父の脊索腫治療記~重粒子線治療、頚椎後方除圧固定術~転移

脊索腫で重粒子線治療を受けた父の記録です。
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23 ハローベスト装着

2012年06月02日 15時38分06秒 | 頚椎後方除圧固定術
父は、手術2週間前に入院した。
フィラデルフィアカラーになって、1ヶ月しか経っていないが、

頚椎固定術を受けるため、
入院初日に、ハローベストを装着した。

医師から聴いていたので、
調べて、
入院前に、話したが、
父は、想像できなかったことと思う。

頭蓋骨に直接ネジを打つ。
金属で頭を真っ直ぐにし支える。

ショックだったろう。


正直言って、このまま、治療を拒否するのでは?と心配したが、
幸い、それはなかった。

頭蓋骨とのネジ部が痛んだり、
ハローベストによって、頚椎は真っ直ぐになったが、
左後頭部のシビレ、痛みがあったようだ。

当初は、頭部を被う部分の重みに慣れなかったようで、
歩くときは、歩行器を使ったが、
トイレで、左右の壁に頭(金属部)を当てたそうだ。

入院時から、術後、皮膚・骨が安定するまで、
ハローベストは装着したまま。
お風呂にも入れない。

手術も、装着したまま、行われると言う。

入院した部屋の真ん中のベットは、暗く、狭かったので、
窓側の人の退院を待って、窓側に移動してもらった。

窓側は、少し広かった。
せめて、明るいところで、
外が見られれば、気晴らしになるだろう。

東京タワーとスカイツリーが見えた。



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