父の脊索腫治療記~重粒子線治療、頚椎後方除圧固定術~転移

脊索腫で重粒子線治療を受けた父の記録です。
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48 頚椎後方除圧固定術再手術します

2013年05月06日 17時26分32秒 | 頚椎後方除圧固定術
父は、来週、再入院します。
再び、「頚椎後方除圧固定術」を受けます。

脊索腫によって浸潤した第2頚椎が、
少しづつ砕けてしまったため、
昨年、頚椎後方除圧固定術を受けましたが、
医師の指示に従わず、
早々に動き回ってしまったのが敗因のようでした。
頭蓋底とインプラントをつなぐ左右のスクリューが、
完全に外れ、
浮き上がってしまいました。
自業自得なので、仕方がないことですが、
医師が心配した、重粒子線治療後の皮膚は、
問題なく着いてくれました。
今回も皮膚がついてくれるのか、そこが心配です。

また、
再びハローベストによる頭部の固定。
これは、精神的苦痛が多く、
高齢ゆえの不自由さや入院による体力の低下など、
今回は、前回以上に、
精神的支えが、鍵となると思います。

なので、今回は「大部屋窓際」を婦長に直訴します。

大部屋の気さくな面々とおしゃべり。
長期入院なので、気晴らしになる窓際ベット必須。
長期苦痛入院を耐えさせるには、家族も必死です!(笑)

時々、↑↑こんな事を要求している患者を見かけると、
我が儘だな~と思っていましたが、
それも必要な事なのだと実感しました。
我侭な患者家族になります(笑)


先日、重粒子センター病院での検査がありました。
元気な父は、
私が車で同行することを嫌がり、
ひとり気ままに電車通院しました。

重粒子線の方は、変化ないようです。


余談ですが、
知り合いが、自転車で転倒し、頚椎を骨折。
首から下が全身麻痺になりました。
最初の大学病院で「治療法はない。」と言われたそうです。
その大学病院は、「頚椎後方除圧固定術」の指定病院ではないので、
ご家族に父の受けた病院を紹介し、
セカンドオピニオンだけでもと薦めてみましたが、
患者本人と家族の折り合いが悪くなってしまったそうで、
ご家族の気力を取り戻すことは出来ませんでした。


「治療法はない。」と言った大学病院は、
奇しくも数十年前、友人が救急車でたらい回しにあい、命を落とし、
訴訟の相手方となった大学病院です。
数年前、魚の骨を飲み込み紹介された私を放置し、
「帰る」と言ったら慌てて内視鏡で緊急手術してくれた病院です。
病院の患者に対する配慮を疑います。


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