冬に全国各地で多発した大規模な森林火災、降雨量が少ないことによる乾燥化が原因だったようです。
先月、テレビ・ニュースで大分県のある地域の映像が流れていました。降雨量が極端に少ないため、水で満たれているはずの田んぼはひび割れ、早稲の田植えができないとのこと。地元農家さんへのインタビューで「こんなことは初めてだ」と答えられておりましたが、この台詞は日本各地で多発する自然災害に遭われた地元の方々の話としても、耳にタコができるほど耳にするようになりました。
温暖化による海洋熱波で大気中の水蒸気量が増加し、豪雨や大雪による災害が多発する傾向にあるのかと思っていたのですが、どうもそう単純ではないようです。
これから梅雨になりますが空梅雨となるのではないだろうか? 農作物の生育に影響を与え特に水を大量に使用する稲作にも…。ただでさえ米不足状態であるのに“雪上加霜”ですな。鬱陶しい梅雨ですが、平年並みの降雨量となって欲しいものです。