保釣は大使館の扱いに怒れば

昨日は追記に次ぐ追記で読みにくくなり申し訳ありませんでした。

９億元もかけた宇宙飛行を一枚の硬貨で台無しにしてくれた小泉首相、省エネですね。１０分足らずの参拝である事は報じられていますが、中国にとっては１回は１回、「平民を装った」とか書いてましたね。パジャマ＋寝癖で参拝しても「寝起きを装った」と反発してくれるでしょう。（ソース）

午前１０時の参拝に対する抗議デモが、夕方に行われる素早さ。

今年の春節に魚釣島の民間灯台を国が所有、管理すると発表したのは２月９日、６日後北京で抗議デモが開催されました。『中華人民共和国集会・デモ行進法』の第７条を読むと、中国でデモをする場合は２日前に許可・不許可を公安局が通知する事になってます。

さて、昨日北京の日本大使館前で叫んでいた連中はタイムマシンでも使ったのでしょうか。もしかしたらビザやパスポート申請のように、特急申請コースがあるのかもしれません。公安局は気分で定められた値段を変えることがありますから。

この法律は天安門事件の再演を危惧してに制定されたのが、１３条の全人代常務委、国務院、中央軍事委など、自分たちの会議を開いている場所で禁止している事からも分かります。（ソース）

公安局も春節は１３日までお休み、１４日に公安局が再開されて１５日にスピード申請許可が出ています。しかし日本大使館は１５日も春節休暇という凄いオチ。大使館は休みの日に許可を出す公安GJ。

脱線。要するに、日時など公安局の思いのまま。本当に「中国及びアジア諸国人民の感情が傷ついた」のなら、アジア各国で日本非難の声明が出たり、日本人が襲われたりするはずですが、平日にデモを行うような重傷ではなかったようです。傷ついたのはプロ市民だけでした。お仕事だから彼らが平日働くのは当たり前なんです。

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そのデモの中の人である童増。彼は民間保釣聯合会の会長ですが、香港紙『明報』の取材に答えていました。あ、１０数人としっかり人数書かれてますね。正直なのはいいことです。

小泉が中国全人民の神舟帰還を祝うこの日を選んで靖国に参拝した。彼のやり方は国際法を踏みにじるもので、戦犯を招魂し、駐日人民の友好を破壊した。

抗議隊は午後５時ごろ大使館に到着、抗議書を読み始めた。「参拝は日本の軍国主義の道を走るよう奨励し、右翼を黙認し奨励している。このおろかな行為の責任を負うべきだ」。彼らは高々に「釣魚島から出て行け」「東海から出て行け」などの反日スローガンを叫んだ。

大使館の下っ端が請願書を受け取り、抗議隊は大使館を後にした。現場は警察が警備に当たっていたが、抗議を阻止する事はなかった。上海領事館でも抗議デモが行われている。（ソース）

北京大使館に配属される若手の登竜門にされてますね。こんな扱いでいいのか保釣、怒る方向間違えていないか。全人民の代表なんだから、大使が出てくるまで動かないくらいの気概を見せろ。まあ一つの儀式になってますから、やる事に意味があるのでしょう。

写真見つけました。少ない。明らかにメディアのほうが多いですね。最後の帰途に付く写真、後姿も寂しいです。削除される前に保存しておきましょう。（ソース）

さすがに全中国人民への重大な挑戦だけあります。みんな怒ってますね。さて、あとは孔泉の会見だけです。