た の た の に っ き

北松戸のフリースクール たのたのじゅくの日記を公開します。どんな人々が訪れ、どんな学びが展開されるのか ご期待下さい。

”矢切発見伝”みんなで地図を作ろう!

2004-08-18 | ネットワーク
8月19日に「”矢切発見伝”みんなで地図を作ろう!」という
イベントに参加協力した。
「子どもたちが自分達の住んでいる町を散策し、地図を作成することを
通じてまちの魅力を再発見できるならばその地域への愛着が深まります。
そこに住む人や自然に親しみを感じます。今回、歴史的・文化的に
見るべき所の多い矢切地区のマップ作りを行い、子どもたちには
地域への共感を、そして主催側は地図作りのプログラムの更なる
展開の布石になるよう努めたいと考えています。」というのが
このイベントの趣旨だ。

お盆の最中の企画だったために、参加者の人数が心配だった。
しかし、ふたを開けてみれば、子どもの参加数は、20名。
スタッフ15名以上の参加があった。良かった。
当日、朝8時30分に松戸サポートセンターに子どもたちは集合した。
受付を済ませてあと、急いで班分けをした。なるべく、
異年齢になるように工夫して、5つのグループに分ける。
そして、5つのグループにファシリテーターを一人づつ配置した。
今回のファシリテーターは大学生・高校生・老人・社会人という構成だ。
子どもたちは矢切の地図・チェックカードを受け取って、
今日の日程の確認、ルールの確認をしてから、スタート地点の
香取神社まで、バスで移動した。

矢切八犬伝のチェックポイントは「香取神社」「浄安寺」「矢切神社」
「庚申塚」「大井戸の碑」「下矢切消防センター」「西蓮寺」
「野菊の墓」の8箇所。それぞれにその土地の主を配置して、
子どもたちからの質問に答える。そして、チェックスタンプを押す。
スタート地点の香取神社で各グループで自己紹介。そして、
「どのようなコースを回るか」という打ち合わせを終えて、
香取神社の主からスタンプを押してもらい香取神社の歴史を聞く。

主の話に耳を傾ける人、絵をスケッチする人、主に質問する人とそれぞれの
目的を遂行していく。
「次はどこかな」と地図を見ながら、次のチェックポイントに移動。
「こっちだよ」「いや、あっちだよ」とあれこれ相談している。

それぞれのグループの個性がファシリテーターによって決まっていく。
リーダー的にテキパキと子どもたちに役割分担していくファシリテーターの
グループはどんどんと計画的に進んでいくが、子どもたち中心の
ファシリテーターのグループはあれこれ思考錯誤しながら進んで行く。

約、90分ほど歴史のまち「矢切」を歩いて、ゴールである「野菊苑公園」につく。
「ご苦労さんです」のジュースを貰って、バスで松戸サポートセンターに移動。
その後、各グループごとにグループの名称を決まる。これが簡単そうで、
なかなか決まらない。これもファシリテーターの個性が出る。面白いもんだ。

出てきた名称は、「元気」「12:05」「クローバー」「はやぶさ」などなどだ
その後、お昼ごはんをはさんで、今日探索して発見できたものを模造紙に
書き込んで発表だ。色鉛筆・マジックペン・クレヨンを総動員して、
矢切の地図をつくり上げていく。絵を描いている人もいる。
そろそろ発表の時間だけれど、まだ、出来上がらない。発表の時間を20分延長した。
「出来た~」の声で、2時半から発表を始める。まず、リーダーさんに
グループ名を言って貰い、自分たちで描いたグループ旗を見せて
「どうしてそのグループ名にしたのか」を発表。それから、メンバー紹介をしてから、
順番に発見したもの、描いた絵、感じたことなどを発表。
最後にファシリテーターに今日のグループの行動と感想を語ってもらった。
最後に、みんなに「認定書」(あなたは、矢切発見伝に参加し、地図を持って、
矢切の里を歩き、そのよさを発見しました。ここに、矢切ものしり博士の称号を
授けます)を授与して、今日の1日が終わった。ご苦労様でした。

英語バージョンのWindows

2004-08-08 | 出前授業
パソコン教室の鈴木さんから、相談された。それは、お隣にNOVAの寄宿舎があって、NOVAに勤めているオーストラリア人からの相談だそうだ。まだ、日本に来たばかりだから、日本語はほとんど喋れないらしい。「ネットをしたい」「プリンターが欲しい」と頼まれたという。彼の持っているノートパソコンは英語バージョンのWindowsXP だ。
ネットワークカード自身は、ノートパソコンそのものについているから問題なくネットはできるが、日本で売っているプリンターのドライバーソフトが英語バージョンのWindowsXPに対応しているかどうかわからないらしい。
そこで、サトー無線の店員に相談したらしい。そうしたら、「だめですね。うちにあるプリンターはすべて、日本語版対応のみですから、駄目です。英語バージョンのWindowsXP で動作するプリンターは販売していません。」といわれたらしい。
以前もサトー無線で、昨年の夏にウイルスにやられた時に、無償で配布している復旧CD-ROMを貰いにいったとき、「ワクチンソフトを買った人のみ 配布します」などと戯けたことを言っていた。(ちなみに100万ボルトは自分たちでCD-Rにコピーしたやつを、ソフトを買う買わないを問わず無償で配布していた。)
その話を聞いて、ネットで英語バージョンのドライバーソフトを見つければいいんじゃないかな。
いや、そもそもXPはマルチ言語じゃなかったけ?と思い、さっそく、キャノンのホームページを見ると、英語版Windowsから、CE Linux 対応のドライバーソフトが置いてありました。さらに、英語版Windowsのページにいくと、新しいプリンターは、「日本語版ドライバがマルチ言語に対応しているため、英語Windowsでもご使用いただけます。」と記述してあるため、そのまま、付属している日本語版ドライバでも大丈夫みたいだ。
まあ、サトー無線の店員も無責任に大丈夫ですと言って、後で、「インストールできない」とクレーム付けられるよりは、ありませんといったほうが楽なのかな?