1993年に放送された
『高校教師』を観るのは今回が初めて。
正直ここまでヘビーな内容だとは
思わなかった...。
物語の前半までは許容範囲内というか、
辛さはあるけれどまだ笑顔になれる展開だった。
でも後半の「実父に...」な部分が明るみに出る
辺りくらいから凄く重いムードに。
野島脚本では珍しいことではないし、
他の作品でもそこまでじゃなかった
はずなのだけど、なんだか本作は
非常に生々しく感じてしまって
ちょっとだけ気持ち悪いと思ってしまった。
でもその数々の毒気が
二人の周りに存在していたから、
教師と生徒の恋が儚い美しさを
放つことができていたんだと思う。
それと主人公が心情を吐露する
ナレーションでは妙な説得力があったり、
かと思えば泥臭くて刺々しい
オブラートに包まない台詞が
随所に散りばめられていたりして、
そんな不安定さに心を掻き乱されながらも
癖になるから不思議なドラマだと感じた。
【キャスト】
なにより二宮繭を演じた
桜井幸子さんの可愛さったらない!
キラキラした中にふとした色気や
物悲しさを感じる雰囲気がとても好き。
声も素敵。加えて当時19歳!
大人っぽいな...。
そして羽村隆夫を演じた真田広之さんの
繊細で情熱的で良い意味で普通のお芝居に
毎回胸を打たれたし、
回を追うごとに喜怒哀楽が
ハッキリしてくる様子も素晴らしかった。
それにあまりにもハンサムすぎて...(*´-`)
新庄徹を演じた赤井英和さんは、
某CMやモノマネが邪魔をして
5話目辺りまで登場する度に
笑いがこみ上げてしまった(^^;
でも体育教師の役にばっちりハマっていたし、
荒々しいけれど心があるキャラクターが
ちゃんと伝わってきたので無事に雑念は消え去った(笑)
藤村知樹を演じた京本政樹さんは、
本気で嫌いになりそうなくらいクズな役で
観ていてとても面白かった。
このキャラクターのバックグラウンドを想像すると、やってることは悪だけども
一概にはクズと言い切れない部分も
あるのかもしれないなと思った。
登場人物のほとんどが闇を抱え
その上タブーが盛りだくさんなので、
もう一度通しで観るには
少ししんどいドラマだった。
でもその中で比較的教師と生徒の恋は
真っ直ぐで儚いものだったので、
そんな所が当時受けていたのかなーと。
そして桜井幸子さんの初々しさや色んな表情が
観られるのは本作が一番だと思うので、
大好きな作品。
『高校教師』を観るのは今回が初めて。
正直ここまでヘビーな内容だとは
思わなかった...。
物語の前半までは許容範囲内というか、
辛さはあるけれどまだ笑顔になれる展開だった。
でも後半の「実父に...」な部分が明るみに出る
辺りくらいから凄く重いムードに。
野島脚本では珍しいことではないし、
他の作品でもそこまでじゃなかった
はずなのだけど、なんだか本作は
非常に生々しく感じてしまって
ちょっとだけ気持ち悪いと思ってしまった。
でもその数々の毒気が
二人の周りに存在していたから、
教師と生徒の恋が儚い美しさを
放つことができていたんだと思う。
それと主人公が心情を吐露する
ナレーションでは妙な説得力があったり、
かと思えば泥臭くて刺々しい
オブラートに包まない台詞が
随所に散りばめられていたりして、
そんな不安定さに心を掻き乱されながらも
癖になるから不思議なドラマだと感じた。
【キャスト】
なにより二宮繭を演じた
桜井幸子さんの可愛さったらない!
キラキラした中にふとした色気や
物悲しさを感じる雰囲気がとても好き。
声も素敵。加えて当時19歳!
大人っぽいな...。
そして羽村隆夫を演じた真田広之さんの
繊細で情熱的で良い意味で普通のお芝居に
毎回胸を打たれたし、
回を追うごとに喜怒哀楽が
ハッキリしてくる様子も素晴らしかった。
それにあまりにもハンサムすぎて...(*´-`)
新庄徹を演じた赤井英和さんは、
某CMやモノマネが邪魔をして
5話目辺りまで登場する度に
笑いがこみ上げてしまった(^^;
でも体育教師の役にばっちりハマっていたし、
荒々しいけれど心があるキャラクターが
ちゃんと伝わってきたので無事に雑念は消え去った(笑)
藤村知樹を演じた京本政樹さんは、
本気で嫌いになりそうなくらいクズな役で
観ていてとても面白かった。
このキャラクターのバックグラウンドを想像すると、やってることは悪だけども
一概にはクズと言い切れない部分も
あるのかもしれないなと思った。
登場人物のほとんどが闇を抱え
その上タブーが盛りだくさんなので、
もう一度通しで観るには
少ししんどいドラマだった。
でもその中で比較的教師と生徒の恋は
真っ直ぐで儚いものだったので、
そんな所が当時受けていたのかなーと。
そして桜井幸子さんの初々しさや色んな表情が
観られるのは本作が一番だと思うので、
大好きな作品。