4日ほど家を空けて戻り 久しぶりの農園
ジャングル状態を覚悟していたけれど トマトの脇芽と 雑草の丈が伸びている程度でホッ!
そして いよいよ~! ミニトマトの初収穫
数えはしなかったけれど 10ヶはあったかな
ひと盛りにして 夕食後 食卓でまったりしている夫に供し 残りを娘宅に届けるつもりが
[甘いね~]
[そうでしょう~ 甘いというより美味しいでしょう]と 食卓に目を向けたところ
アラッ!
[👧子のところにも 届けるつもりだったのに・・・]
[そうだったのか! 食べすぎちゃったな!]と 夫
ヘタのところまで 真っ赤になってから摘果するトマトの美味しさと栄養価
これから いくらでも採れるけれど 初収穫には特別の感があって 残っていた4個を娘宅に届けた
4人家族だから 一人1個ずつで ちょうどいい
なんだけれど
ドアが開いて 迎えた娘に
[ジュニアくんにも 食べさせたかったわ]
この春に就職し 某地方都市へ配属されて 5月から一人暮らしが始まったジュニアくん
この週末に パパの誕生日ということで 金曜日の深夜に一時帰宅
久しぶりに家族が揃い 誕生パーティーを楽しんで 日曜日の午後に帰って行ったのだった
私が 元農家さんの土地を借りて家庭菜園を始めたころ ようやく片言が話せるくらいだったジュニア
娘はジュニアに 私が届けるトマトは完熟してから採るため スーパーのと違って [赤くても硬い] と教えた
農園の帰りに そのころ娘が暮らしていた家へトマトを届けると
玄関で[ババのかたいトマト][ババのかたいトマト]と言って 私を迎えたものだった
そのジュニアくんが就職して家族と離れ パパの誕生日を祝って一時帰宅し
爺とババにも と 縦長のケースを手に やってきて
[初任給を貰ったから] と
片言で[ババのかたいトマト]と言えるようになったジュニアくんが 初任給
そんな年齢になったことだけで 充分な贈り物なのに
ケースのリボンを解いて開くと 私は知らなかったけれど 由緒あるらしい彫刻の伝統伎による 夫婦箸
・・・・・・・
次に会えるのは 夏休みかな
その時まで トマトが採れているかなぁ