三菱J2M3局地戦闘機 雷電21型 1/72 ハセガワ
太平洋戦争末期、戦闘機には高高度を飛行するB‐29爆撃機に素早く対応し、
尚且つ爆撃機級の大型機体にダメージを与える火力が求められました。
「雷電」は速い上昇力、火力に重点を置いて開発され、そんな防空戦に
威力を発揮しました。爆撃機用の大型発動機“火星23型”を搭載したため
胴体は太くなり、それでも空気抵抗を減らすために発動機とプロペラの
距離を離して前カバーを細く絞った結果、本機独特のスタイルとなっています。
この空力重視の流線型のため大戦末期の大型発動機を積んだ日本の戦闘機の中では
飛び抜けて美しい姿に仕上がっていると思います。
機銃身は2本しか無いように見えますがその外側に完全に主翼内に納まった
機銃がもう2基搭載されています(20ミリ口径が計4基)。
キットはかなり昔に発売されていたハセガワの1/72。
でも外装は凹モールドでカッチリしたイメージです。
更に鋲穴を追加加工して精密感を上げ、ラフな形しかなかった
操縦席周りや引き込み脚の袋内にも多少の形状追加を施しました。
@APCカシメルマン
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