父の脊索腫治療記~重粒子線治療、頚椎後方除圧固定術~転移

脊索腫で重粒子線治療を受けた父の記録です。
最初から読まれる方は、バックナンバー2011年11月からお読み下さい。

27 術後4週間、やっとハローベストが外された

2012年07月05日 11時28分14秒 | 頚椎後方除圧固定術
普通の人が頚椎除圧固定術を受けると、
術後2、3週間で退院できると言われていた。

言い含めておいたが、
父は、普通の人とは違う。
脊索腫のために重粒子線を照射している。
骨のつき方、
皮膚のつき方が、心配されている。

でも、担当医は診察のたびに、
「あぁ、いいですね~。」と言ってくれるものだから、
退院する気ばかり増してしまう。

術後4週間後、
入院してハローベスト着用から6週間。
やっと、ハローベストを外してもらえた。

これは、とても喜んでいた。
確かに、ハローベストは、とても苦痛だったようだ。

同じ入院棟には、着用したまま難なく歩き回っている人もいたが、
父の場合は歩く時には歩行器、
顔面のしびれ、
ハローベストによる肩こりが酷かった。


再び、フィラデルフィアを装着した。
これからは、ゆっくりゆっくり、動いてもらわなければならない。
スクリューが採骨で覆い被せられるように、
隙間などができて、
スクリューが緩んだり、
チタンが折れたりしないように、
しっかり、骨に癒着して欲しい。

そのために、どうか、ゆっくり静かに生活してもらいたい。



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