父の脊索腫治療記~重粒子線治療、頚椎後方除圧固定術~転移

脊索腫で重粒子線治療を受けた父の記録です。
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53 現在の治療が完治することを願う

2013年07月27日 18時30分37秒 | 頚椎後方除圧固定術
忙しく、更新が遅れました。

2度目の手術(手術そのものは4度目ですが)から、
早、2ヶ月が経ちました。

昨年は、
頭痛やら肩こりやらで、ハローベストが我慢できず、
当初の予定通り1ヵ月半で無理に退院し、
医師の注意も聞かず(聞えていなかったようで)、
退院後、好き勝手に動き回り、
大頭痛に襲われ、
どうにもならず、
夕方病院に駆け込み、
「今すぐ入院・ハローベスト2ヶ月」と言われたのを押し切り、
(もう精神的に無理でしたので)
痛み止めは飲んだものの、
相変らず、言う事は聞かず、動く。。。

結果、
折角手術した1回目のスクリューが、頭蓋骨から抜けてしまいました。

今回、再建の手術を受けた訳ですが、
術前に、
スクリューが抜けた理由が、
脊索腫に侵されていた第2頚椎が、さらに崩れたためと判明し、
頚椎と後頭骨に橋渡しされたインプラント2本と、
それを包み込むために、移植・埋められた骨だけが、
頭蓋骨を支えるしかない。
その辺が、漸く飲み込めたようで、
今年は、昨年とは打って変わり、
大人しく入院しております。

私からはハローベスト3ヶ月と伝えており、
担当医師は、もしもの場合にとアドフィットUDカラーを準備しておりますが、
やはり、
病状を思うと、
1年くらいハローベストで、完全に固定されるまで入院していて欲しいです。

浸潤された第2頚椎のほか、
重粒子線治療をした第1~4頚椎には、スクリューも打っていません。
この骨が、スクリューなしで、インプラントを包み込んでくれたか?
それが、分かるには、まだ時間がかかるでしょうし、
包み込んだ所で、
第1~4頚椎が、今後どうなるのか?分かりません。

重粒子線を照射した骨は再生しない。
再生しないとは。。。どういうことか?


脊索腫は、再発・転移が多いと聞きますが、
正直、それよりも今は、頭蓋骨を支えることが先決です。

頭蓋骨を支えきれなければ、
最初に言われた通り、
やがて、全身麻痺のまま、生き続けなければならない訳ですよね。


今、出来る治療を受けるしかない。
静かに、治療の効果が出ることを待つしかない。


1年くらい、ハローベストでの入院は、無理でしょうか?


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