2nd アルバム『 Kosmos 』のタイトル・トラック。
物語のプロローグのようなアコーディオンのイントロで始まり、繊細な声で歌われるヴァース… そして次第に盛り上がってオペラティックなコーラスへとなだれ込む、まるで映画音楽のような壮大な曲です。
そう、映画音楽じゃないのが不思議な感じさえします。
初めて聴いた時はとてもQUEENっぽいと思いました。GAIAではあまりそうは感じなかった私なんですが…。
でも改めて聴いてみると、共通点はクレッシェンドでフォルテ!な“オペラティック・コーラス”くらいなんじゃないでしょうか?
最初地球上に有った視点が、突然サァーッと引いて俯瞰的に拡がって宇宙へ。そしてまた人間の営みとクロスオーヴァーする… 私にはそういう映像が浮かびます。
歌詞が深い…。そして韻の踏み方も素晴らしい。
Mother nature, sow the seeds
Modern nation bleeds
Under the Kosmos we breath
しかし…
Now, today; lights in the sky
no longer fiction no more
これは真剣に考えるとかなり怖い…。
本当に、映画の中だけの話であってほしいと
祈らずに居られません。
音が非常にクリアなので、
ひとつひとつの楽器に注目して聴くのも一興です。
ピアノだけとか、鈴(タンバリン?)だけ、とか。
耳を澄ませて聴くと色々発見があります。
ハープにカスタネット…色んな楽器が使われています。
※ PV → Official YouTube
※(2018年4月追記)収録アルバムは長らく廃盤でしたが、遂に再発されました! ブックレットも昔のままです →『Kosmos』Amazon
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