蒼い碧なユニコーン

ミュージシャン、ヴァレンシア(VALENSIA)のことを綴る、蒼碧(Aomidori)のブログです。

このヴォーカルを聴け! ~ コーラス編 1 ・ 大作系

2009年02月24日 | ヴォーカル


Valensia のヴォーカルを語る時、リード・パートはもちろんながら、そのコーラスの素晴らしさも忘れる訳にはいきません。 非常に広い声域を持っているため、低音部から高音部まで全てのパートを一人でこなしてしまいます。 しかも、ファルセット編でも書きましたが、高音パートなどはもう女声コーラスにしか聴こえない!ほどの美声なのです。

ある時は絶妙なハーモニー、ある時は重ねた弦楽器のような響きを醸し出すユニゾン… そんな素晴らしい多重録音コーラスは殆んど全ての曲で使われています。お薦めを選ぶのも大変なんですが、幾つか挙げてみることにしましょう。




まずは、大作系とも言えるでしょうか。 "ふんだんな厚いコーラス" が堪能できる作品。


Gaia
A-ha-ha-ha-ha-ha the World has always judged itself
when it comes to crimes-I know
A-ha-ha-ha-ha-ha-ha who is going to judge The Earth
when a crime has been done by the world...
このパートが全て本人による多重録音コーラスだと知った時は、かなりの衝撃でした。

Thunderbolt
中低音のオペラティック・コーラスが素敵なこの曲、思い通りの仕上がりに出来たからなのか、Valensia 自身もかなり気に入っているようです。

Kosmos
ほ~んのちょこっと女性の声も入っているようです ( on the end of the last verse ) が、殆どが本人の声と言っていいでしょう。低音から高音まで巾広い音域でのオペラティックな厚いコーラス。 あ、低音のセリフは Pim Koopman ですけどね。

MillenniuM
コーラスは各所にふんだんに入っていますが、特に 1'14''~ の Fly with the planets the stars and the sun の部分の重厚なバックコーラスは感動ものです。低音部の豊かな響きに注目してみて下さい。

Bohemian Rhapsody
御存知 QUEEN のカヴァー。フレディ・マーキュリーのヴォーカルを真似できる人は居ても (それだけでも価値アリですが。)、この曲のコーラスをここまで再現(しかも一人で!)できる人は本当に稀有。 本人曰く、“もっとコーラスを重ねたかったけど時間切れになってしまった。”

I'm In Love With My Car
この曲のクライマックス、 2'34''~ フレディ声での低音ユニゾン・コーラスに鳥肌が立ちます。

You Take My Breath Away
絶品のアカペラ・ハーモニー。 いったい何十トラック重ねてあるんでしょう。遠くでかすか~に響くハーモニーもありますので、ヘッドフォンでじっくり聴いてくださいね。

Hijo de la Luna
元曲には無い、コーラス をアレンジに加え、よりドラマチックに、オペラのような雰囲気も。



YouTube にもUPされてはいますが、ぜひ高音質な音源でも聴いていただきたいと思います。




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