学名: Aeginetia indica
草丈は10~20cmほどに成長し花期は7~9月頃、分布域は広く日本全土で見られるようです。ススキなどのイネ科やカヤツリグサ科、ショウガ科などの植物の根や幹に寄生し宿主から養分を得るため、地中にある茎に小さな葉を有するものの葉緑素を持たずに光合成を行わないとのことです。葉があるということは、もともと寄生はせず光合成を行っており、寄生という生き方を選択したが故に光合成を行わなくなったということなのでしょうか? 和名の由来は南蛮人が使用していた煙管から、万葉集では“思草”で登場するとのこと。不思議な進化をした植物です。
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