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父の脊索腫治療記~重粒子線治療、頚椎後方除圧固定術~転移

脊索腫で重粒子線治療を受けた父の記録です。
最初から読まれる方は、バックナンバー2011年11月からお読み下さい。

34 ガンマナイフ治療の、その後はいかがでしょうか?

2012年09月25日 18時41分15秒 | 脊索腫
前回の記事に、

>相澤病院のサイトに
ガンマナイフにより治療される疾患割合(世界と日本)
>これによると、
>2010年末までに、日本でガンマナイフで治療を受けた脊索腫は401例となっている。


と、書いて。。。


う~ん、ガンマナイフ治療を受けた脊索腫401例のその後はどうなったのだろう。。

ガンマナイフ設置病院
>1990年に日本国内では東京大学医学部附属病院脳神経外科が初めて導入

20年間で脊索腫401例は、以外に多かった気がします。


治療後の元気なお声、ぜひ、聞かせて下さい。



ちなみに、本日確認した所、相澤病院のサイトには下記のように書かれていました。

一部報道・ウェブサイトにて、当院が既に陽子線治療装置を導入済みとされていますが、2013年診療開始を目処に準備を進めている段階です。ご了承ください。

33 陽子線と重粒子線を調べてみたが。。

2012年09月20日 13時34分26秒 | 脊索腫掲載のサイトから
作詞家の「なかにし礼」が、
食道がんになり、外科手術を諦め、
陽子線治療したとTVに出ていた。

陽子線と重粒子線の違いを調べてみた。


現在、日本で粒子線治療が受けられる施設

「国内の粒子線治療施設」
南東北がん陽子線治療センター (福島県郡山市)
相澤病院 (長野県松本市)
筑波大学陽子線医学利用研究センター (茨城県つくば市)
国立がんセンター東病院 (千葉県柏市)
重粒子医科学センター病院 (千葉県千葉市)
群馬大学重粒子線医学研究センター (群馬県前橋市)
静岡県立がんセンター(静岡県駿東郡)
クオリティライフ城北 (愛知県名古屋市 ※…2012年以降の開始予定)
兵庫県立粒子線医療センター (兵庫県たつの市)
若狭湾エネルギー研究センター (福井県敦賀市)
福井県陽子線がん治療センター (福井県福井市 ※…2011年3月開始予定)
がん粒子線治療研究センター (鹿児島県指宿市 ※…2011年4月開始予定)
九州国際重粒子線がん治療センター (佐賀県鳥栖市 ※…2013年以降の開始予定)

>装置や稼動施設にかかる費用が、重粒子線で約120億円、陽子線が約80億円

とあるので、
患者負担の治療費の違いは、
コストと思われる。

治療部位は同じような。。

粒子線治療の現況について
>平成21年度の1施設あたりの年間症例数は、陽子線約160件、重粒子線約400件
と記載され、

治療数では、重粒子線治療が多いようだ。

でも、
これといって、陽子線と重粒子線の違いは分からなかった。

ちなみに、
「海外の粒子線治療施設」
WPTC, Zibo(China)
MD Anderson Cancer Center, Houston, TX(USA)
UFPTI, Jacksonville, FL(USA)
NCC, IIsan(South Korea)
RPTC, Munich(Germany)
ProCure PTC, Oklahoma City, OK(USA)
HIT, Heidelberg(Germany)
UPenn, Philadelphia(USA)
IMPCAS, Lanzhou(China)
CDH Proton Center, Warrenville, IL(USA)

こうしてみると、日本の放射線治療施設の普及率の高さが分かる。

ちなみに、こんなのもあった。
福井県陽子線がん治療センター 治療費について
(1) 治療費の助成
対象:福井県内にお住まいの方(1年以上在住) 
内容:陽子線治療費(240~260万円)について、1治療あたり25万円を助成 

福井県の方は、何かリスクがあるのだろうか?

相澤病院のサイトに
ガンマナイフにより治療される疾患割合(世界と日本)
これによると、
2010年末までに、日本でガンマナイフで治療を受けた脊索腫は401例となっている。

陽子線、重粒子線の脊索腫の治療例は分からない。。

いずれにしても、
治療できる部位はほぼ同じで、大きさの制限もそんなに変わらない。

乳がんに関してだけ、
陽子線治療は適応だが、重粒子線は適応となっていない。


これらのサイトからは、
患者が、
陽子線、重粒子線、ガンマナイフを選択する際の違いが見つからなかった。


また、調べてみたいと思う。

32 痛みがなくなりました

2012年09月12日 18時28分15秒 | 頚椎後方除圧固定術
おかげさまで、
7月の酷い頭痛は、すっかりよくなりました。
やはり退院1ヶ月して、無理して動き回ったのがいけなかったようです。
寝る体勢も悪かったので、
それも良くなかったのでしょう。

少々、痺れはあるようですが、
リリカカプセルとロキソニンの併用が効いているようで、
スクリューに1m緩みが生じたものの、
以降、変化はないそうです。


こちらは、
重粒子線治療を受け、
頚椎後方固定術も受け、
ここで、骨さえついてくれれば、
大変な長生きになることだろうと思っていました。


脊索腫については、
完治するとはいえず、
長い付き合いになると話していました。

でも、重粒子線の先生のお話のように、
効果があれば、
5年、
10年、
20年後の生存の可能性もあると思います。
20年後、父はまだ100歳になりません。

治療を効果的にするためにも、安静を維持して欲しいと思いましたが、

どうにも。。。

高齢ゆえ、
先々のことを考え、
今のうち、動けるうちに、動きたかったようです。

本人の不安は、思いやってやれませんでした。。。反省ヾ(_ _。)


頚椎の骨は、
半年以内につかなければ、
再度手術の可能性があると言われていますが、

もう、ハローベストは精神的に無理です。

このまま、痛みがなければ、現状で生活することになると思います。


来月、3回目の重粒子医科学センター病院での診察です。
重粒子線治療を受けて、やっと1年になります。

やるべきことはやった、という思いです。


あとは、頚椎がついて、自由になって、

楽しい人生を過ごして欲しいです。