た の た の に っ き

北松戸のフリースクール たのたのじゅくの日記を公開します。どんな人々が訪れ、どんな学びが展開されるのか ご期待下さい。

今日の出前授業は,「松戸市小金原一丁目子ども会」

2006-08-22 | 出前授業
今日の出前授業は,「松戸市小金原一丁目子ども会」の要請だ。
場所は,根木内小学校のなかにある根木内タウンスクール。
これ,名前だけみると,いかにも新しい施設というイメージだが,
何のことない,学校の空き教室だ。だから,当然,冷房施設など
なく,気温30度以上,教室の中は,親子合わせて40名近く。
だが,今日は,「ドライアイスであそぼう!!」だ。暑さは,ぶっ
飛ばせだ。今年の夏の出前授業は,この「ドライアイスであそぼう!!」
が実に多かった。
今回は,時間が3時間以上の時間があったため,新しい実験も
いくつか取り入れた。その一つに,「サラダ油のなかにドライアイス
を入れると,モクモク(ケムリ)は出るか?」という問題と,
「無水エテノールによるマイナス79℃の世界」。そして,「雲づくり」
マイナス79℃の世界では,バナナやレタスを凍らせてみました。花が
あると良かったんだけれど,用意できませんでした。ちょっと残酷だけど,
金魚や昆虫を入れると凄いんだよね。まだ,やったことがないが・・・。
何かの本によると,「凍った金魚を再び,解凍するとまた,元気に泳ぎだす」
ということがあるが,あれは,液体窒素を使った場合かな?
とにかく,あっという間の3時間半だった。
昨年のドライアイスの出前授業の様子です。
http://www.geocities.jp/tanojyuku/demae/demae001.html

「あがーと日記: 虫めがね」にトラックバックです。

2006-08-22 | ネットワーク
あがーと日記: 虫めがねにトラックバックです。

なるべく大きな口径で,出来たら焦点距離が20cmぐらいの
虫めがねを使用して下さい。これなら,これなら焦点距離が
あった時点ですぐに,黒い紙を燃やすことが出来ます。
また,なるべく太陽が真上の状態なら,紙と虫メガネを地面に
置いて,徐々に虫メガネを上に上げさせて,「紙の上に,小さな
明るいマルを作るんだよ」と指導してあげると,うまく焦点合わ
せのコツが習得できますよ。
あと,時間があったら,暗い部屋の中から明るい外をレンズを
透して,紙を燃やすときのように焦点距離をあわせて下さい。
そのときに,反転した総天然色の外の景色が紙の上に映し出し
た時,感動ものです。

ペットボトルで水鉄砲

2006-08-19 | 出前授業
今日の午後は,出前授業。柏地域子ども教室(たのたの工作&実験クラブ)を
酒井根西小学校で行なった。28名と10人ほどの親,スタッフ4名,中学生の
ボランティアが5名ほど,総勢50人ほどで「空気と水の不思議」と題して
実験や水てっぽう・人間ポンプ・ウォータートルネードなどを行なった。
人間ポンプはホントに面白い。「ここ,覗いてみなよ」といって,水道管
の先に顔が近づけた瞬間に,「ピュー」と水を噴出す。
子どもたちはなんどか挑戦していくうちに,みんな水を噴出すことが出来る
ようになった。次は,水鉄砲(ペットボトルの蓋を画鋲で開けたもの)で,
標的落とし。トイレットペーパーにぶら下がっているおもりを落とすゲームだ。
なかなかうまくトイレットペーパーに水鉄砲の水が当たらない。だから,
どんどん前に出てくる。次は,誰かまわずの水鉄砲交戦。
いや,中学生ボランティアが意外とさめており,本気になって子どもたち
と水鉄砲で交戦しない。常に安全地帯で留まっている。
で,子どもたちは,僕を狙って応戦してくる。
だが,僕は,バケツに水を貯める係りをしていたから,当然,水ホースを
持っている。しかも,今回のために新調したストレートから霧吹きまで
好みの水量を調節できるヤツだ。最初は,霧吹きで応戦していたが,敵は
なかかな怯まない。猛然と応戦してくる。中には,ペットボトルの蓋を取った
やつや,バケツの水をそのままかけるヤツもいる。どうも,1対20以上は
分が悪い。で,とうとうホースの水量をストレートに。これは,物凄い。
あっという間に,ビシャ濡れだ。だが,怯まない。さすが,柏の子どもだ。
まあ,子どもたちの殆どは初めから水着なので,どんなに濡れようが大丈
夫だ。
最後に,2リットルのペットボトルの水をより早く出す競争。ベコベコに
なるぐらいに,押しまくる子も。また,うまくトルネードを作り出す子も。
まあ,そんなこんなで,ビシャ濡れになった1日だった。

世界で使われている代替エネルギー

2006-08-17 | 出前授業
ひょんなきっかけで,国土交通省から仕事の依頼を受けた。
あるイベント会社からのヘルプだったが,当日の講師が
決まらずに,僕に廻ってきたというわけだ。
で,中身は,国土交通省 関東地方整備局 関東技術事務所が
管理する建設おもしろテクノ館
で,来館した親子に対して,
「世界で使われている代替エネルギー」のテーマに沿って
質問に答えるということだ。

8月26日(土)9:30~16:30
 建設おもしろテクノ館【多目的広場】にて。
場所はここ。http://www.ktr.mlit.go.jp/kangi/traffic/trafic01.htm 

まあ,ヒマな方は,冷やかしに来てくれ。

ザリガニ捕り

2006-08-16 | ネットワーク
「坂川に清流を取り戻す会」の主催する「夏休み坂川あそび」に昨年につづき参加した。今回は,28名の子どもたちが参加してくれました。午前中は,古ヶ崎あたりの坂川で,水質検査と木船によるライン下り(実は,ロープで引っ張るのだが・・・今回は,ロープ引き係をやったので,ちょっと腰が痛かった・・・)
お昼に,「坂川に清流を取り戻す会」の人たちが作ってくれたカレーライスを頂いた。こういうイベントに参加すると,お昼が出してもらえるのがうれしい。その後,旭中学の裏の用水路で,ザルガニ釣り。もう,ほとんど入れ食い状態。今年はそんなに大粒は居なかったが,量は昨年以上取れた。しかも,今年はドジョウやウシガエルのオタマも取れた。女の子は,直接ザリガニに触るのは怖いらしく,釣り上げたザリガニもバケツの中にうまく離すことが出来ずに,バタバタと道路に落としてしまうが,怖くてバケツに戻せない子が何人かいました。

松戸宿坂川献灯まつりの出店

2006-08-09 | ネットワーク
今日は天気の良くて,松戸宿坂川献灯まつりの出店は
好評でした。僕ひとりだったために,スライムづくりで
手一杯でしたが,サソリの標本やウォータートルネード
が評判が良かったです。低学年の子もトルネードで竜巻
づくりを楽しんでいました。残念ながら,商品は500円
だったためか,あんまり売れませんでしたが・・・
見世物だと割り切れば好評です。


わくわくひろばで出前授業(太陽エネルギーを利用する) 

2006-08-07 | 出前授業


午後からちょっと雲行きが怪しくなってきた。昨日まではとってもいい天気
だったので,ちょっと残念。
今日は,2時から,新松戸のあかしや学童クラブとわくわくひろばの子どもたち
と,太陽エネルギーについて授業した。
最初は,虫めがねと凹面鏡を紹介した。凹面鏡の中に指を入れさせて,飛び出す
虚像を見て,びっくり。そして,空中に浮かんでいるケロちゃんを取ろうとしても
取れない不思議な現象を楽しんでもらった。また,「でこぼこって知ってる?
漢字で書ける?」と質問すると,国語辞典で調べてくれる子もいた。
その後,虫めがねを使って,紙を燃やす実験とほくち作りをした。ほくち
作りは,大きな炎が出て,タオルが燃えるのを見て楽しんだ。
その後,わくわくひろばに移動。30人は超える人数。用意した虫めがねは10個
しかなく,交代しながら自分で描いた模様の紙を燃やした。そのあいだに,



ステンレスボールに,黒く塗った空き缶の中に水をセットして太陽光を集めた。
最初,26℃だった水は,1時間ほどで,42℃になった。もっと時間をかけて
太陽光が強ければ,60℃ぐらいになるだろう。
そして,紙の代わりに,黒いストロー燃やし。lこれは,燃えるというよりも
すぐ穴が開くので,とても面白い。新しい遊びを発見できた。










ドライアイスであそぼう!!

2006-07-17 | ものづくり


「夏だ!!夏だ!!」ということで,今年も恒例の「ドライアイスであそぼう!!」
のたのたのものづくりスクールを行なう。
今年の夏の出前授業もこの「ドライアイスであそぼう!!」は人気1番だ。
今回は,バリエーションも増やして,「ぱっくんしょ」と「スプーン泣き」
が増え,「ドライアイスてっぽう」は,紙コップをかぶせて,破裂音が
大きくなったことと,天井にぶつからない工夫が出来た。
さて,久しぶりに,ボラホッソーが手伝ってくれて,報告記を書いてくれたので,
ご披露します。

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やっぱ夏といえばコレだ!!

僕が最初に来た時もこれだった。そうドライアイスだ。それから2年。
あのときとは違って今日は雨模様。多分後に降ると思うが…
そういう涼しい中ここ、たのたのでは24人の大盛況で熱い!!
僕は動きにくいので写真撮影オンリーです。



   ドライアイスを触って見よう

触ってもヤケドしないよ。怖いイメージぶっ飛ばせ。
  
ドライアイスを観察してみよう

このまま放置してくとどうなるの?結果は溶けた
  
水の中に入れよう。

爆発するのか?はたまた解けるのか?それとも?結果はボワボワと煙と
共に凄いことになった

   パッカンポッコン、ドライアイスのおもちゃ。

フィルムケースを使ったちょっとした癒し?

5,4,3,2,1ボーカン。ドライアイスロケット

フィルムケースにドライアイスを入れてフタすると・・・


 
火災発生!ドライアイスの塊隊出動!! 
 
ロウソクに火が付いた。ヒーロー、ドライアイス隊消すんだ。見事に鎮火する。
この応用が消火器です。
 
 ドライアイス+水を飲んでみよう

ゴクンゴクンゲッポこれは炭酸だ。腕を加えるならばクエン酸とかいれてラムネ
にしちゃうとか

  最後のフィナーレ、シャーベット作り

新感覚?その辺のアイスとやっぱ違う。さすがドライアイス。後味に炭酸味が残る。



       ・・・参加者の様子・・・

ドライアイスに対して危機感を感じる子どもがいなかったことに対して僕びっくり
です。やはりロケットの時はいつ爆発するのかという危機感の中じっと見てる子ども、
爆発音に悲鳴を出す子ども、あの時は激しかった。サイダーの時はどこからなく
「まずぃー」と言う声がチラホラ。
そしてシャーベット作りはみんな面白く白い煙に触れたりできるのを楽しくみてました。
そして食べてる時が一番、良い顔をしていたのがやはり印象だった。(本当のことを言
うと、食べたいという感情があったりもしていた自分)

                        (記 ホッソー)






ふしぎな石 じしゃく

2006-07-08 | 出前授業


アシスタントをしてくれた「わくわくひろば」の榎本さんが7月1日・8日と
松戸青少年会館で行なわれた「わくわく科学教室」の様子を報告してくれました。
いつもながら,いいテンポの記事を書いてくれます。ありがとう。

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また、わくわく科学教室のアシスタントをしました。
今回は「磁石」がテーマ。

2週連続コースだったのだけど、前回の2回にも来てくれた子は
教室に入るなり、「たのたの~~~!」と話しかけている。
いいね、いいね。すっかり親しまれてるね!

前回、むしめがねを持ってきてと言われただけあって
何度もむしめがねを使ったことを覚えてる子ども達が
今回は磁石を持ってきてと言われたので
さっそく磁石を「たのたの」に見せにくるのだ。
そして、机の上の物、目に入る物、あれやこれやに
自分の磁石をくっつけてみている。
もちろん、全部、授業が始まる前の出来事。
つまり、授業はもう半分クリアした様なものだ。
みんな、磁石に興味津々、「その気」になってるって事。
「たのたの」は、慌てて石を片付ける。「ネタバレしちゃうよ!」



予想外(?)に子どもにもお母さん達にも受けたのが「ライトスコープ」。
簡易顕微鏡の、ライト付き、というところがミソかも。
机の上のもの、紙、印刷された字、石、指、服…
手当たり次第覗いて見ては「すっげー!!」の連発。
いいね、いいね、それだけでも来た甲斐があったね、と思っちゃう。
(お母さん達に、自分のお肌は見ない方が良いかも、とアドバイスしたら
 受けてたみたいだけど。)

お金は磁石に付くのか?
どんな金属が磁石に付くのか?
何しろ、実践で試していくのだから、わかりやすい。




でも
私自身、磁石について詳しいわけでも何でもないから、
教室の中で、「磁鉄鉱にホチキスの針はくっつくか?」という質問に
混乱してしまう。ナンデソンナコトキクノ?
磁鉄鉱に磁石が付くのはわかった。
スチール缶に磁石が付くのを実験したのといっしょね。
でも、スチール缶にホチキスの針が付くか、なんて聞かなかったよね。
だいたい、付くわけないし。
どういう意味?と悩んでいたら
たのたのの質問に、お母さんが答えた。曰く
「付くと思う。磁鉄鉱の「じ」は磁石の「じ」だから。」
あ…なるほど、そういう意味か。
スチール缶と違って、磁鉄鉱は単に磁石が付く、だけではなく
それ自体が磁石ってことね!!
うわぁあ、私って小学校1年生レベル、こんな事がピンと来ないなんて。



今回の「磁石シリーズ」はおまけが豪華だった。
(いや、むしめがねの時もカメラだから豪華だったんだけど
 自分がおもしろいと思う物の方が嬉しいもんで。)

1日目のお土産は、クリーニング屋でくれる安いハンガーに
フェライトマグネット(ドーナツ型)を通したもの。
ハンガーを縦に持って、コツを覚えて回すと、
フェライトマグネットがくるくると回りながら少しずつ落ちていく。
下向きの重力と、磁力でハンガーの針金にくっついていたい力が絶妙なの。
このマグネットに、飾りの紙を付けさせるたのたの。
私から見るとこれが、フィギュアスケーターが
両手片足を広げて優雅にスピンしてるところなの!!
もう、これは私のお気に入り!!

2日目のお土産は、スライム。普通のと、砂鉄入り。
スライムは、要は冷却剤の中身と似た物らしい。
それならスライムをジップのついたビニール袋にいれて、冷蔵庫に入れとけば
冷却剤そのものじゃん!
砂鉄入りスライムは、……なんて言おうか、
強い磁石を近づけると、砂鉄が反応して、角を出すんですよ~。
で、その角の前で磁石を左右に動かすと、その角も動くんですよ~。
生き物みたいなんですよ~。
おもしろいんだけど、何か、背中がゾワゾワするこの動き方には
見覚えがある…何だっけ?!
そこに、先ほどのお母さんの声:「これ、なめくじみたい!」
……それだ。それ。


千葉県民の日 ものづくりスクール

2006-06-15 | パソコン


今日は,千葉県民の日 だから,恒例のたのたのものづくりスクールを
開催しました。
今回は,午後からあいにくの雨模様。事前広報が足りなかったか?
ちょっと人数の少な目になってしまった。が,「どちらに転んでも
しめた」と,少人数なりで,ゆっくりとした対応ができました。
まずは,「今日はこんなものつくるよ」と事前に作成したCDホーバー
クラフトを見せて,ちょっと遊んでもらった。
その後,フィルムケースのなかに1円玉を入れて,ストローでその1円
玉を浮上させる実験をしました。1円玉にスカートをはかせると見事に
浮上しました。
次に,風船の口にストローをつけて膨らましてから離すと,くるくる
まわりながら飛んでいったのが面白かった。
CD盤に両面テープでフィルムケームで固定し,空気が出る穴をあけ,
フィルムケームのふたの部分に,風船をつけて完成です。
風船に「空気いれるのたいへん」と,息継ぎが難しい。
「いい,息を吸って」「はい,思い切り息を吹いてね」と声をかけるが,
「吸って」ときに,息を吐いたり,「吐いて」というときに息を吸ったり
して,なかなかバランスよく風船を大きく膨らませるのは大変。
「CD盤に絵を描いてごらん」
「なに描いてもいいの?」「金色や銀色のポスカで塗ろう」
と各自,凝った模様を書いてくれました。

次は,ドラえもんの道具の一つの空気砲の作成。
ペットボトルの底の部分をカッターで切り取るのが,難しかった
みたいです。低学年だと,あまりカッターは使わないものね。
「風船の口の部分を切ってね」というと,「もったいないな」
切り取った部分に,風船が割れないように,ガムテープを巻く。
そして,口の部分を切り取った風船を被せて出来上がり。
風船を伸ばすのに一工夫。低学年だと,力が入らない。

空気砲が出来た後は,的づくり。前回のやじろべいをおなじものを
作成。もう一つは,紙テープをハンガーにつけたもの。

見えない空気の粒が,的に当たったときに,動くのが面白いです。
お互いの顔に当てたりして遊んだ。空気砲だと,水てっぽうや
パチンコや吹き矢と違って,あたっても痛くないし,それに
濡れることがないのでいいですね。

久しぶりに,みゆきちゃんがお手伝いに来てくれた。ありがとう。
また,お手伝い よろしくね。

 











先週に続いて、「わくわく科学教室」のアシスタント

2006-06-12 | 学び場


先週に続いて、「わくわく科学教室」のアシスタント。
恐るべし、たのたのさんの「切羽詰まり度」、雨は回避!!
朝の青空は、正午前に曇ってしまったけど、ま、雨でなければ大丈夫。

1時半に、またみんなが続々と集まる。
先週作ったカメラを、みんな壊さずに持ってきてくれてる様だ。
そのカメラのレンズを外して、小さな穴=ピンホールに付け替える。
そして、3階のテラスに出て、ピントを合わせ、感光紙をセットし、
20分も置いたら、多少ぼんやりはするものの、
青写真みたいのが、撮れる……はずだった。

みんなが来る前にテストしてみたのは、
隣の建物と電信柱と電線が判別できるだけの
画像にはなっていたのに…。

時間が長すぎ?短すぎ?
日差しがテストの時より明るすぎ?暗すぎ?
ピントが合ってない?
感光紙が、すぐに感光してしまう?
後でかけるアイロンの温度?
問題はどこ?まるで謎解き!トリックは何?
いやぁ、「何故?」「あれ?」「これ?」と考えるのが、科学よね!

子どもたち、残念がってはいたけど、
その後教室に戻って、テストで撮った画像を一人一人に見せた時は
みんな食い入るように、身を乗り出して、「へええっ!?」と見てた。
その「へええっ!?」を忘れずに、また家でもトライしてくれると良いなあ!
イヤミでも負け惜しみでもなく、今日の失敗は、きっといつか生かされるから。

後半は、カメラの話や、プロジェクターの原理。
予めスライド・プロジェクターと、スライドを用意した新井さんに『あっぱれ!』
やっぱり百聞は一見にしかず。
そのモノを見せる時が、一番子どもの反応の良い時。
反応が良いとは、しっかり飲み込んでること。

最後に、今回の教室で使った言葉限定の、マッキーノ。
ビンゴの親戚みたいなゲーム。
光、網膜、焦点、太陽、月…14の言葉の中から9つを選んでマスに書き、
新井さんの選んだ言葉があれば、○をして、縦横斜め3つ並べる。
1年生たちが、見たこともない漢字を必死で写して書いている。
「難しかったら、ひらがなでも良いんだよ?」
「ううん、僕、漢字で書きたい。」
…『あっぱれ!』

今日の雨プロをいっぱい用意してた新井さん、
このアイデアと小道具は絶対、今後、使えるよ。
雨降らなくても、子ども達の気分転換にはもってこい。
辞書を引く時もそうなんだけど、主題と違う、隣のモノには
何故か興味を持ってしまうんだよね。

教室が終わってから、青少年会館の方が
「次回の教室に申し込んでるの、ほとんど今回のメンバーですよ。」
嬉しいなあ!(←新井さんの教室だけど、私も嬉しい。)
後日談だけど、このメンバーの母で、私が別のツテで知ってる人が居た。
そのお母さんに
「次回も行きますね。子どもが、すごく面白かったって言ってました。
なんか、あの雰囲気が良いみたい。」
と言って頂いた。
ま、大人の言うことだから少し割り引いて聞くとしても
やっぱり面白くなかったら、次も申込はしないよね。
フレーフレーたのたのじゅく!!






《光と虫めがね》のアシスタント日記

2006-06-04 | 学び場
元北松戸小学校で放課後の子どもの居場所を展開しているわくわくひろばでの
いろいろな出来事を「わくわくにっき」におもしろおかしく,視点が鋭くていつも素晴らしい文章
を書いている榎本さんに,今回は出前授業《光と虫めがね》のアシスタントをして
もらいました。そのうえ,アシスタント日記も書いてくれました。
ここに掲載します。

青少年会館にて、たのたのじゅくの出張授業のアシスタントをした。
打ち合わせ、殆ど無し。開始30分前に会場に行って、ぶっつけ本番。

20名中、半分が1年生と聞いて、どういう雰囲気になるやらと思ったけど
親子参加が殆どで、手間はかからなかった。

「ひかりとむしめがね」の授業。

むしめがねで新聞を燃やしてみようと予定してたのに、生憎の曇天。
  (雨プロくらい、考えとけよー (^^!))
とにかく始まった授業の中で、たのたのさんが
「太陽が隠れちゃってるねえ。みんなでお願いしてみよっか。
 そしたら、晴れるかも。」
と言っていたが、その後丁度必要な時間だけ顔を出してくれた太陽は
子ども達よりも、たのたのさんの「切羽詰まった度」に感じ入ってくれたに
違いない。

親子20組で中庭に移動して、むしめがねでの新聞燃やし。
こういう実践になると、親子「カラー」が出ておもしろい。
親は一切手を出さずに、子どもにやらせる親。
懇切丁寧に子どもに手を出す親。
良い・悪いではない。
でも、穴の開いた新聞片をさっさとゴミと見なして捨てようとした、おじいちゃん、
子どもは記念に持って帰りたかったんだよ~。
  (きっとその子、生まれて初めてむしめがねで火をつけたんだよ~。(・-・;))

その「おぉぉっぉぉ!」の気持ちだけは、大事にしてあげてね。

教室に戻って、テキストを少し読み、今度はカメラ作り。
またまた、いろんな作り方をする親子たち。
実におもしろい。
一人のお母さんが「あのー、なんで反対に見えるんだろう?って
子どもが言ってるんですけどー。」と、私に質問してきた。
  (そんな理由、私が知るかよーーー。(+。+))
にっこり笑って「おぉぉ、それは良い所に気が付いた。
そうなの、自分で「なんで?」って思う、それが、まさに科学なんです!」
と、誤魔化す。
お母さん、「そうなんだって!良い所に気が付いたんだってよ。」
と子どもを賞めている。……あははは…。

来週は、このカメラで、本当に写真を撮って現像までするそうだ。
今日見た天気予報では、週の後半からまた雨マークが出ている。
さて、たのたのさんの、今度の「切羽詰まり度」がどれくらいか、来週が楽しみだ。

授業自体は、進行が少しゆっくり過ぎる気がしたが、
10人以上が1年生となると、そんなものかもしれない。
ゆっくりじゃないと、理解が追いつかない子も居るが、
ゆっくりなテンポには飽きてしまう子が居るのも、また事実。
このゆっくり丁寧が「たのたのじゅくのカラー」なのだから、
これはこれで良い。
でも、話し方にもうちょっとだけA学童クラブのT先生の様なメリハリがあったら
もっと子ども達は集中するだろう、と思わないでもなかった。

でも、とにかく、学校の授業と違って、
後でテストをする訳でもなし、晴れの日に振り替え授業までするでもない、
一人一人が「へぇぇぇえ~」や「おぉぉお」や「ぎゃあああ!」を
一つでも持ってかえってくれれば、
それが、その子の人生の先の方のどこかで
きっと役に立つことがあるだろう。
全員が科学者に育たなくてもいい、今後の授業のどこかで
「あ、オレ、これ、知ってる。あの時やった!」と1回だけ得意になれるだけでも
いいんだ。

蛇足になるが、どこぞの偉いさんが学校から遠く離れた大人だけの場所で
「教育改革アクションプラン」なんてページ数が多いだけの計画たてるより
こんな実践の、こんな思い出一つの方が、
どんなにか子ども達のためになるはずだ!

来週につづく。

松戸青少年会館主催の連続わくわく科学実験教室はじまる。

2006-06-03 | 学び場
今日から,連続わくわく科学実験教室が始まる。
虫めがねを使った実験を予定していたが,あいにく空模様が怪しい。
太陽さんが出てくれない。このままだと,せっかくの新聞紙燃やしが
出来ない。どうしようか? 焦点距離を教えるにしても,太陽の光で
教えたい。

参加者は小学1年生12名、2年生7名、3年生1名の20名だ。それに
保護者が10人ぐらいかな。
まずは,20名の子どもたちに挨拶。「こんにちは,たのたのです。よろしく」と
いうと,元気な声で「こんにちは」とかえってきた。
「今日から《光と虫めがね》の授業をします。まずは,表紙を配るからね」
「光という漢字書ける人?虫という漢字書ける人?」と尋ねるとほとんどの
子が「うん。書けるよ」と答えてくれた。
「じゃ,自分の名前を漢字で書ける人は書いてね」と尋ねると「もちろん」
とのこと。
1ページ目の授業書を裏側にして配る。「〈いいよ〉と言ったら,表にしてね」
「はい,表にしてね」というと,一斉に授業書を見てくれた。
この技は伊藤メグちゃんから教わった。
そして,「いまから授業書を読むからね。いい,読んでいるところを指で
なぞるんだよ」というと,一斉に指でなぞってくれた。ホントに,この方法だと
子どもたちが集中してくれる。
「みんなの持って来てくれた虫めがね,見せてくれる?」標準的な虫メガネ,
ライトがつくルーペタイプ,テントウムシの形をしたものなどを見せてくれた。
「じゃ,僕が持ってきた虫めがね,見せるね」「わー大きい」
直径10cmある大きな虫めがねを見せた後,みんなに配った。
みんなさっそく,虫めがねを覗いている。
「じゃ,今度は,2ページ目の読んでいるところを,虫めがねで見てね」
「わあ,大きく見える」と飽きずに授業書を見てくれる。
「太陽の光を虫めがねに当てるとどうなるか」の部分を読み始めたときに,
なんと太陽さんが雲の間から出してくれた。
「じゃ,これから中庭に行くよ」と,いうと「わーい」の声
さっそく,新聞紙を配って「ちいさな明るい光の点を作るんだよ」といって,
焦点を合わせをした。
「わあ,燃えた燃えた」と喚声の声。さすがに。口径が10cmもあると,新聞紙が
燃えるのも早い。1分もかからずに,煙を上げて新聞紙が焦げる。
「インクがついていない部分でも燃えるかな?」「ダメだな。燃えないよ。」
1年生が多いせいか,虫めがねで燃やしたことのある実験をやったことのある子は
一人しかいなかった。中には,保護者の中にもやったことのある人がいなかった。
燃やした新聞紙を「どうだい,いっぱい燃やしたでしょ。」と僕に見せる子。
「この新聞紙,持って帰っていいでしょ」という子も。楽しい思いをすると,
燃えカスの新聞紙もゴミにはならずに立派な宝物になる。そういうもんだ。
部屋に,戻って,みんなに,問題。
「さて,太陽の光の変わりに,月の光では,新聞紙は燃やすことが出来る
でしょうか」
「残念ながら,実験はいま出来ないから,来週までの宿題ね。ちゃんと実験してきてね」
と宿題にしました。さて,みんなやってくるかな?
次の問題。
「蛍光灯の光は集めれれるでしょうか」「外の光は集めれれるでしょうか」
という実験をしてからカメラづくりをしました。
「逆さまに写ってる」「カラーだ。」
終る際に何人の子が「どうもありがとうございました」と挨拶にくる。
さて,来週は,作ったカメラを使って写真撮影だ。天気がいいといいな。
というのも,晴れていても15分ぐらい露出が必要だから。
あとピンホールレンズも作りたいな。


小金原こどもまつり

2006-05-13 | ものづくり


午前中,ふれあい22で,エクセルのパソコン授業を済ませて,12時で
終わると同時に急いで,根木内小学校へ。
朝からどしゃぶりの雨模様なので,子どもたちの数が少ないかなと思って
いたけれど,もう受付には,長い列が出来ていた。
12時には,ホッソーと織井くんが手伝いに来てくれたみたいだが,肝心の
紙皿回しとストローロケットの材料および道具は僕が持っていたので,
12時半に現地に到着するまで,ちょっと手持ちブサだっとみたいだ。
さっそく,ホッソーには,ストローロケット。織井くんには,紙皿回しを
担当してもらった。
最初,ホッソーは,どうも恥ずかしいためか呼び込みが出来ないので,
そんなに子どもたちが群がってこなかった。でも,何人かの子どもたちが
実際にストローロケットをやり始めると,徐々に子どもたちが集まってきた。
紙皿回しのほうは,最初,なかなか子どもたちも紙皿回しをうまく回すことが
出来なかったが,なんどか練習していくうちに出来るようになってきた。
織井くんの最初は,うまく回すことが出来なかったが,やっていくうちに
回せられるようになったみたいだ。ホッソーは,どうも紙皿回しは苦手みたいで,
やりたがらなかった。
子どもたちも,自分で,紙皿回しが回せるようになると,
「ね,見て見て!!」と大きな声で声を掛けてくれた。なかには,両方の手で
回せる子や,目をつぶりながら回せる子も出てきた。
また,子どもはすぐ回すことが出来たが,その子のおとーさんやおかーさんが
回すことがなかなか出来ずに,とても悔しがっていた。そして,最後には,
回すことが出来ると,ホントに満足そうな顔をしていました。
「皿回しや剣玉,コマ回しなど,親子で楽しめるいいツールだな」と,改めて
認識しました。
織井くん,ホッソー 今度は,ベーゴマ,剣玉に挑戦だね。










ストローロケットの的づくり

2006-05-09 | パソコン


午前中は,松戸市民活動サポートセンターへ行く。「第4回市民活動見本市」
を行なうための準備会に出席。ついでに,6月15日に行なうたのたのものづくり
スクールの「CDホーバークラフトと空気砲」のチラシを1000枚印刷した。
ポスターといっしょに,ボランティアセンター,矢切公民館,サポセン,生涯学習
情報プラザにチラシを置かせてもらった。なんと,生涯学習情報プラザでは,前日
メールで送信したポスターの添付ファイルを,ちゃんとカラープリントアウトして,
掲示板に掲示してありました。ありがとう。すべての役所がこのように,メール
で配信して,掲示してくれたら,助かるな・・・。なかなか昼間の時間帯には
行けないからな。それに,6月からは,駅前は,路上駐車禁止の監視員が民間
になりため,ほとんど車で行くにはしんどいからね。サポセンの駐車場もいつも
混んでいてなかなか停められないし・・・・
午後から,ホッソーと新しくボランティア希望の人が訪れてくれた。実は,
ヤフーのボランティア登録にたのたのじゅくを登録したら,あっさりと審査が
とおり,掲載されて,それをさっそく見て訪ねてくれそうだ。
さっそく,土曜日の小金子ども祭りの準備をしてもらった。
写真にあるのは,ストローロケットの的です。美大出身の腕前を披露して
もらいました。あとは,紙皿回しの看板づくりと,なんとか紙皿回しが
出来るように練習して欲しいです。ほっそーもね。
時間がある人は,小金遊び場までボランティアに来ませんか?
場所は,根木内小学校体育館です。待ってます。