振り向けばカジュアルウォーターII

某ゴルフサイトで連載していたコラムの続編です。

No.15 最短距離

2005-01-18 | ゴルフ
イルカ


【今週の1枚】イルカ
ターゲットめがけ、いままさに大ジャンプを行うイルカ。その瞬間、人間の目には捉えきれない、躍動する体と水の芸術……。きらめく水を身にまとったその勇姿、この画像の大きさではわかりにくいのが残念。 → 壁紙
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#期間限定でテンプレート変えてみました。しばらくしたらまた戻します……

足を痛めてしまいました。大事をとって数ヶ月はゴルフ封印……。練習にも行けない……。暖かくなったらラウンドだ!!(;_;)

さて、ここのところプロゴルフの話題ばかりですが、今回も取り上げなければならないでしょう。そう、ソニーオープンの丸山茂樹プロの活躍。いやぁ、惜しかった。最終日インに入った段階で勝ったと思ったんですけどねぇ。

しかし、実はエルスが10アンダーでホールアウトしたとき、ちょっと嫌な予感はしてました。プロゴルフの試合を見ていて、先に上がった選手のスコアが最低ラインになるわけで、それがかなり離れた数字の場合はいいんですが……。現状のスコアに近い場合、それが逆効果になるシーンをいくつか観てきました。今回はそのパターンだったのかも知れません。

決してそのスコアがプレッシャーになったというわけではないと思いますが、最低10アンダーで上がらないと優勝はないというのは、どこか無意識に感じていたはずです。それが後半のパットにつながったのかなぁと。試合後、パットの調子が悪かったと丸山プロ自身が言ってましたが、そこまではそんなに悪くなかったわけで、まさに最後の9ホールに棲む魔物に魅入られてしまったかなと。

それにしても、3日目のホールインワンを含み、65ホールまではトップだったわけです。ワールドランキングトップのビジェイ・シン、そして最終日爆発的なスコアを出した、ワールドランキングナンバー3のアーニー・エルス。こういった選手を向こうに回しての優勝争い。惜しくも3位にはなりましたが、確かな手応えをつかんだんじゃないでしょうか。

USツアー初優勝のときは、トッププレイヤーがいなかったからだとか言われ、ツアー3勝しても、昨年は優勝なし。メジャーでもあまりいい成績が残せていない。しかし今年はこの序盤からいいスタートが切れたわけで、ツアー4勝目はおろか、メジャーでも活躍してくれそうな気がします。

日本から賞金ランキング上位の選手が毎年メジャーに挑戦しますが、やはりいちばん近くにいるのは丸山プロなわけで、今年のメジャー大会が本当に楽しみになってきました。


 from Manabu **Springwater** Shimizu
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