父の脊索腫治療記~重粒子線治療、頚椎後方除圧固定術~転移

脊索腫で重粒子線治療を受けた父の記録です。
最初から読まれる方は、バックナンバー2011年11月からお読み下さい。

41 再手術はとりあえず回避と経過

2013年02月26日 16時53分21秒 | 頚椎後方除圧固定術
耳が遠いからか、
高齢ゆえか。。。
アバウトなのか?

担当医から、「理解力がないのでは?」と言われてしまった。。。汗

昨年受けた、頚椎後方除圧固定術後、
医師の再三の注意を聞かず、
退院後、自由に動いてしまった。
そのため、
頭蓋底のスクリューが抜けてしまった。

その再手術をすると言われたが、

再び、医師の注意を聞かない可能性があり、
再手術には、まだまだ、本人の覚悟がない。
家族として、まだ再手術は受けさせたくないと、訴えた。

担当医師から、カンファレンスの結果。
「まだ、今は再手術をしない。」との連絡があった。
但し、
スクリューが皮膚を突き破ったら、手術するしかない。


頑固な高齢者を諭すのは、簡単なことではないけれど、
事あるごとに、
少しづつ、話している。


重粒子線治療を受けたから、
脊索腫の再発の可能性は、低いと思われること。
まだまだ人生は残されているから、
頚椎を安定させるためには、医師の注意を200%守らないといけないこと。

しかし、本当の懸念は、
脊索腫が再発したら。。。

何らかの手術を再び受ける事は、高齢の父には、負担が大きい。
ならば、
手術は、なるべく受けさせたくない。



結局、頚椎の手術以降、
あまり、安静にはしていなかったが、
運動は控えている。
そのせいか、
脚力が落ちた。

本人は、それを気にしている。

今朝の、NHK「おはよう日本  けさのクローズアップ」は、
小児がん経験者の就労支援。

厳しい治療を受け、
後遺症で「疲れやすい」と言う声があった。

先日、車で連れ出した際、
疲れ知らずの父が、
大型ショッピングセンターを歩いただけで、
「疲れた」と言っていた。

歳のせいと言ってしまえば、それまでだが、
手術の負担、
放射線治療の後遺症もあるかも知れない。

放射線治療も手術も、
直接原因となるリスク・後遺症は医師から聞いていても、
患者の感じる経過後の弊害は、なかなか聞けないものだ。


まぁ、経過後の弊害は、治療上、致し方ない。。。と思おうと思う。。。


みなさんは、何か、後遺症・弊害ありますか?


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4 コメント

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ままカモさん、返コメありがとうございます。 (appleth2(シュワール))
2013-03-12 10:42:44
総称は「放射線治療」で、
陽子線は軽い粒子を加速させたもので、
重粒子線は、最も重い粒子を加速させたものです。
X線、ガンマ線は電磁波です。
それらの違いや効能の比較が、
よく分かりませんね。
ただ、ガンの種類によっては、
重粒子はダメでも陽子線なら受けられる場合もあります。
うちの父の場合は、
晩期障害というのは聞いていないので、
部位によるのかも知れませんね。
ありがとうございました。
記事の参考にさせて頂きますね。
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Unknown (ままカモ)
2013-03-11 22:11:31
こんばんは。
今日はずっと脊索種を検索していました。
主人が闘病中は、医療的情報が多く、患者や家族の声はなかなか聞こえてはいませんでしたが、随分と生の声が聞こえていましたね。
脊索種の治療が進歩している事を切に願いますが、よくわかりませんでした。
「重粒子」というのは、陽子、ガンマ、サイバーなどをひっくるめた総称ではなかったでしょうか?
私は看護師ですがそこの部分はよく理解できませんでした。
主人が受けたのは陽子線治療でした。
照射方法の変化といったのは、線量の調整というべきだったかもしれません。
主人は2か月にわたり、70グレイ(単位についてもよく理解できませんでした)照射し、今後生きていける、ぎりぎりの放射量だと説明された記憶があります。
晩期障害の出現確率は50%位と説明された様な気がしますが、予測された時間(3~5年)で、予測された障害がきちんと出てしまいました。
障害の種類、程度は、元々の病変部位によりかなりの違いがあると思いますので、主人の障害は参考にはならないと思います。
脳外科、又は整形外科の医師が晩期障害を把握しているかは、その医師が、陽子線治療を受けた患者に関わっていたかどうかだと思います。
もちろん、陽子線治療の医師はどの場所にどれくらいの陽子線を照射したら、どんな障害が出るか当然知っているはずです。
ブログはカンパンというブロバイダーで書いていました。リニューアルされた時から自分のブログにアクセスできなくなり、更新していません。
殆どは愚痴ブログですが、病院との闘いや、行政との闘いなども書いたはず。
ままカモで探してみてください。
ちなみに主人のブログも少しあります。
「あひる」で探してみてください。
今後もお父様の治療経過を書き綴ってください。
それが脊索種の患者や家族の力になることを祈っています。
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ままカモさん、コメありがとうございます。 (appleth2(シュワール))
2013-03-11 14:44:08
患者・患者家族は、
何が変わったのか?まるで分かりません。
陽子線と重粒子線の効果の違いも分かりません。
ままカモさんのご主人は、
照射方法に困ったことがあったのですか?
晩期障害ですか。。
どういった症状でしょうか。
これは、陽子線治療後の障害として、
医師も把握されているのでしょうか?
質問ばかりでごめんなさい。
ままカモさん、ブログかどこかに書かれていますか?
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晩期障害 (ままカモ)
2013-03-11 06:40:51
主人は頭蓋底脊索腫で平成16年に陽子線治療を受けました。
医学は進歩しているでしょうから、照射方法も変わっているといいですね。
2~3年経って出てくる晩期障害もありますよ。
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