戯言

萌えやら呟きやらたまに更新記録も混じる無駄口日記
現在ジャンルが雑穀米

今日は何の日

2008年06月15日 | お侍
「大変です! おっさまが変です」
「どうしたのです、コマチ」
「何がどう…変なんだべか?」
「う~、変な感じに変なです。オラとずっと一緒に居たおっちゃまなら解るです。ね?」
「…お? あ、いや、…変ったらこう…変な感じに変なんだよ。な?」
「です」
「13歳では話にならぬな」
「しかし私も薄々感じてはおりました。いつもの先生と目が違うのです」
「ほほう、いつもの死人の目ではないと申すか」
「私も思いましたよ。熱視線というのともちょっと違うんですが、じっと此方を見るんです。米が食いたいのかもしれません」
「物欲しそうな目、って事でげすか?」
「……ウザかった」
「そうかと思えば目が合うとすっと逸らしたりするのです」
「でもまたすぐに見てくるです。ね、おっちゃま」
「おうよ、見るったらこう…変な感じに見るんだよ。な?」
「です」
「何か我々に言いたい事でもあるのでしょうかねえ? やっぱ米が食いt…」
「誰か作業報告を怠ってはいないか」
「ゆんべのホタル飯が口に合わなかったんだべか」
「じさまを呼んで来ます」
「蚤でも湧いたんじゃないですかねえ」
「虱なら以前に何度か」
「ほほう、古女房とはよく言ったものだ。そんな事まで把握しておられるとは」
「……キモかった」
「こういうのを、気、というのでしょうか」
「いやいやカツシロウ君、こういうのは電波というんですよ」
「ヘイさん博識ですな。誰か電波を受信できる者は…」(視線)→
(視線)→
(視線)→
(視線)→
(視線)→
「……死にたいのかっ」
「まぁ良いではないか。こんな時こそ笑ってしまえ!」


 誰が気づいてあげて下さい。


+++


 東北地方の皆様ご無事でしょうか。地震お見舞い申し上げます。
 神戸の時も新潟の時も、大きな地震が来るたびに何か準備をしておかなくちゃと思うのですが、
 思うだけで結局何の用意もできていません……。


 拍手のお侍様有難うございました。お礼にこれを。(アンテナ進呈) ほら、おっさまが何か言いたがってる。


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