映画祭

「六ヶ所村ラプソディ」という映画を観る。

放射性廃棄物の再処理工場がある村の話。
ボンヤリとは知っていたけど、
現状についてはぜんぜん知らなかったので驚きでした。

持ち込まれる放射性廃棄物は
コンテナのようなものに入って運ばれてくる。
その一個で近寄ったら人が2秒で即死するだけの量らしい。
処理された後の廃棄物は角砂糖1個くらいで2000万人の致死量。
5、6個で日本国民全員がいなくなってしまう。
それが今後、数百万年も放射能を出し続ける。

イギリスでは数年前まで、再処理工場が稼動していたという。
でも事故でストップ。再処理計画自体が頓挫。
廃液を流していた海は、通常の5、6倍の放射能レベル。
海水浴でにぎわっていた海岸にはひっとこ一人いない。
日本でも廃液を海に流す。
大量の海水と混ざるから安全だって言ってるらしい。

今でも六ヶ所村で反対している人もいるが、
全体的に無力感に襲われてるという印象。
再処理工場に土地を売ってしまった農民は
再処理工場で防護服を着て仕事をしていた。
工場が稼動したら漁場も汚染させる。

消費電力のほとんどが大都市で使用されている。
放射性廃棄物は日本各地の原子力発電所から運ばれてくる。
既にウランを流すテストは開始されている。
2007年本格稼動。

今の家電は省エネ率が昔より断然高くなってて、
それに換えるだけで50%くらい消費量が減るらしい。
買い換えを支援してくれるバンクもあるらしい。
それと、自家発電用のバッテリー。
今はいいのが出回ってきてるんだって。
自家発電か～。

坂本龍一さんがstop-rokkashoというサイトを立ち上げています。
http://www.sloth.gr.jp/top/top.html

どうにかムーブメントが広がらないかしら。。。
秋にポレポレ中野でも公開されるそうです。