宇宙へのツイッター

踏まれた足を退けることが出来るまで
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喜びの 「大変だ」 だったのに

2016-11-17 12:25:48 | 日記
  
可愛い娘が 家に彼を連れてきた とか
宝くじに当たった とか 

最初はビックリでも 喜ばしい 「大変だ!」 がある 

昨日の朝 ウォーキングから戻って まだ眠気が覚めてない私に放った夫の 「大変だ!」 は オリーブの木に ヒヨドリが巣を作ったことだった

数日前から 玄関に飾ってある鉢花の周辺に鳥の糞を見つけることがあり この場所には これまでにはなかったことなので 都会の緑が少なくなったせいか あるいはオキナワスズメウリやオリーブの実を突く 鳥の落とし物だと思っていた

巣は 糞が落ちているところの真上にある

環七の輪の中に位置している我が家だけど 和室の一部を凹ませたタタミ2畳弱の坪庭が 風雨や外敵を遮るのに適しているのか 生き物が巣を作ることがよくある

アシナガバチの巣は 坪庭に限らず 軒下やサボテンの葉陰などに 日常茶飯事
蜜は採れず 7回ほど刺されたけれど 生態の観察を楽しませてくれたミツバチくん
そして ヒヨドリは 過去に4羽ずつ 2度ほど 孵った雛の巣立ちを見送った

雛が巣立った後や ミツバチの引っ越しを目の当たりにしたときには寂しいけれど 巣造りや孵化の過程を 傍で共有できる嬉しさは この上ない

このたびは 場所が場所だけに今まで気づかず すでに巣は完成し すでに親鳥が座っていた

葉が重なり合って茂るオリーブなので 葉陰から覗ける程度だけど 運よく2階のベランダから見下ろせる位置
まだ不安定な時だから カメラを向けるのは控えて これからユックリと楽しもうと思っていたのでしたが


外出先から戻り 巣を見上げると 朝は巣作りの材料で隙間なく組み込まれていた巣が スカスカと粗く ふと気付くと足元に鳥の羽が散らばっていて ・・・

慌てて 2階から確認すると いない
朝は 覗き込む私に気付いてか 首を左右に目をキョロキョロさせていた あの子の姿が ない

巣の中には やはり 灰色の羽が散らばって



カラス?

ヒヨドリの繁殖は 春から9月ごろとあり 過去の2度も 5月と7月だった

11月の今
時期的に 卵を抱いていたという確信はできないけれど 親鳥は何かを守るために戦ったことは間違いない
そのさまを残す 荒れた巣の跡 と 散らばった羽は 雛の巣立ちを見送るよりも ずっとずっと悲しく寂しい   




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