【今週の1枚】小石川後楽園
12月に入ってもまだ暖かい日が続き、東京の紅葉は例年よりかなり遅くまで楽しめました。たくさんの紅葉の写真を撮ったのに、ほんの数枚しか紹介できないのが少々残念。そんな中で撮影した不思議な1枚。空をバックにした葉はほとんど色がないのに、木によって光が遮られている部分だけ鮮やかな色が……。小さくてわからないという方は壁紙コーナーをどうぞ。 → 壁紙
2004年もいよいよ残り数日。新聞や雑誌では恒例の「今年を振り返る」という企画が掲載されていますね。どれを見てもだいたい一緒で宮里藍プロの史上初となる10代での獲得賞金1億円がトップになっています。
さて、個人的に今年を振り返ってみて、ゴルフ界のニュースを3つ挙げてみましょう。まずは第3位。トッド・ハミルトンが全英オープンで優勝したことですね。これまでも日本人、あるいは日本のツアーの選手がメジャー大会で活躍したことはあります。ブライアン・ワッツがその典型的な例でしょうか。それでも優勝者はまだいなかった。
それが今回、エルス、ミケルソン、ウッズを敵に回しての優勝。これは、日本のツアーの選手でもメジャーで優勝できるということを証明した、歴史的な優勝だと私は感じています。丸山茂樹プロなどのUSツアー参戦選手にもいい刺激になったのではないでしょうか。
第2位は青木功プロの殿堂入りです。有識者などによる投票で決まる殿堂入り。これまで何度もノミネートされては落選してきました。それがとうとう今年実現したわけです。樋口久子プロに先を越されましたが、日本人男子としては初の殿堂入りは、これもまた歴史の1ページだと思います。
では第1位。私は宮里プロよりもこちらをトップに挙げたい。ミケルソン、マスターズ優勝で初のメジャータイトル獲得。これまでずっと応援してきて、何度も何度も期待を裏切られ、ひょっとしたらこのままメジャー無冠で終わってしまうのではないかと思われたミケルソンがようやく勝ちました。
これは素直にうれしい。しかもマスターズというのがさらにうれしかった。世界最強のサウスポーと言われながら、マスターズではウェイアーに先に優勝され、その称号もウェイアーに譲ってしまうのか?という雰囲気があった中での堂々の優勝。ほんとに長~く待たされました。
今年のミケルソンは、他のメジャー大会でも優勝争いにからみましたし、このマスターズ優勝で、1つの呪縛が解き放たれたんじゃないかなという気がします。USツアーではビジェイ・シンが史上初の1000万ドルプレーヤーになりましたし、エルスもワールドランキングで一時ウッズを抜くなど、シン、ウッズ、エルスという時代になりそうな気もしますが、私はここにミケルソンとグーセンを加えた5人による争いを期待しています。
ぜいたくを言うなら、そこに丸山プロをはじめとした日本人プロが加わってくれるとなおいいんですけどねぇ。近い将来、そういう時代になりそうな、そんな予感がしますね。楽しみ楽しみ。
今年の振りカジIIはこれで終了です。ちょっと先週1週休んでしまいましたが、また来年も週一でがんばりたいと思います。来年もよろしくお願いします。みなさん、よいお年をお迎えください。
from Manabu **Springwater** Shimizu
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