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炎のロマンス  

2012-02-23 | 漫画

 この間、ひさしぶりに古本屋に行き、

上原きみ子さんの「炎のロマンス」復刻版を、全巻衝動買いしました。

初読みは、小学生だったと思います、改めて読んだら幼稚かなーと考えていましたが、

まったくの杞憂で、説得力さえ力強く感じ、すっかり 瞳が窓ワールドの虜になりました。

 

かつら、とるよあしたから・・

 

主人公、亜樹と、南の島の王子、れどびぃの恋物語・・

 

でもね、この話は、この二人より、サブに位置する、もう一人の王子、ルイの存在が大きいのです。

そう、まどマギのほむらのごとく。

 

 

 こんなシーンまったく覚えてなかったんでびっくりしました。

しかし簡単に亜樹につきとばされるルイ、

この頃は、彼女に対しての愛は皆無です、ただ、れどびぃを苦しめたいだけ。

 

催眠術で、あやつられるルイ

 

 

 

なんだかんだとかばいあい、助け合うようになる亜樹とルイ、

 

そしていつしか、亜樹に対し、

づらさえ、はずして歩こうという愛が芽生えるのです。

 

 

亜樹は、この南の島を守るために人身御供になる決心を・・

嬉しそうなルイ!

 

 

しかしいろいろあって、ルイも、亜樹の幸せを一番に考える愛を選ぶのです。

新たな女王候補の女の子もなかなか魅力的です。

ちなみに ルイは、フランス国王の名前からと聞いたことがあります。

最終巻は怒涛の勢いで、話が収束していくんですが、ラストではこの南の国、

悪名高き国連にも加盟しています。