父の脊索腫治療記~重粒子線治療、頚椎後方除圧固定術~転移

脊索腫で重粒子線治療を受けた父の記録です。
最初から読まれる方は、バックナンバー2011年11月からお読み下さい。

43 再び再手術浮上

2013年03月29日 10時59分34秒 | 頚椎後方除圧固定術
「スクリューが皮膚を突き破ってからでは遅いから。」
再び、カンファレンスにかけられることになりました。

頭蓋底だけの手術になるか、
再び頭蓋底から胸椎にかけて、やり直しの手術になるのか?

入院は3ヶ月との事です。

「脊索腫」については、
悪性腫瘍と違って、
直接命に関わる事はない。
だから、「また、安静に出来無いのなら、手術する意味がない。」
「まだまだ命は尽きない。」
こんな事を少しづつ、穏やかに繰り返し話しました。


先日、父が手の甲を怪我しました。
深い傷で、
すぐに縫わないといけないにも関わらず、
土曜だったこともあり、
「ピリピリする程度だから。」と病院に連れて行こうにも動じません。

痛みを感じなくなったのは、高齢故か?麻痺か?

傷口を見るだけで、ゾォーとしますが、
なんとか、消毒だけはして、
月曜に外科に行きました。

もはや縫っても無駄なので、
抗生剤を頂き、
毎日消毒に通うことになりました。

近所の外科なので、散歩がてら一人で通院してもらいました。

父は、10年前に肺炎球菌の接種を受けていますが、
日本では、原則1回接種と言いながら、
接種後の有効期限は5年程度とも言われています。

外科でその話をし、「10年経っているなら。。」と、
再接種の予約を取ってきました。


えっ?
なるほど、漸く長生きする気になったようです。


闘病を助けるのは、生きる執着心だと思います。
3ヶ月後に覚えていて欲しいです。


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