父の脊索腫治療記~重粒子線治療、頚椎後方除圧固定術~転移

脊索腫で重粒子線治療を受けた父の記録です。
最初から読まれる方は、バックナンバー2011年11月からお読み下さい。

最終 とても元気です

2014年03月10日 15時49分18秒 | 脊索腫
すっかり更新が遅れました。

にもかかわらず、
たくさんのご訪問ありがとうございました。


さて、父の経過ですが、


元気すぎるほど、元気です!



先月、やっとアドフィットUDカラーから解放され、

日常はフィラデルフィアカラーでの生活となりました。
(なくても良いのですが、年寄りですので。。)


2013年の頚椎後方除圧固定術再手術の甲斐合って、
後頭骨の8本のスクリューはしっかり固定されたそうです。



しかしながら、高齢ですので、そちらの方が問題です。

筋力も弱まったようで、
散歩に行くと夜足が攣るようになりました。

神経の症状とは思えないので、
無理して高齢者が早歩きをしているせいかと思います。
今後は、年相応に暮らして欲しいものです。



2011年5月に症状がでて、
8月入院10日、
2週間後の9月に原因が分かり、
今年で3年を迎えます。

重粒子線治療1ヵ月半入院。
頚椎控除圧固定術入院3ヶ月。
頚椎除圧固定術再手術入院4ヶ月。


末永く、元気に暮らして欲しいと思います。



さて、
これをもって、本サイトの更新を終了します。


このサイトを続けるか迷っていました。

更新がなくなるのは、
悲しい可能性を示唆し、
存命中であることを知らせることが、
みなさんを勇気付ける事とも思っていました。

とはいえ、
古いブログを読んでいて、
それぞれの状況を知るうちに、
これ以上、お知らせするのもどうかと迷いました。

webの世界は、とても残酷です。

普通、元気になったら、
病気のことなんか忘れちゃって、更新しないじゃありませんか!



伝えたい事は、


脊索腫は恐くない。
誰もが死んでしまう訳ではない。

どうか、恐れないで、生きて欲しい。

父は、とても元気です。





たぶん、
父は存命中に再発・転移はしないものと思っています。
再発・転移した所で、
これ以上の治療はしないつもりです。

実際、重粒子線治療314万円は大きな負担でしたが、

治療について、迷う事は一度もありませんでした。
良き医師にめぐり会えたと思っています。
助けていただいたと感謝しております。


今後は、脊索腫を忘れて、
余生を過ごしてもらうつもりです。


永らく読んでいただきありがとうございました。