景色

とおりすぎていく日々のなか
景色のなにかが
わたしに触れる

守る

2016-10-11 | weblog

猛暑をのりこえ
街路樹のイチョウはボロボロ銀杏を落とし
みあげれば羊雲
やっと秋の気配を実感している

関東からはキンモクセイの香りの便りがあったが
こちらはまだまだだ

秋刀魚も食べた
柿も食べた
次は鍋だな

朝の冷え込みも実感するようになり
毛布の用意もしなければ

先日の連休は衣替えをしたが
またまた見覚えのない服がでてきた

いつ買ったのか完全に記憶から消えている
そう、ひと昔以上前と同じ現象だ

なにかを埋めるように買い物に走ったんだ
すべての感情と行動をなかったように
記憶から消去できる
脳ってすごいなと
またまた感嘆している
そうやってワタシを守っているんだ
ワタシがワタシを守っている

ワタシを守るのはワタシだ