学名:Volvatella viridis
殻高:10mmほどで貝殻の色は緑色で軟体部は白色をしています。触角は三角形で“触角状突起”(黄色矢印)と呼ばれています。イワヅタ類に着生し同海藻への依存度はかなり高いようです。
殻頂部には噴出管(赤色矢印)という穴が開いており、刺激を与えると白色の液体を噴出します(水色矢印)。
2020年に異常な海水温の上昇で大量の珊瑚が白化しました。今年は死んだ珊瑚の上に以前のようにとまではいかないものの、イワヅタ類などの海藻が繁茂しつつあり、イワヅタ類への依存度が高いウミウシ達に出会える機会が多いのではないと期待しています。