宇宙へのツイッター

踏まれた足を退けることが出来るまで
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最後の一枚

2013-11-30 13:16:52 | 日記


今 このときに 夜の国があるのが信じられないほど 東西南北 東南 北西 東北東 南南西 どこもかしこもの地平線まで 空色一色です

一ヶ月捲りのカレンダーは いよいよ最後の一枚となりました

そろそろ この家が ジジババ二人暮らしとは思えないクリスマス電飾で ピカピカ輝くところですが 配線担当者の動きは遅れ気味

小物の担当者は いつもと変わることなく 春から育ててきたオキナワスズメウリでリースを作りました





赤く色付いた実を 今年は鳥に突付かれたのと 来年用の種の確保に取り置きのため 青い実の方が多すぎるのが残念ですが それでも それらしいクリスマスリースが完成しました

 
葉が退化して 茎が剥きだしになって来ると 徐々に金銀の玉や 星を補って 今年最後の一ヶ月 12月25日まで このリースが我が家の玄関を飾ります



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29日 爺は、ムーベンを飲んで大腸検査。3つのうちの最大のポリープを切除。一週間のアルコール禁止だそうで、、、。なんとマア、お酒を飲めない夫の覇気のない姿に笑いが止まらなかった悪妻。


信じれば ドキドキ! ワクワク!

2013-11-29 11:11:10 | 日記



宇宙と交信・・・(更新) ・・している私としては 今 ちょっと心が ざわついている時

もしかしたら 肉眼で見られるかもしれないという彗星です

お祝い返しの冊子でチョイスした 家庭用の天体望遠鏡を引っ張り出しました

子供の頃から 尾を引いた星 という知識くらいの 専門家でもマニアでもない私に 片手で簡単に持ち上げられる天体望遠鏡で はたして 彗星を探し当てられるでしょうか
微妙な色の違いと 多少の大きさの差だけで どの星も私には キラキラ光って見えるだけ

この日 この時間に この方向に見られますよ という情報に基づいて そこで それらしき星を見つけたら それを彗星だと信じて ドキドキ ワクワクしましょうか



  

忘れもしない 日本では あの 3.11の年
私を日本人と見分けたマ-トのスタッフに 「jishin jishin」 と声をかけられ 
今は ≪地震≫ という日本語が世界中に通じるのか? という ご時世を切なく思ったものでした

シェ-クスピアの生家を訪ね 
裏庭の陳列棚に 商売っ気なく置き去られたかのようなグリーンの中から気に入った数鉢を持ち帰り 帰国の前日に 根の土を綺麗に洗い流して荷物に忍ばせた中の一つ

日本の気候が どう影響するか 花が咲くかどうかも判別できないまま 今まで育ててきました 





11月8日 蕾を見つけました

かろうじて残っていた鉢には プリムラとありますが 持ち帰った株の中の これだったかどうか定かではありません





11月8日から3週間の開花の日





シェークスピアの生家の裏庭で育まれていた花だから シェークスピアも ロミオとジュリエットを執筆の途中に 手を休めては 裏庭に咲く この花を愛でたのかもしれない ・・・
 
そう思って 信じれば 心はワクワク!  
    


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生きてた-!

2013-11-27 10:51:45 | 日記


撒いた種の発芽に気付いて オオォ~!

思いがけない花の蕾に キャァ~!

花を育てながら 折々の雄たけびですが
このたびは 生きてた-! の声の発生と同時に 洋風に仕上げられた5号鉢を 両手で抱え上げました

水切れの良い用土を使っているユキワリソウは 夏の間のウッカリ水切れが原因で ☆にしてしまうことが よくあります

今年のユキワリソウは 去年の春 相模原のカタクリの里を訪ねた折に カタクリが咲く丘の元で臨時営業中の 山野草の売り場から見つけたものです

強気のオバサン二人が 売店のおじさんに 一鉢500円を 3鉢1000円にして! と交渉
 
オジサンは 『 絶対にマケラレナイ 』 の一点張り

で 2鉢を新聞紙で梱包し お支払いの時に 『 はい! 一鉢 オマケだよ! 』

ふふっ!
一見さん という気安さから その季節だけに繰り広げられる 花の里での光景 
今夜のサンマをステーキに代えられるほどでもない わずかなアブク銭ですが そんなヤリトリも 花を育てる楽しみの一つなのかもしれません  

そのとき求めたユキワリソウに 種から殖えたと言う花友さんから譲っていただいた数株とで 単品の寄せ植えを楽しみました

何度目かの夏越しのチャレンジで 今年こそはと 花後の鉢を半日陰に置き いつもより頻繁な水遣りを心掛けました
そのダブルの気配りが かえって裏目に出たのか 水切れまでに至らず夏の炎天下迎える前に 芯から溶けてしまったのでした

ユキワリソウの失敗には慣れてるので 落胆度は小さいものの 毀れた種からの発芽を期待して見守ってきた鉢





生きてた-!

夏に 溶けた株を見つけては 黒いカスを取り払っていましたが どうやら3芽は生き残っていたようです

生きていてくれて ありがとう

生命力に対して これほどの尊さと喜びを感じるのも珍しい

毎日のように 芽が出た! 花が咲いた! と発信する私に ≪人は 植物の芽吹きに生きる力をみなぎらせる動物≫ と言った人がいました

宿根という半永久の植物とは違って 人は限りを迎えるものではあるけれど 長かろうと短かろうと 今を悔いなく頑張って 心残りのない命を結びたいものです


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エビで鯛を釣る?

2013-11-25 09:59:26 | 日記


ボジョレヌーボーが入ったボールを手に 『 よくエビタイって 言うけれど 海老と鯛では どっちが高級品? 』 と言ったら 
「 このごろ 海老 安いね 」 と 答えになってない答えが返って来ました

私は お刺身で食べるなら 鯛よりもエビが好きだから 海老を差し上げて鯛を頂いても 得した気にはならないけど
事典によるエビタイとは 小さな元手から大きな益を得る ということで 鯛の方が だんぜん高級品ということになります





何が ということもないのだけれど ここのところ何となく忙しく やっとオリーブの実の摘み取りを済ませました
例年なら 10月中に行う 我が家の秋の恒例イベントです

案の定 枝で揺られていた時期が長かったせいで シワシワになった実が多く 傷ついた実も目立って 食用になる健康な実は いつもの半分くらいです





それにしても 毎年の事ながら 家庭で塩漬けにしたオリーブの実を 賞味期間内に食べ切られる量ではないので 『 ワインのオツマミにピッタリよね 』 と 色付いたオリーブの木を見上げては 酒談話に弾む お隣の奥さんに 摘み取った実の半量ほどをオスソワケしました

それで エビタイ
つまり
行きにはオリーブの実が入っていたボールに 今年のボジョレヌーボーを入れて帰って来たってわけです





食べきれなければ廃棄処分となるオリーブだから このたびは≪エビタイ≫が意味するところの 理に かなっています

しかし ・・・

昨日 スーパーの冷蔵ケースに並んでいた お頭付きの鯛には 夏目漱石さん一人でも余りが出るラベルが貼ってありました

海老にも色々あるけれど 
ここで たとえば お刺身用の車えびを この鯛1匹と交換したとして エビタイは成り立つのか? という疑問が沸いてきます


うぅ~ん

ことわざ事典にある 小さな元手で大きな益を得る事の慣用句 ≪海老で鯛を釣る≫ は抹消し ≪オリーブでボジョレヌーボーを獲る≫ に差し換えたほうが 良かないでしょか



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食べられないコンペイトウ

2013-11-22 10:42:07 | 日記


12月を目前して 花屋さんの店先が クリスマスカラーに染まっていきます

その中の一つが クリスマスカクタスとも言われるシャコバサボテン
葉が甲殻類のシャコに似ていることから 漢字で書くと蝦蛄葉サボテンです 

蝦蛄は 見かけを敬遠してしまい あまり食する事はありません
そのせいかどうか シャコバサボテンも 好んで育てた事はありません
花を育てるのに限られた敷地ですから 育てる花は消去法をとり シャコバサボテンは 私の花生活から 早いうちに消去されたのでした

2、3年前の今ごろだったでしょうか 
花屋さんの店先に並ぶ 私が好まないシャコバサボテンの中から見つけた 特別のオンリーワンと スマップのツヨシくんのフレーズに責任転嫁して

それは ≪コンペイトウ≫ という シャコバサボテンの仲間の一つ





10月に入ったら水を絶ち それ以降の新芽に花は付かないので 新しく出た芽は摘み取ります

今年も 私の家では あの優雅な花姿で クリスマスの時期を彩るシャコバサボテンとは違った 可愛いコンペイトウの花が咲きました





もしも この鉢にシャコバサボテンという名札しか付いてなかったら 私は この子を連れた帰ったでしょうか

口の中で転がるトゲトゲが 音を立てて歯に当たり やがて溶けると あの時代の けっこう強い甘さが口の中に広がるのが嬉しくて 
白が8割ほどを占める中に 点々と散らばるピンクとブルーのコンペイトウから 次に口に入れる色の順番を決めるのも 楽しみの一つでした

鉢に挿された ≪コンペイトウ≫ というネームプレートの文字の懐かしさに つい連れて帰った 食べられないコンペイトウの色は 今のところピンクだけです




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お婆ちゃんの 遺言

2013-11-19 21:25:13 | 日記



義母が天寿を全うしてから 何年になるでしょう

慌しい年の暮れの 忘れもしない日の出来事は 年数となると 確か私の娘が1歳になったばかりの子を抱いていた時なので そろそろ8年というところでしょうか

生前の義母は 東京で暮らす私たちが帰省すると 何処からともなく 私たち家族用のパジャマや子供達のオモチャを引っ張り出してくれたものでした

義両親を見送ってから数年後に退職し 実家に戻って暮らしている長兄夫妻
その長兄から お呼びがかかり 今は亡き義両親の子供達が 久しぶりに勢ぞろいしました

料理が上手で 義母とは味を競い合っていた兄嫁の 両親が遺した品々を整理整頓する日々
押入れから 『 東京 』 と記された箱が見つかり 私たちのパジャマなどに混じって入っていた鍵で開けられたケースには 孫たちへ宛てた お婆ちゃんの遺言が入っているということでした

長兄による全員集合の声かけは その遺言を みんなで確認するためだったのです

義両親が元気なころ 近くに住んでいた兄弟家族は 週末や連休など頻繁に訪ねていましたが 私たちは 子供達が就学児となって以降 盆暮れに帰省するくらいで そのうち認知症の症状も現れてきてからは 親孝行らしい事も出来ないまま お別れして 今に至ります

もしかしたら 義母が 私たち用の箱に 『 東京 』 と記す胸の内には 遠く離れて暮らす息子家族への 特別な思いがあったのかもしれません

鍵のかかった箱には 孫たちへの思いが凝縮されたかのような 義母の心が詰まっていました

話し好きの義母から 
警察官だった義父の在職中は 近隣で事件が起きると駐在所が騒々しく 子供たちが試験のときには勉強する場所の確保に苦労した
などと 思い出話を聞くにつけ 教育熱心な母親像が伺われたものでした

責任ある自分の子供と違い 孫は 爺婆にとって可愛がるだけで許される存在 とは よく聞かれる言葉です
私も孫を持つ身となり その言葉が示す意味を解りかけてきたところで 8年を経て見つかった遺言により 孫の未来をも案ずる義母の偉大さを思わずにはいられません 


職業柄 転勤の繰り返しだった義両親が 晩年を過ごしたのは 甘党には聞き逃せない 栗きんとんを代表とする銘菓で名の知れた ★★県★★★市 

私が帰省する日には 必ず用意してあって 車庫に車を入れるや否や茶の間に導かれ 渋いお茶に ★★★の銘菓で 東京からの長旅を労ってくれた義母





このたび 集合をかけた長兄が 帰り際に持たせてくれた ★★★市のお菓子の老舗≪☆☆≫の栗きんとんは 孫達へ本物の愛情を注いだ義母を思い偲ばれ ひとりで口にするのが躊躇われます  



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今年最後のバジル

2013-11-16 11:02:00 | 日記


30℃という気温に汗を流していたのは ホンの一ヶ月ほど前でした

それが このところの朝は 床暖とガスストーブのダブルで 11月とは思えない暖房のお世話になっています


一方 夏日が居座ってくれたオカゲで 例年なら すでに終っているバジルが収穫できたのはラッキーでした

オレガノは 花は終りましたが まだまだ元気に香りを楽しませてくれます





今年は これが最後となるバジルにオレガノとで 息子が好きなウインナーを作りました
羊腸は手に入らないため つなぎを多めにして形作っただけのウインナーというより 肉の塊りです





お袋という呼び名が遠のき 洋食やら中華やらバラエティーに富む日本の食卓となって 近年の子供達の ママの味 が さまがわりしたにしても 『 お袋の味 』 という日本語は いつまでも遠のくことはないでしょう ・・・

定番の肉じゃが キンピラ など 私の世代には懐かしいお母さん像ですが 私の子供達が 何処かで誰かに 『 お袋の味て何? 』 と聞かれたとき 『 お母さんが育てたバジルで作ったウインナー 』 なんて答えることがあるでしょうか

私には 母の味というより お母さんが育てたバジル! ってところが重要なんですけどね 


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うん?  がんばろ~!

2013-11-14 19:25:50 | 日記


白い小花を付けるブロウメアナは 枝の先がポロリと折れて 落ちた先に僅かでも土があると そこで根付いてしまう 丈夫な多肉です

一年中 戸外の管理で問題ないこともあり 殖える一方ですから ときには思い切り処分する勇気が必要になります

蓋だけが壊れた お醤油挿しの処分にも 勇気を必要とするタイミングが一致したとき 鉢から溢れていたブロウメアナと いくつかの多肉をカットして 寄せ植えにしました





偶然にも 使いまわしの土の中に混じっていたらしい 赤のチョウマメの種が芽を出して 多肉たちと一緒に育ちました

制作費ゼロ円のグリーンインテリアでも けっこう良い感じです





しかしながら 次ぎ次ぎと生まれる子によって 殖え続ける寄せ植えたちは 可愛くてもあり しかし置き場に悩んだりは どこか 娘を お嫁に出したい母親の心境に似てるかも



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季節外れの屋根より高く

2013-11-12 10:42:08 | 日記


風に翻る新緑を 優に超える高いところに舞う鯉のぼりが青空に映えて 子供達の豊かな将来に思いを馳せる季節は 青葉薫る春

古くから 屋根より高い鯉のぼり と馴染んできた歌詞は 眠っていた草木が目を覚まし 人も植物も ぐんぐんと勢いを増しているときだからこそ シックリと来るのかもしれません


およそ一年の半分のあいだ 生き生きと輝いていた木々の緑が そろそろ次の世代へ座を譲るために 身を潜めようとしている 今 
コウテイダリアの花姿が大空に写るさまは 意気揚々と5月の空に泳ぐ鯉のぼりの 屋根より高く に 匹敵するほど 秋の空に似合っています
  




やがて訪れる 眠りの季節を迎えるための準備期間
紅や黄色に染まった木の葉は この時期の 沈みがちな人の心に一役を担い 
そして更に もう一役を担って 季節外れの 屋根より高く コウテイダリアは咲くのでしょうか
 
その威風堂々と咲くさまを 皇帝と見立てて名付けられたと言うコウテイダリアでも 蕾の時に霜に当ると咲く力を失い 蕾のままで命を閉じてしまいます

関東で 蕾が霜を受ける事は まずないと思われ 蕾さえ見つけたら開花を期待してよいでしょう

2年越しで 初めて我が家で咲いたコウテイダリアは 今年一年に起きた 私の身の回りの出来事を一掃し 次に訪れる春には清々しい未来を予感できるかと コスモスに似た薄桃色に思いを託して見上げてみたり 

暦の上では 既に冬


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島倉さんの歌が聞こえて

2013-11-10 10:43:04 | 日記


家にいると 必ずラジオが付いています

聞いていようがいまいが 音のない空間が好きではないのかもしれません
テレビと違って パーソナリティーによる生番組が多い というのも嬉しいです

島倉千代子さんの話題が多い日でした

どちらかと言えば ファンの歌手は男性が多く 女性では 千賀かほるさん 中山千夏さんの歌 最近は高橋真梨子さんを好んで聞いていたので 島倉千代子さんは 特に印象深くはありませんでした

偶然に 少し前に話題にしたことがあり ラジオから聞こえる島倉千代子さんの歌声が 胸に染みました

この声は もう この世にはない 
明らかに 絶対に誰もが この声を聞く事は不可能なのだ

それを思い知って 悲しさが込み上げてきました

   この世に神様が ほんとにいるなら あなたに抱かれて 私は死にたい ・・・

追悼で流れる曲を聞きながら
どうか神様 島倉さんの願いを叶えてください と 思っていました

特にファンだったわけでもないのに 逢ったことがなくても お付き合いがなくても 同じ瞬間を この地球で過ごした誰かが いなくなってしまうことを受け入ればなけれならない辛さを 思い知らされていました

 
この夏 偶然に ネットでお付き合いのある二人が ≪しばらく留守にします≫ と言う言葉を残して ネットを離れました

お一人は ほぼ予定通りに戻られて お元気な様子を窺い知る事が出来ます

もう一人のかたは 夏の暑さが行きつ戻りつのころ 一時は復帰なさって お元気な様子をお知らせいただいたように思いましたが 
再び その時その時の話題を綴られている独り言が停滞したまま 秋が深まった今も 動きがありません

毎日のように 顔と声とに縁があるお付き合い
何か ことあるごとに集まっては触れ合う お付き合い
逢った事もなくても 逢いたければ いつでも逢えるネットのお付き合い

そのお付き合いが 長かろうと短かろうと 浅かろうと深かろうと 一度 ご縁があったかたが もしも いなくなることが 心に重くのしかかります

私の隣人たちへ
私を残して 地球から消えないで下さい

島倉千代子さんを失って 失うことの辛さを思い知らされた地球人の中の一人の 独り言です


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