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★元阪神タイガース・井川慶投手応援ブログ★

納得できない継投策

2005-06-29 11:23:31 | 井川慶
阪神14-4広島

納得できない。全然納得できない―。
井川のピッチングに対してではない。昨日の継投に対してです。もちろん、井川のピッチングに満足してるわけでもないけれど。
5回1/3、101球、2点リード。何でこんなイニングの途中で井川が降板しなけりゃならないわけ?

6回表に勝ち越して4点リードで迎えた6回裏。いきなり先頭前田に内野安打、続く絶好調新井に2ランを浴びて2点差に詰め寄られる。その後も不運なヒットが続き、結局6回途中で球児にマウンドを譲ることになった。
私は間違いなくこの回は井川に最後まで任せるべきだったと思う。いや、この回だけではなく、せめて7回までは行かせるべきだったし、井川だってそれくらいの気持ちはあったと思う。101球ですよ?まだまだ投げれるに決まってるだろ!6回だってまともな当たりは新井のHRくらいじゃないの?もちろん、味方が点を取った直後の失点はよくないと思うけど、今の新井は球児からさえもツーベースを放つくらい絶好調なんです。そこは割りきって、まだ2点リードしているという考えで良かったと思う。その後のヒットなんて、あんなもんラッキーヒットですよ。まあ、井川のフィールディングの悪さもどうかと思うけどさ。
きっと、あのまま続投ならあそこからギアチェンジして、バシッと抑えてくれていたはず...と信じたい。少なくとも限界ではなかったと思う。
ここまでは井川ファンの勝手な考えと思ってもらって結構です。

仮に、あのまま続投で打たれたとしよう。それはそれで別によかったと思う。いや、よくはないけれど、同点くらいまでならOKだったと思う。もし、あの時点まで黒田が投げていれば、2点リードを守るためには確かに交代もやむを得なかったかもしれない。でも、黒田は負傷により5回でマウンドを降りていた。たとえ井川が同点にされたとしても、広島の中継ぎ陣を考えたら、打線の奮起を期待できたはず。実際、14得点の大差で勝利することになった。結果論っていえばそうだけど、打線との兼ね合いももっと考えて欲しい。
なんで岡田監督はもっと先発陣を信用しないんだろう?井川が信用をなくしているのは本人のせいもあるけど、井川だけじゃない。杉山にしてももっと長いイニングを任せてもいいと思う。

ここまで書いたけど、私が井川を続投させて欲しかった一番の理由は、球児に投げさせたくなかったからです。どう考えても登板過多でしょう?ちなみに、ここまでの球児の登板試合数は41試合で両リーグでトップです。いつ見ても投げている印象がある巨人のシコースキーですら36試合です。やっぱり多いよ...。
2003年に中継ぎでフル回転した安藤のシーズン成績と、これまでの球児を比べると、

 安藤 試合数:51 投球回数:61   球数:978 (140試合)
 球児 試合数:41 投球回数:48 1/3   球数:783 (73試合)

73試合ということはちょうどシーズンの半分です。単純にこの数字を倍にしたら、えらいことになってしまいますよ。岡田監督は今のペースのまま球児を使い続けるつもりなんだろうか?だとしたら、めちゃめちゃ心配です。今、一番いなくなって困るのは球児でしょ?もっともっと大事に使ってよ!江草にしたって、昨日の試合で使う必要がどこにある?!きっと本人もまさか自分が投げるとは思ってなかったんじゃないかなぁ。サジッキーに2回投げさせるべきだ!
とにかく、もっと中継ぎの役割分担を明確にしてほしい。そうしないと、中継ぎ陣も心の準備ができないでしょ。そして、先発をもっと引っ張る勇気も必要だと思う。