柳田 功ニュース

政治結社 皇嵐社の運営するブログです。
日本で今起きていることや歴史のことなどを独断と偏見で日々綴っています。

アメリカの深慮遠謀

2006年12月24日 | Weblog
昨日12月23日は天皇誕生日だったがもう一つ私たち日本人が決して忘れてはならない特別な日である。いわゆるA級戦犯と呼ばれている昭和殉難者7名の方々が処刑された日である。アメリカ占領軍は将来天皇誕生日として国民が国を挙げてお祝いをするであろうこの日を処刑の日に選んだのである。毎年昨日は心ある人々は皇居に参賀した後池袋サンシャインビルの陰にひっそりとた佇むこの碑にお参りをし感謝の意を捧げるのだ。この地に殉難者の碑があることは意外に知られていない。最近の右翼などは皇居に参賀したあと靖国神社に参拝すれば終わり、こう考えている人たちが多いと聞いている。右翼たるものこの碑の存在を知らなくてどうする!私はこういいたいがこれもまた時代なのであろうか?さて天皇誕生日のこの日にアメリカが処刑をしたその影にはどんな思惑が隠されていたのであろう。それは天皇誕生日に浮かれる日本人の心のどこかで欝として楽しめぬ何かを。こう考えていたに違いないと私は思う。アメリカは日本の占領政策を戦争が始まる前からシュミレートしていたと聞いた事があるが、そう考えるとアメリカという国は凄い国である。こんな国と戦って勝てるはずもないとしみじみ実感せざるを得ない。それにしても将来の天皇誕生日にこの日を…いやな国である。しかし逆に考えれば平成の御世の繁栄はこの7人を初めとする昭和殉難者があっての事。そして靖国に眠るあまたの英霊の賜物。天皇様の誕生日を祝い昭和殉難者のお御霊にお参りをする。何の矛盾も無いはずである。心ある国民の皆さんそして右翼民族派を任ずる貴方、どうか12月23日はこういう日であることを決して忘れないで欲しい。感謝のために。




    渋谷歌壇
         繁栄の 陰にひっそり 碑の建ちて
         天長の 佳節にゴスペル 流る街
         ゴスペルの 流れし町の 空騒ぎ
         ゴスペルの 胸打つ響き 聖夜かな
         何事の 空騒ぎなる 聖夜とは
         悲しみの 尚増す今日の 聖夜かな
         異教徒の 聖歌流れる 大八州

         戦犯の汚名のままに朽ち果てし御霊の祭りあるを忘るな
         天長の佳節寿ぐ今日の日は礎なりし人の御祭り
         ご聖断下りて今日の世のあるを平成の民たって忘るな