人(20年12月現在)いる従業員の約10%の削減を行う。削減の第1段階として来月10日までに希望退職者を最大約300人を募集。退職者には規定の退職金に加算金を上乗せ再就職支援も行うとしている。

 また、グループ全体で57人いる役員は同年度までに3割を削減。グループ全体で113人いる新卒者内定取り消しは行わないが、22年度の新卒採用は中止するという。

 同社を含む23のグループ会社は18社に再編。工務店本体に、経営コンサルティングを行うエイシィカンパニーグループや、情報提供サービスなどのA&Hデジタルサービスなどを統合する。

 人員削減やグループ再編の理由について、同社は「世界同時不況の影響を受け、昨年の後半以降、マンションの成約率が低下した」」などとしている。