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★元阪神タイガース・井川慶投手応援ブログ★

OP戦初登板

2007-03-06 10:50:36 | 井川慶
井川ほろ苦デビュー 押し出し含む3四球で2失点(MAJOR.JP)
First Shot~井川乱調も、松井が援護射撃(MAJOR.JP)

1回0/3、2安打、3四球、2失点、3奪三振。
OP戦初登板となる5日のタイガース戦は、井川にとってほろ苦デビューとなってしまいました。
まったく映像を見ていないのでなんとも言えないのですが、3四球ってのがね...。しかも押し出しだもんなぁ。2回途中で40球という球数の多さも気になります。省エネピッチングで好投した紅白戦と比べると明らかに内容は悪いですが、3つのアウトすべてが三振というのがある意味井川らしいというかなんというか。

「真っ直ぐとスライダーはよかったが、もうちょっとチェンジアップを精度よく投げられれば違った。全体的にはよかった」
「前回(の紅白戦)では球数があまり投げられなかったけど、今回はいっぱい投げられた。ストライクゾーンの確認もなんとなく分かってきた」

といういつもの前向き発言ですが、実際のところはどうなんだろ。初登板の課題は、ストライクゾーン(特に高低)の確認だと前日に言っていたので、それができたのならよかったんだけどね。でも、いくらなんでも押し出しはちょっといただけない。投げながら確認しつつ、その試合の中でどれだけその審判のゾーンに合わせられるかが大事だと思うんですが。メジャーは審判の数も多いだろうし、例え今日の審判の特徴がわかったとしても次にいつ当たるかもわかんないし、もしかしたら二度と当たらないこともあるんじゃないのかしら。
日本とメジャーで異なるのはなんといっても先発投手が1試合で投げる球数でしょうね。中4日で投げるには1試合の球数は100球が目処になるので、今日のようなピッチングではとてもじゃないけど5回まで持たないでしょう。その辺が立ち上がりが悪いけどスタミナはある井川にとっては不利なんだよね。日本にいたときは、たとえ立ち上がりが悪くて失点しても尻上がりによくなっていって、なんとか7回120球3失点くらいに収めることができたんだけど、メジャーではそういう帳尻はできそうにないなぁ。こりゃ防御率は覚悟したほうがいいのかな?

「緊張というか、もうちょっと集中して投げたらよかった」
「久しぶりのデーゲームだった。前回は曇りだったので、デーゲーム対策を考えたい」

おいおい、集中してなかったのかよ!(笑)
そして、苦手のデーゲーム対策ね。またグラサンかけて投げるのか?日本よりも断然デーゲームが多いわけだから、そこをマジでなんとかしないとえらい目にあいそうな気がするよ...。
あ、どうしよ。なんかめっちゃ不安になってきた...。

次の登板は10日のパイレーツ戦だそうです。また今日みたいな内容だったら、あらんじ泣いちゃうぞ!とりあえず、2イニングは投げきってくれー。


【追記】
あっという間の40球 途中降板にも前向き(MAJOR.JP)

>右打者の内角を再三攻め、ほとんどがボールとコールされた。

うーむ、井川の生命線とも言える右打者へのクロスファイヤーを取ってもらえなかったらかなり苦しいのでは?メジャーは外角に甘くて内角に厳しいって言うからなぁ。
あ、どうしよ。ますます不安になってきた...。

※YouTubeに動画上がってました。→Kei Igawa Debut