柳田 功ニュース

政治結社 皇嵐社の運営するブログです。
日本で今起きていることや歴史のことなどを独断と偏見で日々綴っています。

当然の帰結。されど・・・

2007年02月28日 | Weblog
最高裁判所は「君が代伴奏拒否」裁判で教諭の訴えを棄却し、有罪を確定させた。
これは国家として当然の帰結であろう。
国民に教育を施す先生が国家への忠誠心を養う教育をしないで、誰がするのかということだ。
ところが、本最高裁法廷の裁判官は5人で、うち4人が棄却の意見で一人は無罪の意見だったという。これは由々しき問題であろう。
その一人、藤田宙靖(ときやす)裁判官は「斉唱への協力を強制することが本人の信念・信条に対する抑圧となることは明白。伴奏命令と思想・良心の自由の関係を慎重に検討すべきだ」との反対意見を述べた。
5人のうち、たった1人といえども最高裁判所の判事に、こういう反国家的人間が存在することは大問題でる。
忠魂碑裁判・靖国裁判などでも地方裁判所・高等裁判所の中に反国家的裁判官が見受けられたが、国民が国を愛するのであればこうした裁判官には即刻やめてもらわねば日本の将来は危うい。
国旗や国歌に敬意を払い国家を愛するのは、国民として最低の義務である。
その最低の義務を弁えないものが裁判所の判事が勤まるわけがない。
また、こうした教師がいる学校では生徒たちに満足な教育が出来るはずもない。
家族を愛し、地域をや学校を愛する、ひいては国を愛する心、これらを知らない国民が蔓延しては国は滅びる。
更に言うならばこうした教師や裁判官がいる国を恥じずにいられることが、いかに危険なことであるかを国民は認識せねばならない。
私たち国民がやらねばならぬことはただ一つ、これらの反国家的分子を教育の場や法廷から引き摺り下ろすことではないだろうか。
罷免の権利は国民が有する。
彼らをいつまでも放置してはならない。百害あって一利なしとはこのことを言う。


      渋谷歌壇
          犬を抱き 身動きできぬ 春うらら
          春来たり 都会の地べたに 芽吹く草
          山菜の てんぷら浸し 春の味
          店先に 並ぶ春の菜 魚かな 
          うきうきと 買い物うれし 春の午後
                            狂竜

目論見外れ!

2007年02月27日 | Weblog
昨日はせっかく書いた記事をミスで消してしまってかなり気落ちをしていましたが、今日は気を取り直してかきます。
さて、今回の出頭劇の中で私は一つの計画を立てて行ってきました。
それは22日間の読書計画でした。
まず、読みたい本のリストアップをして家にあるものは家で、ないものについては書店で購入をと。
そこでまず購入したのが
山崎豊子さんの「二つの祖国(上・中・下巻)」
浅田次郎さんの「椿山課長の七日間」
花村萬月さんの「百万遍 青の時間(上・下巻)」
ほぼ日刊イトイ新聞刊「金のいいまつがい」「銀のいいまつがい」
内山高典さんの「日曜日の遊び方・手作りの味・塩辛づくし」
集英社刊 「広辞典」
の計10冊
家からは
三浦和義さんの「NEVER」
三浦良枝さんの「Lover」
林眞須美さんの「死刑判決は『シルエット・ロマンス』を聴きながら」
あとは運動関係の書物を数冊
これにプラスして捜査に当たった深川署公安代理のKさんお勧めの
吉村昭さんの「仮釈放」
以上の本を22日で読破する予定で行ったのですが…なんとも計画はあくまでも計画であって実現するには問題が生じてしまいました。
これを問題とするとお叱りを受けるかもしれないのですが、22日の予定が半分に縮められてしまいました。
すでに、ご承知のように昨23日に強制的に社会復帰をさせられてしまい、目論見はあっさりと頓挫してしまったのです。
それでも一番の目的であった「二つの祖国上・中・下」の3巻は読むことが出来ました。
この小説は山崎豊子さんが渾身の取材を日米で続けて完成させた、事実に基づくものです。内容はというと大東亜戦争(日米戦争)開戦によって日本とアメリカとの狭間で苦しい立場におかれた日系二世の親子・兄弟。恋人・二世同士の葛藤を描いた物語でした。
これを読んで考えさせられたのはアメリカがいかに有色人種への差別を繰り返してきたのか、また東京裁判がいかに欺瞞にあふれたものであったのかということでした。
さらに驚きの発見はアメリカ人の中にもあの東京裁判が、勝者が敗者を裁く報復的なものであるということを、弁護人として法廷で堂々と闘った人がいたということでした。
この小説自体は以前一度流し読みをしていたものを、もう一度読みたいと思っていただけに満足でした。
浅田次郎さんの「椿山課長の七日間」については、留置場で読むには向いていません。何故ならば浅田さんのものは大体が泣かせる作品が多いからです。タイトルを見た時は多少コメディーチックなものと勝手に勘違いしてしまった私が馬鹿でした。
それともう一つ林眞須美さんの「死刑判決は『シルエット・ロマンス』を聴きながら」ですが、言うまでもなく林さんはいわゆる和歌山カレー事件の犯人とされて死刑判決を受け、現在も裁判を闘っている人です。
この本は彼女と娘さんたちが交わした、獄中書簡を一冊の本にまとめたものです。これもまた一度読んでいたので判っていたのですが、涙なくしては読めない一冊でした。留置場で読むには同囚の目が気になって、花粉症のふりをして読みました。
大失敗だったのは「金のいいまつがい」「銀のいいまつがい」の2冊でした。
このタイトルを目にしたとき私の脳裏に横切ったのは「ひょっとして俺がいままでいい間違いだったと思い込んでいた言葉は本当は『いいまつがい』だのではないか」ということでした。
ところがこの言葉というのが、糸井重里さんの娘が言った言葉だそうで、1~2ページめくったところで「騙された」と気がついたのです。詐欺です。もう読む気にはなれませんでした。
取調べの合間に留置場で読めたのはったこれだけでした。
本音を言うともう少し置いてもらってもっと本をゆっくり読みたかった、ですが早めに出られて皆さんに喜んでいただいたことを考えると罰が当たりそうです。
そんな訳で大きく目論見が外れた読書計画でした。

     渋谷歌壇
         雪もなく 客足のない スーキー場
         文来たり 暖冬喜ぶ 囹圄かな
         パソコンに 向かって怒鳴る 馬鹿オヤジ
         ITに 染まらぬといい つい染まり
         更新が 終わり一服 なお美味し
                         狂竜         
          

大失敗!

2007年02月26日 | Weblog
たった今1800文字ほどの更新をしましたが、サイトが開けませんという画面が出て仕方がないので更新のところをクリックしたらすべて消えてしまいました。
今朝盟友の蜷川正大氏から更新の失敗を聞いたばかりでしたが、自分は大丈夫だろうと何の対策もせずにやってしまいました。
次回からは一度コピーをしようと学習しました。
もう書く気力が残ってないし、内容も書いたそばから忘れてしまうので無理です。
一応渋谷歌壇だけは簡単に似たようなのが作れるので更新します。
ブログ本格復帰と意気込んで書いただけに残念です。
明日また気力を充実いさせて挑戦したいと思います。

     渋谷歌壇
         寒戻り ようやくホッと する昼餉
         襟を立て 街を闊歩の たのしさよ
         例年の 寒さの声に 安堵する
         隙間風 吹き込みうれし 我が庵
         なべ囲む 夕べがきたと 家人言い
                         狂竜
                     

皆様ご心配をおかけしました。

2007年02月26日 | Weblog
お陰さまで2月23日無事社会復帰を果たすことが出来ました。
ネットもその日のうちに復帰をする予定で帰ってきましたが、何と11日間電源を入れないでいたら接続が出来なくなってしまいました。
これはしばらく使ってないから不具合が生じたとばかり思い込んでいましたが、エッジの会社WILCOMにパソコンを持ち込んで見てもらったら簡単なミスでした。
アナログオヤジがよくやるミスのようでした。
そんな訳で今日からネットにも復帰できることになりましたので、宜しくお願いします。
社会不在の間はパソコンに触れないことがひじょうにストレスと感じるようになり、こんな私でもネットにずいぶん毒されていたことに唖然としてしまいました。
しばらくの間は何かと多忙になると思いますので、柳田功ニュースも毎日の更新となると難しいかもしれません。
それでも何とか一日も早く毎日の更新が出来ますように頑張ります。読者の皆様におかれましては旧倍のご贔屓のほどをくれぐれもお願いを申し上げます。
事件の顛末については追々書いていきたいと思いますが、捜査当局や間に入って示談を進めてくださった某親分に迷惑をおかけしない程度、ということにする予定です。
では復帰第一声はこれくらいにしておきます。
色々とご心配をしてくださった皆様、特に酔兄には一方ならずお世話になりましたことこの場を通じまして御礼を申し上げます。

  渋谷歌壇
        俳句
        江戸前の 東風流れ込む 獄舎かな
        早春と 思えぬ風か 温き床
        早春賦 例えに使えぬ 温き今日
        江戸情緒 残せし木場の 春の獄
        春の午後 手枷の取れし 腕軽く
        深川の 木場の香りか 春の午後
        病葉の 散る暇なき 新芽かな
        東風吹きて 潮香りたる 木場の獄
        解きはなる 我が身も重き 春の夕
        川柳
        軽くなる もろ手をさすり 着く家路
        番号で 呼ばれし十日 偲ぶ夕
        二十二番 我が深川の 呼称なり
                        狂竜

お知らせ。

2007年02月13日 | Weblog
本日2月13日からしばらくの間出張します。
私たちの世界での出張はいろいろありますが、今回の出張の顛末は帰ってきたらこのブログで公開します。
恐らく99パーセントの確立で最長22日間で戻れると思いますが、その間またこの「柳田功ニュース」はお休みとさせていただきます。
戻りましたらまた毎日の更新を目指してやっていきますので宜しくお願いいたします。
では行ってきます。


   渋谷歌壇
        旅立ちの 支度も終えた 茶の美味さ
        明日からの 旅の夢見し 冬の夜
        わが妻と 歩みし冬の 午後の道
        明日からは 小さな空の 暮らしなり
        すぐ帰る 妻に言い置き われは行く
                         狂竜

奉祝・紀元の佳節

2007年02月11日 | Weblog
今日は紀元節。言うまでもなく神武天皇が橿原の地において即位なされた日です。各地で祝祭の行事が開催されているはず。また紀元節のこともいろいろな方のブログで紹介されているはず、私のところでは紀元節の歌をご紹介したいと思います。


            紀元節の歌

 

   作詞 高崎正風  
   作曲 伊沢修二



   雲に聳(そび)ゆる 高千穂の

   高根おろしに草も木も

   なびきふしけん 大御世(おおみよ)を

   仰ぐ今日こそ たのしけれ



   海原なせる 埴安(はにやす)の

   池のおもより 猶ひろき

   めぐみの波に 浴(あ)みし世を

   仰ぐ今日こそ たのしけれ



   天(あま)のひつぎの 高みくら

   千代よろずよに 動きなき

   もとい定めし そのかみを

   仰ぐ今日こそ たのしけれ



   空にかがやく 日のもとの

   よろずの国に たぐいなき

   国のみはしら たてし世を

   仰ぐ今日こそ たのしけれ




   渋谷歌壇
        青空も 今日の佳節を 祝うよう
        樫原の 地に神たちて きょうのある
        諸人が 祝う紀元の 佳節かな
        皇孫の 祝う八千代の 国開き
        開闢の 皇が御世に 感謝せり
                         狂竜

皆さんご無沙汰です。

2007年02月03日 | Weblog
しばらく休刊が続いてますがお許しください。
住居移転と移転先の事故で再度の引越しを迫られたうえ、私の個人的事情が重なり再刊が遅れています。
エッジ導入でネットはできるようになりましたが、私の個人的事情がそれを更に遅らせる結果となってしまいご迷惑をおかけしています。
私の個人的事情とはまったく馬鹿げたことですが、いずれにしてもすべてが済んだらここで明らかにしていきたく存じます。ところで、今日は節分ですがみなさんは豆まきなどを済ませたでしょうか。
日本の古き伝統ですが子供が大きくなって豆まきもしなくなったご家庭も多いことでしょう。斯く言う私もその一人で今日は歳の数だけ豆を口の中に放り込んだだけでした。
どうかこの年の難が追い払われますことを祈ります。
また少しの間休刊しますがお許し願います。


  渋谷歌壇
       鬼やらい 父の追われし 今宵かな
       高層の 空から聞こゆ 鬼は外
       外套の いらぬ温さの 節分会
       追難式 払う難多の 我が家かな
       福入れぬ 内に閉めたる 窓を開け
                          狂竜