景色

とおりすぎていく日々のなか
景色のなにかが
わたしに触れる

同じ

2010-12-25 | weblog
いつも同じ交差点で立ち止まり
いつも同じビルを見上げ
いつも同じような景色に見とれているようだ

ミラーガラスでおおわれたビルがふえている
反転された景色が好きだ
見上げないと気づかなかった
空の色を
白い雲を
信号待ちをしていると
映画のワンシーンをみるかのように
ビルのガラスをスクリーンにして
ワタシに気づかせてくれる

カウントダウン

2010-12-23 | weblog
毎日カレンダーとにらめっこ
何度となくカレンダーに目をやり
なすべきこなさねばならぬことを
ひとつひとつこなしていくだけ
という毎度の年末進行の日々に入った

12月の仕事は終わった
残るは超苦手な家事ばかりだが
いやなこともマニュアル化していくことで
なんとかこなしていかねばならない

体を動かしていないと
身が持たないという状況でもある
家事も年賀状つくりもほっといて
山歩きに出るほうがワタシは開放される
ワタシは自由だ、どこへでも行けると
実感できなければココロも体も
身動きできなくなりそうだ





初雪

2010-12-16 | weblog

am4:00 福岡市の初雪を観測と朝のニュースで聞いた
今日は霙だったり粉雪がちらついたりと
氷の世界で身が縮まった感じがする

今年の冬は厳冬の予報がでているので
久しぶりに厚手のオーバーコートを着ているが
まだまだ体が慣れなくてとても重たい
前立てが比翼仕立てで、とても好きなこのコートは
どんな寒風も防いでくれる

厚手カシミヤマフラーを首にぐるぐる巻けば
防寒体制はばっちしだけれど
皇帝ペンギンの歩く姿ではないだろうかと
わが身を想像して笑いが出る

新 冷血
戸田はあっさり逮捕されてしまった
高村女史が連載前のインタビューで語っていたように
捜査過程はこれでもかこれでもかとねちっこく語られていく
照柿を思い出す
ツル棒というシロモノは名称は知らなかったが
見たことはあるもので、これから見る目が違ってきそうだ

エアロなる言葉も初めて知ったとたん
街でみかける車を見る目も違ってきた
<改造車エアロ車駐車お断り>
なんぞという看板のコインパークは
個人的におおいに受けた





ペット

2010-12-13 | weblog
師走らしい渋滞の日々が始まった
でもしかしこの十数年
同じ道を同じ時間帯に移動しているが
渋滞の度合いは景気のバロメーターということを実感する
さほどのことではない、渋滞も
中州のタクシーの行列がもっとも顕著だろう

忘年会もいまや楽しくもなんともない
ただのお付き合いと化してしまったが欠席する根性もない
上司を取り囲んでの宴席の付き合いの時間が
たとえ飲み放題の酒をかっくらっても
実に無駄なもったいない時間だと思い始めている

週末の忘年会の席でとんでもないことがわかった
参加者全員-ワタシ以外がペットを、全員が犬を飼っていた
そして犬談義ドッグフード談義が喧しく延々と続いていた

アホか
バカか
と一人毒づくワタシは酔っていたかも

ブックオフで杉浦日向子先生の百物語壱・新潮コミックを
105円コーナーでみつけた、心臓がキュンとなった
初版本だ、黄色く変色した本が愛おしい

ポイント

2010-12-10 | weblog
おばさんはポイントが好きだ
ポイントを貯めるのが好きだ

イヤ、おばさんのみならず
商品の割引よりもポイントのほうが
九州人は好きらしいという某大手デパートの
九州初出店にさいしてのリサーチ結果で
来年3月のオープンを控えて
ポイントカードの発行促進のためにキャンペーン展開をしている

ワタシももちろんポイントを貯めることが好きだ
貯まったポイントを貯金のように錯覚し
ぐふぐふと一人ヨロコンデイタ

貯まるいっぽうのはずのポイントが
なぜか減っていく
摩訶不思議な現象が起こっていた

ポイント3倍キャンペーンだ5倍キャンペーンだ
といわれたらつい買い物にはげみ
せっせせっせとポイントを貯める信号だけが点きっぱなしで
ポイントを使うという信号が脳細胞にはなかったようだあぁ
哀しいかなおばさん根性

減っていくポイントに不審をもち調べてみたら
なってこったい
期限切れのため失効してしまったポイントの羅列ではないか

ワタシのすることって
こんなもんなんだろう

舌平目のムニエルといえばおフランス料理の定番だ
こちらではクツンゾコ
お間抜な顔で判断してはいけない
皮はパリッと身はほろっと最高のお味だ



年末進行 last

2010-12-01 | weblog
師走だ
一年最後の月の始まりだ
これから毎日予定表とにらめっこしながら
ひとつ一つ用事をすませていかなくては

最寄の駅の二本の欅にも電飾が点く、今夜から
今日は電飾の取り付けをしていた
電飾の取り付け工事をみるのがとても好きだ
気が遠くなるような作業だ

恒例のwalkingも山歩きもずいぶん慣れてきた
無理せずマイペースですこしづつ距離を伸ばし
きつくなったらタクシーを呼べばいいさ
途中で引き返せばいいさと
のんびり始めたがほぼ一年で自分のペースができあがった

近場のwalkingは2キロから4キロ、6キロと距離が伸びたが
物足りなさを感じるようになり
うれしくてついグフグフ笑いがでる
山歩きは6キロがちょうどいい
帰宅してからの家事にも差し支えない程度にしておこう

先日はいつもの林がやけに明るいと感じた
そっか、紅葉も終わりすっかり落葉した雑木林は
こんなに明るいんだとあらためて気づいた
鳥の姿もみつけやすい
声はすれども姿はなかなか見つけられなかったが

鳥の声も一つ一つ覚えていこう
フイーフイーと初めて聞いた
是非ともお姿も拝見したい、きれいな鳥ではないか