コリフェア・・・・・・・・・・・・安藤 操
コリフェオ・・・・・・・・・・・・川瀬幹比虎
コリフェオ(語り)・・・・・・・・浦野智行
指揮・・・・・・・・・・・・・・・齋藤栄一
演奏・・・・・・・・・・・・・・・オルフ打楽器アンサンブル
アフロディーテの勝利とカルミナ・ブラーナのダブルビルでしたが,病後だし,ミレナリオに行く予定もあったのでアフロディーテだけ見てきました.もしかするとあたくしが一番好きな合唱曲です.
昔はケーゲル・ライプチヒぐらいしか録音がなかったのですが,最近はかなりの数のトリオンフィ録音がありますね.
フルオケでなく,アンサンブルと言うことでかなり萎えーでした.
編成はpf4台に鍵盤打楽器多数(シロフォンなど)その他の打楽器もっと多数でした.従ってチューニング無し.
ピットが狭いのでpfの3台はフルコンサートでしたが,一台は短い物でした.
オルフの三部作ではアフロディーテが最も物語性が強く,全体としてエピタラムになっているのですが,新国のカルミナとは異なり,振り付けに物語性がほとんど無いので,リブレットを知らない人には分からないのでは?
(´ー`* )))) あ~ん♪合唱がPAで増幅されている,しかもスピーカーの位置が高いので,不自然に聞こえる.
なのに肝心のコリフェオ(語り)がはじまるとPAは切られてしまい,聞き取りにくい.
とにかく変拍子の繰り返しで「振りにくそう」「合わせにくそう」な曲ですが,コロスもダンスもよく合っていました.ただし,やはりオケではないので響きに違和感は否めませんでした.
終幕のコロスが「あーーーーーーーー!!」と悲鳴を上げた後の一瞬の沈黙.PAの残響がスピーカーから流れて台無し.
合唱まで声を転がす難曲ですが,流石はオルフの専門団体,よく歌ってました(PAは不要だったのでは?)
ただし,弦も菅も無いのにアンサンブルの響きは結構良かったです.
次回は是非フルオケで聴きたいです.
トリオンフィの踊り付き版初演とのことですが,以前上演された記憶があるのですが常森寿子さんが出演していたと思います.
ロビーには愛地球博で展示されたというオルフと日本の関わりに関するパネル展示があり面白かったです.プロメテウスに和太鼓を使ったのも来日が縁だそうです.
この曲はエピタラムだし,歌詞もそれなりにいやらしいのだから,もっと妖艶な踊りのほうが似合っているような気がしました.
とにかく次回は是非ともフルオケで聴きたい.
終演後鬼嫁TD嬢とミレナリオへ.
あまりの混雑にさっさと抜け出して居酒屋へ.
今日で今年の舞台鑑賞は終わりです.
年明けは新国の「白鳥湖」2連続,マールイ「眠り」のバレエ三連発ではじまります.
よろしゅうございました。
ミレナリオは近くに寄り付くだけで2時間とか。
なんなの?レミング現象?って感じで自己嫌悪になりそうなので、ねえさまには似合いませんですことよ。
ところでPAで増幅されたコロスって。
なんだかね。
想像するとちょっと間抜けである。
最近「肉体の力」信奉者になってしまったので、タカラヅカとかミュージカルで頭骨にこっそりマイクを貼り付けているのを観ると・・・ちょっぴり思うものがあります。
ただ、音楽を商業ベースに乗せるってことは、現代社会においてはメチャメチャ重要なことだとはわかっています。
なので、大きな箱で上演する(=たくさんお金を集める)ためには増幅されないと全く意味がありませんから、あれは必要なんでしょうね。
バレエ初心者なので、白鳥は初。わくわくドキドキ。(初バレエはコッペリアでした。)
来年は椿姫→白鳥、と濃い路線で参ります!
お姉さま、待っててくださいねふぉ~~~~!