父の脊索腫治療記~重粒子線治療、頚椎後方除圧固定術~転移

脊索腫で重粒子線治療を受けた父の記録です。
最初から読まれる方は、バックナンバー2011年11月からお読み下さい。

42 患者ブログからまとめた脊索腫の治療法

2013年03月21日 17時22分43秒 | 脊索腫
患者ブログから、
最近の脊索腫の治療法をまとめました。

仙骨については
>2、3年前から、外科手術は施されなくなった。
「2010年前後」のようです。
以前は、仙骨を摘出していたようです。
現在、確認しているいくつかの患者ブログでは、
外科手術を受けずに、
重粒子線治療のみを受けています。
痛みは、ある方とない方と分かれます。

頭蓋底については、
外科(経鼻・開頭)手術が施され、
術後、陽子線治療を受けられています。
お一人、斜台(頭蓋底に含まれませんか?)の方は、
経鼻手術後、重粒子線を受けられています。
別の方で、外科手術を受けずに陽子線治療のみを受けられた方もいます。
医療従事者で、ご本人が選択しました。
また、再発された方で、
陽子線治療後でも、
サイバーナイフの治療を受けられている方がいます。
頭蓋底の方は、
神経麻痺や傷みのため、
複数回手術されているようです。
他の部位と違って、
広範囲に放射線を照射できない事が要因のようです。

頚椎の脊索腫は、
重粒子線治療後、
父の場合は、骨折の懸念から、頚椎後方除圧固定術を施しました。
確認できるのは、父だけのようですね。

近年のブロガーの記事には、
具体的な生存期間の告知を受けた方はいないようです。
これは、
陽子線・重粒子線治療の効果が大きいように思います。
重粒子線治療者は、
5年生存率、10年生存率、20年生存率を知らされます。


「神の手」と呼ばれる高名な外科医でも、
神経に触れる部分の腫瘍を取り去ることは出来ません。
陽子線・重粒子線も同じで、
神経に触る部分は照射出来ません。
脊索腫は、僅かに残った細胞からも再発するようです。

転移については、
>開頭手術の切り口に転移した。
というブログの記載がありました。
参考にし、
父の除圧固定術の際、自己血の回収輸血を断りました。
脊索腫に触れた回収自己血が、
体内に回ってしまう心配を無くしたかったからです。
見えない脊索腫の細胞は、排除できないようです。

ノーベル賞受賞の下村教授の「緑色蛍光タンパク質」を使って、
腫瘍細胞を可視化できないのでしょうか?


ブロガーによっては、
ブログを削除したり、
更新が途絶えたりしています。
また、元気に活動されている方もいらっしゃいます。
ハンドル名、地名、職業、症状等、
患者を特定されないように配慮したつもりです。

最近のブログは、
カテゴリ、
バックナンバー、
など機能があり、
それを利用しているブログは、
過去から読んだり、
カテゴリ別に読んだりできるため、
時系列で、みなさんの症状を確認させて頂いています。

古いブログは、
残念ながら、こういった機能がないため、
毎度、最後の更新から一記事毎に戻らなくてはならないため、
読めきれず、断念しました。

コメント頂ける方は、
脊索腫の発見された時期、
治療法、
神経症状、痛み、後遺症、弊害など、
時系列で書き添えて頂ければ参考にさせて頂きます


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
脊索腫と闘います (はー君)
2013-05-05 09:42:04
いつか投稿したいと考えていました、あなた様のブログをすべて読ませてもらいました、私も頚椎に針せいけんにて脊索腫たるものが見つかり今度、確定診断の為、全身麻酔の下、細胞を採取する検査手術をする者です。怖い話しかないなかあなた様にブログにより励まされました一人です。私も同じくブログを作成して少しでも脊索腫をわずらっている方が良くなってもらいたいと考えています。ブログ楽しみにしております。
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はー君さんコメントありがとうございます。 (シュワール(appleth2))
2013-05-06 17:39:10
父と同じ頚椎ですね。
今後、重粒子線治療を受けるようでしたら、
黒ケローニョさんのブログが大変参考になりますよ。
重粒子線治療は、とても楽なので、
入院生活を楽しんで下さい。
入院出来無いようなら、
陽子線治療は通うこともできるようです。
その辺、新たな情報の提供をお待ちしております。

はー君さんもブログ解説したら、リンクさせて下さいね。
また、お待ちしております。
闘い、援護します♪
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