阪神8-3巨人@甲子園・1塁アルプス
ついにやってきた八木選手の引退試合の日。せっかくチケットを持っていた8日の試合が中止になり、当日券を求めて甲子園に向かいました。着いたのは12時半頃でしたが1塁アルプスが残っていたので、その列に並びました。11時発売開始だったのでわりとすぐに買えたのはよかったのですが、開門が3時ということでそれまでダイエーに行ってお昼ご飯を食べたりして時間をつぶしました。
3時になって1アル入場門に並びにいったのですが、忘れてました!そう、先着1万名様にポスター配布してくれるってことを!かなり列が長かったので諦めていたのですが、入口付近まで来た時にまだ配っているのが見えたので「よっしゃ!」とガッツポーズをしたのも束の間、私の5人くらい前で終了してしまいました・・・。しょぼーん。
球場に入るとすでに阪神の練習中で、しばらくすると八木さんがフリーバッティングに登場。こうして八木さんの練習風景を見ることができるのも今日が最後かと思うと無性に寂しくなり、しばらくその風景を見つめていました。
試合前に赤星のタイガース月間MVP?だったかな?の授賞式があり、たくさんの賞品を受け取っていたのですが、その中でメグミルク1年分だかなんだかの受賞の際に、でっかいメグミルクの模型みたいなのを赤星が抱えている姿がかわいくておもしろかったです。牛乳たくさん飲んで大きくなれよ~みたいな。でも、今さら飲んでもちょっと遅いか。
さて、試合開始です。始球式は長男の亮介くん、そしてバッターは八木さん。その光景を見ただけですでに目頭が熱くなってきました。見事、亮介くんが八木さんから空振りを奪って、2人で同じ歩調でベンチに帰っていく姿がなんとも微笑ましかったです。
いざ試合が始まると、1回から阪神のペースで着実に得点を重ねていきました。まあ、巨人はほとんど2軍メンバーみたいなもんでしたからねぇ。6回に満塁でピッチャーに回ってきたときに、「ここで神様来るか?!」と思ったら、リンくんでした。初めてリンくんのバッティングを見ましたが、初球を積極的に打っていい当たりのセンターライナーで、今後に期待を持たせてくれる打席だったと思います。
7回はあっさり三者凡退で、いつになったら八木さん出してくれるのかと不安になってきました。どんでんったらもしかして9回があるとか思ってんじゃないだろーなと。大量点で勝ってるからこのまま行けば9回裏はありませんからーーー!残念!どんでん斬り!!!なんて冗談言ってる場合じゃなくなってきましたよ・・・。
さあ、いよいよ8回。先頭の藤本になんとしてでも塁に出てもらって、ランナーを置いた場面で八木さん登場!といきたかったのですが、空気を読めない藤本があえなくショートゴロで凡退。まあこればかりは仕方ありません。そして、ついに岡田監督がベンチから出てきて代打を告げ、球場にうぐいす嬢のアナウンスが響き渡ります。
「バッター安藤に代わりまして、八木。バッター八木、背番号3」
球場にこのアナウンスが流れると同時に、ものすごい歓声とカメラのフラッシュ。バッターボックスに入る八木さんの姿を見ただけで、すでに涙腺が緩んでしまいました。球場全体で八木コールが起こり、ヒッティングマーチが始まります。当たり前ですが、今日一番の盛り上がりです。その大歓声の中、0-2からの見逃せばボールくさい球を八木選手は見事にライト前へ運びました。八木さんらしい渋いヒットに、スタンドはより一層の盛り上がりを見せました。
9回表、そのまま1塁の守備についた八木さんは3つのアウトにすべてからんで、最後にピッチャーゴロの球を久保田くんからしっかり受け取り、ゲームセット。ついに、18年間の現役生活にピリオドを打つこととなりました。
試合終了後、バックスクリーンのオーロラビジョンで八木選手の入団からこれまでの軌跡をダイジェストで振り返りました。その後も鳴り止まぬ八木コールの中、ベンチから出てきた八木さん。巨人の仁志選手と阪神の今岡選手、そして3人のお子さまたちからそれぞれ花束を受け取り、それからあいさつが始まりました。もう甲子園のバッターボックスに入ることはないと言った時、いつも飄々としていた八木さんが涙で言葉に詰まってしまいました。ファンへの感謝の言葉を聞いたときは本当にうれしかったのと同時に、こちらこそありがとうという気持ちでいっぱいでした。涙が止まりませんでした。
グラウンドを1周し、最後にみんなで胴上げされる八木さんを見て、本当にこれで最後なんだ・・・と寂しくなりました。
もう二度と「代打、八木」のコールを聞くことはできません。HMを唄うこともできません。何より、グラウンドでプレーする八木さんの姿を見ることはもうできません。18年間という長い間、阪神タイガースというある意味特殊なチームでプレーすることは、私たちにはわからない気苦労もたくさんあったと思います。本当にお疲れ様でした。そして私たちにたくさんの感動を与えてくださって、本当にありがとうございました。しばらくはご家族とゆっくり過ごしてくださいね。そして、いつかまた縦縞のユニフォーム姿の八木さんにお会いするのを楽しみにしています!本当にありがとうございました☆
♪いざ行かんや 萌え立つ大地に さあ八木裕が 勝利をめざして
ついにやってきた八木選手の引退試合の日。せっかくチケットを持っていた8日の試合が中止になり、当日券を求めて甲子園に向かいました。着いたのは12時半頃でしたが1塁アルプスが残っていたので、その列に並びました。11時発売開始だったのでわりとすぐに買えたのはよかったのですが、開門が3時ということでそれまでダイエーに行ってお昼ご飯を食べたりして時間をつぶしました。
3時になって1アル入場門に並びにいったのですが、忘れてました!そう、先着1万名様にポスター配布してくれるってことを!かなり列が長かったので諦めていたのですが、入口付近まで来た時にまだ配っているのが見えたので「よっしゃ!」とガッツポーズをしたのも束の間、私の5人くらい前で終了してしまいました・・・。しょぼーん。
球場に入るとすでに阪神の練習中で、しばらくすると八木さんがフリーバッティングに登場。こうして八木さんの練習風景を見ることができるのも今日が最後かと思うと無性に寂しくなり、しばらくその風景を見つめていました。
試合前に赤星のタイガース月間MVP?だったかな?の授賞式があり、たくさんの賞品を受け取っていたのですが、その中でメグミルク1年分だかなんだかの受賞の際に、でっかいメグミルクの模型みたいなのを赤星が抱えている姿がかわいくておもしろかったです。牛乳たくさん飲んで大きくなれよ~みたいな。でも、今さら飲んでもちょっと遅いか。
さて、試合開始です。始球式は長男の亮介くん、そしてバッターは八木さん。その光景を見ただけですでに目頭が熱くなってきました。見事、亮介くんが八木さんから空振りを奪って、2人で同じ歩調でベンチに帰っていく姿がなんとも微笑ましかったです。
いざ試合が始まると、1回から阪神のペースで着実に得点を重ねていきました。まあ、巨人はほとんど2軍メンバーみたいなもんでしたからねぇ。6回に満塁でピッチャーに回ってきたときに、「ここで神様来るか?!」と思ったら、リンくんでした。初めてリンくんのバッティングを見ましたが、初球を積極的に打っていい当たりのセンターライナーで、今後に期待を持たせてくれる打席だったと思います。
7回はあっさり三者凡退で、いつになったら八木さん出してくれるのかと不安になってきました。どんでんったらもしかして9回があるとか思ってんじゃないだろーなと。大量点で勝ってるからこのまま行けば9回裏はありませんからーーー!残念!どんでん斬り!!!なんて冗談言ってる場合じゃなくなってきましたよ・・・。
さあ、いよいよ8回。先頭の藤本になんとしてでも塁に出てもらって、ランナーを置いた場面で八木さん登場!といきたかったのですが、空気を読めない藤本があえなくショートゴロで凡退。まあこればかりは仕方ありません。そして、ついに岡田監督がベンチから出てきて代打を告げ、球場にうぐいす嬢のアナウンスが響き渡ります。
「バッター安藤に代わりまして、八木。バッター八木、背番号3」
球場にこのアナウンスが流れると同時に、ものすごい歓声とカメラのフラッシュ。バッターボックスに入る八木さんの姿を見ただけで、すでに涙腺が緩んでしまいました。球場全体で八木コールが起こり、ヒッティングマーチが始まります。当たり前ですが、今日一番の盛り上がりです。その大歓声の中、0-2からの見逃せばボールくさい球を八木選手は見事にライト前へ運びました。八木さんらしい渋いヒットに、スタンドはより一層の盛り上がりを見せました。
9回表、そのまま1塁の守備についた八木さんは3つのアウトにすべてからんで、最後にピッチャーゴロの球を久保田くんからしっかり受け取り、ゲームセット。ついに、18年間の現役生活にピリオドを打つこととなりました。
試合終了後、バックスクリーンのオーロラビジョンで八木選手の入団からこれまでの軌跡をダイジェストで振り返りました。その後も鳴り止まぬ八木コールの中、ベンチから出てきた八木さん。巨人の仁志選手と阪神の今岡選手、そして3人のお子さまたちからそれぞれ花束を受け取り、それからあいさつが始まりました。もう甲子園のバッターボックスに入ることはないと言った時、いつも飄々としていた八木さんが涙で言葉に詰まってしまいました。ファンへの感謝の言葉を聞いたときは本当にうれしかったのと同時に、こちらこそありがとうという気持ちでいっぱいでした。涙が止まりませんでした。
グラウンドを1周し、最後にみんなで胴上げされる八木さんを見て、本当にこれで最後なんだ・・・と寂しくなりました。
もう二度と「代打、八木」のコールを聞くことはできません。HMを唄うこともできません。何より、グラウンドでプレーする八木さんの姿を見ることはもうできません。18年間という長い間、阪神タイガースというある意味特殊なチームでプレーすることは、私たちにはわからない気苦労もたくさんあったと思います。本当にお疲れ様でした。そして私たちにたくさんの感動を与えてくださって、本当にありがとうございました。しばらくはご家族とゆっくり過ごしてくださいね。そして、いつかまた縦縞のユニフォーム姿の八木さんにお会いするのを楽しみにしています!本当にありがとうございました☆
♪いざ行かんや 萌え立つ大地に さあ八木裕が 勝利をめざして