蒼い碧なユニコーン

ミュージシャン、ヴァレンシア(VALENSIA)のことを綴る、蒼碧(Aomidori)のブログです。

21st Century New Christmas Time (星降る夜のクリスマス) その2

2005年12月22日 | 地球と人類


Enter New Age of Aquarius
Without tears without those fears for war
Goodbye to the cold world of money-curse
The only cold remaining is the snow

新しい愛と調和の時代に入ろう
そこには涙も戦争の恐怖も無い
金に縛られた冷たい世界よさようなら
今も冷たいままなのは雪だけさ


…こんな理想郷の実現は不可能かもしれない。
でも少しでもそこに近づく事は不可能じゃない。
だから理想を夢見るのは決して無意味ではないと思うのです。
しかも時はXmas。ほんの一時でも世界中が平和を夢見る日。
だからこの曲を。
一年に一度くらい、恥ずかしがらずに理想を歌いましょう。


その1

YouTube - 21st Century New Christmas Time




21st Century New Christmas Time (星降る夜のクリスマス) その1

2005年12月08日 | 星・宇宙

12月になりましたので、この曲。
「季節モノ」にもなりますけれど、「宇宙・星」というテーマでも欠かせない一曲です。「Gaia」の大ヒットの後、ヴァレンシアが日本のファンのためにリリースしてくれたミニアルバム「White Album」に収録されています。
キラキラしていて、爽やかでキャッチー、ちょっと考えさせてもくれる… そんな素晴らしいクリスマスソングなのです。
ここ数年、Xmas というと世間では同じ曲ばかりかかっている気がします。確かに素晴らしい曲ばかりですが、そろそろ新たな定番曲が増えてもいいのでは? この「星降る夜のクリスマス」、リリースは10年前ですが、21世紀の今こそピッタリだと思うんですよね。世間に知られていないのが惜しい…。
ということで、ラジオの Xmas ソング・リクエスト特集とかあったら、皆様よろしくお願いします。

ちなみにコチラで聴くことができます。


さて歌詞ですが、まず「宇宙・星」な言葉を抜き出してみると…

Welcome to the age of Aquarius  
;「Aquarius」は「水瓶座」ですが、「age of Aquarius」とは春分点が水瓶座に位置する約2000年間の事を指し、西洋占星術では「愛と調和の時代」とされているようです。

From Venus, Pluto, Mercury & Mars  
;Venus とMars が他の行と韻を踏んでいます。

And blue corridors in the universe
When twilight draws the curtains of the stars
(夕暮が星のカーテンを引くと、宇宙に青い回廊が広がる)
;この曲の中でとりわけ美しい情景描写だと思います。

White stars were falling from a breathless sky
;2番では white snow was falling ~ となって美しい対比を見せる行ですが、この white stars の正体が実は…という展開が、ユーモラスなのかシリアスなのか微妙な雰囲気でステキなのです(笑)。さすがヴァレンシアのクリスマス・ソング、という感じです。


ブックレットにはワンコーラス分の歌詞しか載っていませんが、Valensia は自分の公式HPに全ての歌詞を掲載してくれていました。今は閉鎖されて見る事ができないのですが、2コーラス目が「地球と人類」のテーマにも沿う素敵な歌詞なので、次回はその面から取り上げてみようかな、と。
ということで…続きます。 →その2