振り向けばカジュアルウォーターII

某ゴルフサイトで連載していたコラムの続編です。

No.51 役割分担

2005-10-03 | ゴルフ
首里城


【今週の1枚】首里城
沖縄のシンボル的な存在となっている首里城。現在の建物は、太平洋戦争で壊されてしまった城を復元したもの。我々は、このような歴史的建造物が消えてしまうようなことをしてはなりません……。
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日本女子オープンは宮里 藍プロの圧勝という形で幕を閉じました。一人別の試合をしているような、そんな貫禄まで受けました。最終日は2万人以上のギャラリーが入ったとか。テレビで観ていましたが、あれだけギャラリーが入った女子ツアーの試合は観たことがなかったですね。

その裏であまり目立ちませんでしたが、日本プロシニア選手権が開催されていました。上位には尾崎健夫プロ、室田 淳プロ、中嶋常幸プロ、青木 功プロ、そしてこれがシニアデビュー戦となる倉本昌弘プロらの顔ぶれが並び、そうそうたる顔ぶれによる試合になっていました。

しかしテレビ中継は最終日の1時間だけ。これだけのプロが上位争いをしてても取り扱ってもらえないというのがなんともさみしい限り。ジャンボこそいませんでしたが、男子ツアーの黄金期を支えたプロ達ががんばっているのだから、もう少し扱いがよくなってもいいんじゃないかという気がします。

ジャンボが出場したら変わるんでしょうかねぇ。レギュラーツアーで戦いたいというのもわかりますが、シニアツアーはシニアツアーでもっと盛り上げていかなければなりませんし、出場を検討してもらえたらいいんですけどねぇ。

アメリカのシニアツアーのメジャー戦に招待されても出ないぐらいだから難しいんでしょうか。アメリカシニアツアーも、ノーマンらが出場したり、かなり豪華な顔ぶれになってきています。そろそろレギュラーツアーは後進に譲ってもいい頃合いなのではないかという気がします。

譲るという言い方はあまりよくないかも知れませんが、男子ツアーの低迷は、今の選手達がファンを引きつけるだけの魅力が足りないというのが最大の要因であり、そのためにはこれからの10年を背負う選手達の力でどう盛り上げていくかを考えなければならないでしょう。そこに必要なことは、それぞれのカテゴリをそれぞれの人が担うこと。いまはそれができていないような気がしてなりません。


 from Manabu **Springwater** Shimizu
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