た の た の に っ き

北松戸のフリースクール たのたのじゅくの日記を公開します。どんな人々が訪れ、どんな学びが展開されるのか ご期待下さい。

シュート棒づくり

2006-12-06 | 出前授業


アフタースクールに出前授業。
今回は,シュート棒づくり。
シールを剥がしたほうの黄色いすべすべした紙を
大量に入手したので,シュート棒づくりにした。
高さ10cm長さ50cmの細長いすべすべした紙を
5枚つなげる。2m50cmほどの長さの紙を割り箸に
巻きつけて,電子レンジで30秒ほどチンして出来上がり。
絵の描ける子には,絵を描いてもらった。男の子は
ほとんど絵はかかず,すぐにチャンバラごっごが
始まった。



女の子は,丁寧に絵を描いた。中には,1月から
12月の季節のものを描く子もいました。
22日は,クリスマス会。ここでもキャンドルづくり
をします。


燃焼の科学

2006-12-02 | 出前授業
今日と来週で,松戸青少年会館でわくわく科学教室。今回は,
高学年向きに「燃焼の科学」にした。
まずは,「ろうそくに火をつけるためには,なにが必要?」という
質問から入った。
「マッチ」「ライター」「チャッカマン」「ガスバーナー」「コンロ」と質問に答えてくれた。
そこで,「マッチ」「ライター」「チャッカマン」で,実際に
ろうそくに火をつけてもらった。「マッチ」を摺ったことのない
おんなの子が「こわいよ」といいながら火をつけた。なかなか
ろうそくにうまく炎をうつせなく,マッチ棒を燃やしすぎた子
もいた。あと,ライターは,「フリント式」「電子式」「オイル
式」「ターボ式」とそれぞれ分けてつけてもらった。
「チャッカマン」もやってもらった。「チャッカマン」の出現で
いかに熱くなく簡単に火をつけられるかということと体験しても
らった。



次に,この「火おこし」の道具は何時ごろに使えるようになったかを問題にした。
すべて,明治以降だ。
では,この「火おこし」の道具のない時代はどうやって,
火を起こしたのか?
火打石と火打金で実際に,火の粉を出してもらった。



この火花の正体は何? 石?鉄?それともモノではない?
で,火花はなんであるかと調べるために磁石を使った。
付いた・・・。残念ながら,僕の不手際でライトスコープを
もってくるのを忘れてしまった。ホントは,火の粉を観察
させたかった。来週はちゃんともっていかないとね。
「鉄が燃える?そんなバカな・・・」という声に対して,
スチールウールと鉄粉を使った花火に火をつけてもらった。
「綺麗」と楽しんでもらったようだ。
とくに鉄粉花火は,線香花火と同じで,バチバチを火の粉を
飛ばしながら燃えていく。



そんなこんなで,2時間は過ぎた。
来週は,実際にみんなに,火打金を作成してもらう。
そして,ライターの仕組みも知ってもらう予定。

夕方から,松戸仮説サークルで,《皿回しは考える》の
講座をした。これも,けっこう皿回しが始めての人が多く,
「皿回し 出来た」言う声をたくさん聞いたので,うれしかった。みなさん,皿回しも楽しいですよ。





流山の野々田地区のさつき子ども会に出前授業

2006-11-26 | 出前授業
流山の野々田地区のさつき子ども会に出前授業しました。
流山養護学校のすぐ側の長崎小学校の横にある福祉センターで
行った。最初なかなか場所が分からなかったが,豊四季駅から
まっすぐ行けば簡単でした。流山免許センターから,行ったので,ちょっと迷子になりました。川を越えなくてはならなかったんですね。
今回は,スライム・なぞの手・ムニュムニュ星人・べっこうあめと盛りだくさんで2時間半たっぷりと楽しんだメニューでした。
町内会の子ども会の出前授業は初めてでした。こういう,仕事
も面白かったです。今回もボランティアのホッソーがアシスタントしてくれました。

楽知ん絵本《ころりん》をつかって出前授業

2006-11-25 | 出前授業


柏市酒井根西小学校で,地域子ども教室。
この「たのたのものづくり教室」も月1回づつ初めて
2年が経った。
今回は,楽知ん研究所の楽知ん絵本《ころりん》をつかって
授業しました。

木野さんがA2版の大きさに拡大コピーしたものに,マジックで
色鮮やかに着色してくれたから,素敵な紙芝居ふうな授業が
できました。
この《ころりん》ガリレオの落下の法則プラス液体と固体の
違いによるエネルギーの伝わり方を取り扱っているんだけれど,
おもしろいです。早く転がる要素はなにか? 重さ?直径?
長さ?材質?とあれこれ考えさられます。
生卵とゆで卵の見分け方 分かりますか?
回転させると,どちらがよくまわるでしょうか?
実験で,2回も生卵を割ってしまいました。勿体無かったな・・・



来月は,キャンドルづくりと雪の結晶づくりを行います。

アフタースクールにものづくりの出前授業

2006-11-24 | 出前授業
午後から船橋に出かけた。目的は下総中山にあるアフタースクール にものづくりの出前授業。
ここは,子育て支援、国際人の育成を目的として設立されたNPO
で,働くお母様方に次の3つの約束をしている。

①安心して子供を預けて、思いっきり働ける環境を提供いたします。
②英会話・英語での算数の授業だけでなく、国際人としての育成をいたします。
③安心の無料送迎で、お子様を交通事故・犯罪から守ります。

の看板を上げている。

出前授業は,5時から7時なので,船橋にある大きな100円ショップの
ダイソーに,行った。ここは,売り場面積が2000坪もある。普段,
見られない商品もたくさんあった。目的は,近頃見られなくなった
「皿回し」の購入だったが,残念ながら,ダイソーでは在庫もなく
取り扱いを止めたそうだ。残念。
しかし,昔遊びのおもちゃがあったので,いくつか購入しました。
たのたのに来たときにでも見てくださいね。

僕の授業を受けたアフタースクールの生徒は,小学校1~4年ぐらい
の子が30人ほど。普段なら,もう家でテレビでも見ている時間帯に
子どもにものづくりを教えているのもヘンな感じだった。
しかし,プラコップコースターやランチパックのプラパンは子ども
たちは喜んで,終了予定の7時を過ぎても,お迎えの来ていない子が
僕の周りに集まって開放してくれない。ついでに,子フェスで余った
ストロー笛とストローロケットのものづくりのしました。

月2回ぐらいは,ものづくりの出前授業をすることになりそうだ。

その後,急いで松戸自主夜間中学の2000回記念授業を聴きに行く。
久しぶりにみんなと会う。
9時にたのたのに戻ると,ホッソーが明日の1日体験プレーパークの
吹き矢の準備をしていた。が,まだ,作業が終わってなく,的作り
をしていたら,案の上,明日になってしまった。
明日もハードな1日だ。午前は金ケ作自然公園で1日体験プレーパーク

午後は柏の逆井西小で,たのたのものづくり教室。今回は,
《○○○○ころりん》の授業。
で,夕方から夜は,中学校の同窓会で,千葉へ。5年ぶりの同窓会だ。
雨が降らないといいな。



空中に浮く不思議なリング 磁石のなぞを追う

2006-11-23 | ものづくり



冷蔵庫とかに磁石がぽんと張ってある。こんな磁石にも不思議な現象を起こします。
公園の砂場で磁石を近づけると黒っぽいものが付着します。また、TVに近づけると
画面が変になります…だから近づけないで!とか言われたような気がします。これ
は経験済みでしょう。
 今回は強力磁石で普段やらないようなことをしてみました。

①磁石の体重測定。

磁石が引き合ってる状態と反発し合ってる状態で重さを量って見ました。引き合っ
てる時は240g。これがどうなるのか…恐る恐る見る我々。
気になる結果はずずん240g同じだ~



上の磁石を押すと250g~450g~680g…増えます。
逆に離すと…200g~180g~120g…と軽くなってしまいました。
軽く押すとビョーンとバネみたくなりました。宙に浮いてるのに重さが240gになって
るのに驚いてました。



②金属に磁石を近づけるとどうなるか

冷蔵庫にはくっつく。全部の金属に付くのだろうか。代表として日本のお金でやって
みました。

1円玉はどうだろうか?…残念付いてくれません。

次5円玉はどうだろか…付かない。

10円玉や50円玉は?…

残念ながら、付かないです。日本のお金はダメなのか???

すると旧50円玉が参上!こいつが磁石に付くと…あれ?くっついた。
旧50円玉と現50円玉はどう違うのだろうか?同じ50円なのに…
ちなみ旧50円玉を持ってるお方がいた。

③宙に浮く不思議な磁石

今回のテーマです。真ん中が開いた円形磁石の真ん中のホースで筒を作ります。
そこの筒に小さい磁石を入れてみます。すると、反発し合って浮きました。



ここまでは普通です。さてこれを逆さまにしてみると…
不思議!反発してるので落ちると思いきや落ちない。はたまた、円形磁石には
くっつこうとしない…奇跡がなぜだ?と思う一同。自分らで作って再び疑問符を付けてた。



「寄り道」
2人の子どもが筒を持つとこにして小さな磁石を使って、反発させて相手陣に磁石を追い
やらせるゲームをしていた。その名も「マグネットホッケー」。途中で小さい磁石が
反転してくっついてしまうトラブルが起きるけど…意外に熱いゲームでした



④お金の意地

旧50円玉意外は磁石に反応してくれなかった。しかし、棒に串をさしてアルミ箔をバランス
よく乗せて端に1円玉を付けた。そこに磁石を付けると…ググ、あらま、逃げてくではないか。
逆に磁石を引っ張ると…付いてくる。どうやら1円玉はどうやら、反応するようだ。



また、なぜか1万円、ただの、紙じゃん!と思ったら大間違い!
これまた、磁石に微妙に反応します。インクに反応するようです。これのおかげで自動販売機
が存在できてる。



と、いろいろなことをしてみました。家庭では弱い磁石が多いので上記のようなことはきっと
できないでしょう。今回は人数が少なくなったのでとても行き渡る内容でした。
そして、実験が間近で見る事ができて分かりやすかったです。

記 ホッソー
  
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第7回だいすき松戸!子どもフェスティバル

2006-11-19 | ネットワーク


朝 家を出るときは,曇り空でだった。
現地の21世紀の森に到着すると,霧雨が降ってきた。
なんとか,「第7回だいすき松戸!子どもフェスティバル」
終わるまで,霧雨のままか,あるいはやんで欲しかった。
先日の新松戸のフリマといい,雨と遭遇する。
たのたのじゅくは,遊びのコーナーの担当だ。出し物は,
僕一人でも出来る「ストローであそぼう!!」だ。ストロー
ロケットとストロー笛。材料費が安いので,300人分も軽く
用意が出来る。
だが,天候不順のためか,予定では1000人の子どもが集まる
予定だったが,開始した時点では,100人を満たなかった。
昨年は,300人の材料はさばけたのだが,今年はちょっと厳
しいかな・・・と思っていると,12時を廻った時点 午前の
プログラムが終わった時点で,大粒の雨。
残念ながら,午後のプログラムは中止。

この「だいすき松戸!子どもフェスティバル」は,たのたのとしては,
若者たちにゲームリーダー・ゲームサポーターとして
活躍して欲しいために,僕一人のコーナーとなっている。
だが,そろそろ中年層のボランティアも巻き込んで行きたいと
思う。
そうそう,となりのコーナーは,はちみつ選挙の投票所でした。

さて,誰が当選するかな?ある意味で,未成年が応援する
人は誰なのかは興味があります。
だけど,本番の選挙もそうだけれど,この雨では,投票率は
低いだろうな。このはちみつ選挙投票所もほとんど投票する
未成年がいなかったからね・・・残念。

「ゆうび小さな学園」のバザーに参加

2006-11-05 | ネットワーク


「ゆうび小さな学園」のバザーに参加した。
今年は,ちょっと来場者が少なかった。
僕は,スライムづくりとムニュムニュ星人づくり それに
さそりの標本を売った。11時から3時まで頑張ったけれど,
3300円しか売り上げ出来なかった。申し訳ない。もっと
売り上げて,ゆうびに寄付したかった。
片付けが済んでから反省会という名の宴会が始まった。
ゆうびには,毎年ジバから365ボランティアが派遣され
ているので,そのボランティアの同窓会を兼ねた感じだ。
今日初めてあった人も多い。暫く飲んで,お互い慣れてくると,
若者たちは当然異性の話題となる。「お見合い」「コンパ」
という流れになった。
「好みのタイプは?」「好きな人の条件は?」などを,
語り合っていくうちにだんだん会話の激しくなってくる。
久しぶりに,若者たちの恋心を聞いた。
そういえば,むかし豊島ボランティア連絡会での合宿も
こういう話題で語り合ったな・・・懐かしい気分になった
1日でした。

流山おやこ劇場のNPO法人認証記念祝賀会に出席

2006-10-29 | ネットワーク
流山おやこ劇場のNPO法人認証記念祝賀会に出席するため,
流山生涯学習センターへ。

この施設の別館の4階に「流山シューレ」がある。

だから何度か行ったことがあるので,迷わなかった。
祝賀会は,1階の喫茶ルームで行なった。100人ぐらいは
いただろうか・・・賑やかだった。何人かの人が声をかけてくれた。
こうしてみるとけっこう「劇場関係の人と知り合いになったんだな」と
感じた。一通り,食べ物でお腹がいっぱいになると,劇場の若者たちと
話をしてみた。松戸でもそうだが,劇場で育った青年がけっこうな数が
いる。松戸では,劇場とは別に,若者たちだけで,NPO法人こぱてぃ-子ども参画イニシアティブを作った。ほとんどの理事は20歳前後の若者だ。

流山での若者を見ていると,同じようなパワーを感じる。あとは,リーダー
としてまとめ役の若者の育成だろう。「10年後の劇場と私」という掲示板が
設置されていた。残念ながら,そのことを予想する書き込みはなかったが,
20年も続けてきた流山もそろそろ 若者たちが独自で運営してもいいだろう。
祝賀会のあとは,ホールで,松元ヒロのソロライブを行なった。
なかなか面白いライブだった。
パントマイム やっぱし 難しいだろうな。体を使った技も取り入れたいと
思う。僕らの出前授業も見せる技も習得したいと思う。
さて,明日は,北松戸の運動公園で,ハロウィンだ。
ネポスピロスバスキャラバンが来るそうだ。

今回はそのお手伝いなのだが,幼児対象のプログラム どんなことを行なうのだろう・・・楽しみだ。


建設おもしろテクノ館に出前授業

2006-10-28 | 出前授業
牧の原にある建設おもしろテクノ館に出前授業。

ここは,国土交通省が管理している国の施設なので,豪華な施設だ。
まだ,たのたのじゅくは貧弱だから,TVでも活躍している「でんじろう」
や「ガリレオ工房」みたいに,科学技術館からの出前授業の依頼はない。
でも,建設おもしろテクノ館では,「ガリレオ工房」とおなじ土台で仕事
ができるから,多少はたのたのじゅくの知名度は上がったかな?
今回のテーマは,「資源のリサイクル」。事前にリサイクチェック
シートや空き缶リサイクルのパネルを,主催者のイベント会社に頼んで
あったけれど,手違いで作成出来ていなかった。だから,今回は資料なしで行なう。
今日は,天気が良かったので,工作教室は,野外教室の「廃油でせっけ
んづくり」の隣に移動。スタッフの数が少ないため一緒になったみたいだ。
で,工作教室が始まる前に,スタッフに「空き缶笛」と「ランチパック
のプラパン」を指導するつもりだったが,イベント会社の車が渋滞に
ハマって開始時間まえに来れなかった。10時からは,僕の「資源のリサ
イクル」の10分間質問講座のはずだったが,予定を変更して,まずは,
「空き缶笛づくり」最初は,ストローのみで,ストロー笛づくり。思い切り息を吹けない子が多く,音を鳴らすようになるまで,しばらく時間がかかった。
「ストローを短くしたら,音は高くなる?低くなる?変わらない?」
と問題を出し,予想させる。
その後,「空き缶とストローを使って音を鳴らすにはどうしたらいい?」
と質問して,空き缶笛を作ってもらった。
「空き缶の中に半分ぐらい水を入れたら,音は? 高くなる?低くなる?」
という問題。これから,もうひとつの空き缶でトロンボーン笛を作成。
一段落してから,ランチパックのプラパン工作。プラコップコース
ターもやろうと思ったけれど,準備してくれたプラコップは,大きく
厚さのあるプラコップだったために,オープントースターに縦のまま
入れずに,おまけに厚さもあるもんだから,均一にうまく溶けず,綺麗なコースターにはならなかった。
でも,ランチパックは見事に出来ました。一人で5枚ぐらいやる子も
出て来て,すごい人気だった。ほとんど人が切れずに来たので,結局,
大人向きの「資源のリサイクル」の話は出来なかった。
だけど,プラパンのなぞ(どうして縮んで1枚の板状になるのか)の話は出来ました。

地球温暖化を考える?

2006-10-22 | おかさん 森の学舎
おかさんの学習塾「森の学舎」ブログ「学舎」の日々のできごとの記事「植物発電?」に対してトラックバスです。

たしかに植物に関わらず,われわれ生物の細胞ももちろんすべての物質は原子で出来ている。
その原子をさらに細かく分けると,陽子や中性子や電子などの素粒子が見つかる。単体の原子のままや,安定して結合している分子は,お互いの電子とその陽子の数一して電気的に安定している。その安定している電子をなんらなの形で揺さぶってやると,電子は他の原子の電子にバケツリレーみたいにして,自由電子を受け渡す。その受け渡す時間の量の積が電流となるわけだが,われわれ生物の細胞が耐えられる電流はタカが知れている。ほんのわずかな電流でも細胞は死んでしまう。だが,マイクロ単位の電流のパルスでわれわれの細胞は活動する。いや,電流のパルスがなければ我々の細胞は死んでしまうのだ。心臓の筋肉の鼓動の肺の呼吸も止まってしまう。
そう考えてみると,植物単体の光合成により発電は,いかに直列につなげても今の化成燃料やPN接合によるシリコンの光電効果による太陽発電と同様な電流量を発生することは難しいだろう。まあ,今の化成燃料そのものも,もとをただせば,植物と太陽によって生成されたものだが。
現在,脚光を浴びているバイオマスの定義は,「再生可能な、生物由来の有機性資源で化石資源を除いたもの」だそうだ。ある意味で面白いと思うのは,どんなバイオマスを使おうがエネルギーを得るために,酸素と結合させるのだが,バイオマスは有機性資源であるために炭素を持っているために,二酸化炭素は発生してしまう。だが,そのバイオマスが成長過程で光合成により大気中から吸収した二酸化炭素に由来する。そのため、バイオマスを使用しても全体として見れば大気中の二酸化炭素量を増加させていないと考えてよいとされるらしい。この性質をカーボンニュートラルと呼ぶらしい。この定義ならば,今の化成燃料にも当てはまることになると思うが,実際には,化石資源が生産されたのは数億年も昔のことであり、現在に限って言えば化石資源を使用することは大気中の二酸化炭素を増加させていると考える。だから,化石資源についてはカーボンニュートラルであるとは言われないみたいだ。
バイオマスは新しい技術だと思われがちだが,高度成長期以前の日本では、落葉や糞尿を肥料として利用してり,薪の炭をエネルギーとして利用していた。

太陽エネルギーを利用するのに,なにも発電する必要があるのかという疑問もある。
たしかに,オール電化の生活は豊かかもしれないが,問題は電気エエルギーも損失である。
そもそも,太陽エネルギーから電気エネルギーに変換するのは効率が悪い。どんなに
二酸化炭素が発生せず,クリーンで安全であっても,現在のシリコンを精製するためには,新たなる熱エネルギーが必要であり,かつ半導体資源も有限であるということだ。有限である以上,少なくなれば奪い合いが始まる。それでは,今の石油の争奪戦となんら代わりがない。
太陽エネルギーをくまなく使うには,太陽熱を凹面鏡などで集めて,そのまま熱利用し,あまった熱をボイラー(水蒸気)でタービンを回して発電するなりすればいい。光ファイバーを利用すれば,地下でも利用できるだろう。いや,バッテリー同様に,大規模な蓄光器が開発出来ればいいだろう。また,二酸化炭素による地球温暖化も,古代の地球は大気に酸素がない時代には,酸素の代わりに二酸化炭素が蔓延していた。この二酸化炭素を分解して,酸素と水を作り出したのは,光合成を持った生物だったからだ。一度地球上で生まれた原子の総量は基本的には変わらない。(核分裂や核融合や放射性原子を除いて。)
だから,二酸化炭素だけが増えても,(二酸化炭素という分子が結合するためには,現時点では,その炭素を奪い取るために,有機物の燃焼(2個の酸素と1個の炭素を化合させる)が必要だ。だから,その出来た二酸化炭素をもっと安全な形に変貌するばいいだろう。まあ,そのためには,古代の地球のときみたいに,光合成の出来る生物(いや,科学合成が出来るならば,それに越したことはないが)を増やせばいいだけの話だ。
そう,緑の直物や植物性プラクトンや水草を増やせばいいのだ。
サイダーやコーラやビールは飲んだことはあるだろうか?これらの炭酸飲料は,みな二酸化炭素が溶け込んだものだ。ドライアイスは,二酸化炭素を固体化したものだ。圧縮技術を使えば,常温でも固体化できるだろう。冷蔵庫やエアコンのかわりにドライアイス普及させるのもいいだろう。(まあ,ドライアイスが昇華したニ酸化炭素ガスはどうするかという問題があるが,これもフロン同様にまた,圧縮して固体化させればいいのだが,コンプレッサーを動かすためには電気エネルギーは必要になるが)
ま,こんな夢を描くのもいいだろう。
ちなみに,より多く二酸化炭素を発生させているのは,じつは,酸素を必要とする動物なんだ。そう我々動物が呼吸するたびに,空気中の酸素を奪い取り,二酸化炭素を吐き出し,アンモニアをだす。そう,罪深い生き物なのだ。だが,光合成ができる植物などの生物は,二酸化炭素を必要とするのだ。
ああ,公害の元凶である二酸化イオウ(亜硫酸ガス)や窒素化合物(光化学スモッグの原因物質)を食べてもとのイオウや窒素と酸素に分解してくれる光合成と同じような役割をもったものが出来ないものか?生物ならばもっといいか。

またハードな一日だった・・・

2006-10-21 | まちづくり
午前中は,ふれあい22で,エクセルの講習。このクラスは,来月で終了。このコースはいつもテキストを外れていろんな話題を提供してします。今日は,残高計算の仕組みをしたあと,セルの日付の仕組みについてやってしまった。自分の誕生日から今日の日付から引いて,何日経ったのかとか,それを365で割って年齢当てとか,西暦から和暦の変換などで遊んでしまった。
エクセルは1900年1月1月を1として計算しているから,明治33年から変換してします。だから,107歳以上の年齢の人の和暦は自動変換してくれないのだ。この自動変換機能,歴史区分にしたがって自動変換機能を搭載すると少しは歴史年号区分が面白くなるかな?
来週はグラフ作成機能だ。

午後は,柏のアミュゼへ。環境ジャーナリストの村上敦氏の講演会に行く。
http://www.geocities.jp/tanojyuku/murakami.html
テーマは「ドイツに学ぶ、地球にやさしく、サイフにやさしいくらし」
主な話はドイツのエネルギーはソーラー発電に移行していっているみたいだ。
ただ,気になる点は,エネルギーの部分を電力に頼っていることと,パネルの素材となる材料がそんなに確保できるかということだ。現時点のシリコン系の半導体が化成燃料と同じく無くなることはないのだろうか?石油同様に奪い合いにならないのかと思う。
また風力や太陽などの自然現象による発電は,どう発電した電気を蓄電できるかという技術にかかっているが,残念ながらその点にはふれなかった。ブームによるソーラー発電はいいが,発電以外にも太陽熱の利用についてふれて欲しかった。
来週 また,五香の建設おもしろテクノ館で,資源リサイクルの話をしなくてはならないんだよね。
基本的にここは親子の来局者が多いから,子どもにもわかる話をしなくてはならない。
今日の講演会も,子どもにはちょっと厳しい内容だったからな・・というか,大人にも伝わったかな・・・。横文字多かったし,専門用語が多かったもんな・・・まあ,今日は,エコに興味ある大人のための講演会だからいいか。

夜は,定例の柏まちづくりサロンへ。http://kashiwa-salon.com/
今日のテーマは,「認知症への学習療法による取り組み」。鎌ヶ谷市で議員みずから市民ボランティアとして実践してる方の講演だった。
なかなかパワーのある話し方だった。考え方は好きなほうだ。スタッフの条件はただひとつ「心に愛のある人」という。たのたのキャッチコピーは「人の笑顔をみるのが大好きの人」で,たのたのの考え方と共通しそうだ。
確かにやってみる価値はありそうだ。だが,半端な気持ちではできないだろう。今日は学ぶことが
多かった。
松戸でも普及させたい。ただ,僕は,さらに仮説実験授業も同じく,どの世代の人たちにも通用するものだと思う。同じように普及させて行きたい。
公文の学習療法については,ここ。http://www.kumon-lt.co.jp/
川島隆太教授の学習療法研究会は,ここ。http://www.gakushu-ryoho.jp/


レインボー万華鏡をつくる

2006-10-09 | 出前授業


今回のものづくりスクールは,万華鏡に挑戦。しかも,豪華に4種類のも
万華鏡を作成した。
今回またまた 若手の松沢くんにボランティアをしてもらい,報告記も
書いてもらった。紹介しよう。

今日は2回目のボランティアで、万華鏡づくりのお手伝いをしました。
前回同様、狭い部屋には子ども達でいっぱいになりました。
作った万華鏡は4種類。

・ドライタイプ


この万華鏡の筒の部分の模様は,自分でつくったオリジナルの折染めを使った。
折染めを乾かすためのアイロンがけも自分でやりました。



・偏光板をつかったレインボー万華鏡



この万華鏡なんと,中に入っているのは,無色透明なセロハン。しかし,
2枚の偏光版の間に入れると,なんと・・・
さまざまな色が現れる・・・・ とっても不思議。
ついでに,偏光版についてさまざまな実験をしました。

・ビー玉万華鏡



万華鏡の先に,ビー玉をつけただけなのに,CD盤やチラシの上をトレースすると,
とても綺麗な模様が現れる・・・とてもシンプルな万華鏡です。

・レインボースコープ



最後は,空き缶でつくったレインボースコープ。これは,鏡が入ってなく万華鏡
というよりは,望遠鏡という感じかな?
中をみると,虹色の星が暗闇の中で輝いています。とっても綺麗。

男の子の中には飽きてしまった子もいたけど、女の子は真剣に万華鏡づくりに
取り組んでいました。
みんな出来上がった4種類の万華鏡を覗きながら
「きれーーい!」「すごーーい!!」
と叫んでいた。

 み ん な の 感 想 で す。

・僕は一番すごいと思ったのはレインボースコープです。とても色々作れて良かったです。
・何気ないセロファンでも偏光板を使うことによって虹のようにキレイに変身するのは驚きました。
・一番目につくったのはよくあるのだったけど、そのあとのレインボー万華鏡が一番気にいってます。透明と黒のものからあんなカラフルになるなんて初めて知ったので、びっくりしました。また来たいです。
・おもしろかった。途中から眠くなったけど全部よかった(年長児)
・偏光板の話しについていけなかった。説明部分をもう少しゆっくり聞きたかった。万華鏡の仕組みを知って驚いた。身近な素材を使うことはとても良いと思いました。とてもきれいで感動です。興味深そうに万華鏡を回している様子が印象的でした(母)
・今日は3個も作れてうれしいです。なぜかというとわたしはきれいなものが好きです。たのしかったです。
・今日はいつもよりも楽しかったです。みんなと作れてよかったです。
・身近な材料で沢山作れてとても楽しかったです。手作りで4種類、皆違うものが出来る所が良かったです。新しい世界が見れました。
・今は楽しかったです。一番きれいだったのは、4番目に使ったのでした。またやりたいです。
・途中、授業についていけなかったけれど、4種類も作れて楽しかった。
・きょうは3つも作って楽しかったです。また、作りたいです。キレイでした。
・レインボースコープが一番キレイだと思いました。とても楽しかったです。
・楽しかった。またやりたい。
・最初の2つはちょっと簡単だけど次の2つはちょっとむずかしかったです。でも全部出来て良かったです。
・値段が少し高かったけどそのぶん楽しかったです。いろんな万華鏡ができてよかったです。




水で竜巻をつくるウォータートルネード

2006-09-18 | ものづくり


今日はたのたので初ボランティア。
初めてという事で少し緊張気味な中、子供達と一緒に実験をしつつお手伝いをしまし
た。
今日のものづくりスクールでは、ペットボトルの中の水で竜巻をつくるウォータート
ルネードの実験。小さな部屋は、参加してくれた子供たちでいっぱいに。

最初は水の入ったコップを使って色々な実験をしました。
「では、このコップに紙をのせて逆さまにするとどうなるでしょう?」
「じゃあコップにくっついてる紙に穴を空けたらどうなるだろう?」
たのたの新井さんの次から次ぎへと起こる不思議な実験に「すげー!」「当たり前
じゃーん!」と色々な言葉が飛び交う。
僕も含め「なんでだろう?」「あ、そうか!」と大人達も一緒になって驚いていた。



そしていよいよ本題のウォータートルネード。
これはペットボトルの中の水が竜巻を起こしながら落ちていく不思議なおもちゃ。
みんな四苦八苦しながらも上手に出来たけど、僕のは水がもれてしまいやり直し
に。
同じように水がもれてしまった子もいたけど、一緒にお手伝いして最後にはちゃんと
完成。
今度はお隣同士でどちらが竜巻をおこして水を早く下に落とせるかの勝負が始まっ
た。
みんな色々な回しかただったけど上手に竜巻をおこしていた。

                        (記 松沢)


       み ん な の 感 想 で す 。

 
きょうはたのしかったです。

 たのしかったです。またいきたいです。

 チューブを吸ったときに上に行ったのが面白かった。

 きょうはすごくたのしかった。たつまき作るのは大変だったけどたのしかったです。またやりたい。

 また良いのが作れといいと思いました。

 今日はたのしかったです。次回もやりたいです。

 はじめはできたとおもったらもれたのでもう一回直した。そしたらできたらうれしかったです。

 今日はたのしかったです。またきたいと思います。

 やるまえはほんとにたつまきができると思ってなかったです。

 おもしろかったです。

 今日はペットボトルの中でたつまき作ってとてもたのしかったです。
 
 きょうば途中だったけどたのしかったです。

 たのしかった。

 うずしおをすぐ目の前でみれてうれしかったです。





あ,ぺちゃんこになった

2006-08-27 | ものづくり
「松戸楽しい授業の会」が主催する「ものづくり講座」の講師を
やった。担当は,「ウォータートルネード」と「プラコップコースター」。
どちらも喜んで作ってくれた。ウォータートルネードでなかなか竜巻を
作れない子は,ぐるぐる回した後に,急に止められないで,ゆっくりと
止めてしまうからだ。せっかくの遠心力が萎えてしまう。
「牛の乳もみといっしょだ・・・」と言って,水が飛び出すのを
楽しむ子。ゆっくりと傾けて,砂時計みたいに楽しむ子といろいろ
いました。
「溶け出した」「あ,ぺちゃんこになった」「ふしぎ?」と
声があがったのは,「プラコップコースター」。これ,プラパンと
同じようにトースターレンジで熱すると縮む。しかし,プラコップは
円柱なのに,縮むと平たい円に。同時に,書いた絵も末広がりになる。
その変化するのが面白いのだ。