今週初め、たっぷりの雨が降りました。
自然界にとって、とても貴重な水分だと思いました。
恵の雨で、植物や動物が生き生きしています。
しかし、高気圧に覆われた日本列島は朝から強烈な日差し。
湿度が高く、まるで夏本番のようです。
庭は初夏の花でいっぱい。
ジギタリスという花です。
別名、“狐の手袋“という外来種です。
いつの頃からは忘れましたが、親父の実家の庭に植えられていたもので、零れ種から毎年、庭のどこかで初夏の時期に咲きます。
初夏といえば“立葵“が少年の頃思い出す花ですが、下から順に開花していきお盆の頃に天辺まで登ります。
ジギタリスも同様に下から上に向かって開花していきます。
鮮やかな花が目に止まり、種を庭に蒔いたところ毎年咲くようになりました。
それが外来種と分かったので、花が咲く前に茎ごと抜くのですが、なかなか駆除できずにいます。
今はもう抜くことを諦めていますが、こうして鮮やかなピンクの花を眺めていると、これからも庭のどこかで開花し、それを楽しみにしていくのかなと思います。