
靜御前 像
茨城県古河市下辺見 思案橋
文治元年11月17日(1185年12月10日)
打倒平家を掲げて兄、源頼朝の元に集い、平家を滅ぼす大功を遂げるも、やがて頼朝と不和となり、鎌倉幕府に追われていた 源義経と主従。義経の愛妾の静御前が大和の吉野山中で鎌倉幕府方に捕縛されました。。
文治2年4月8日
吉野山で別れた義経を慕うあまり、気丈にも源頼朝、北条政子、鎌倉武者らの視線の中、鶴岡八幡宮の回廊で舞った靜御前。
吉野山 峰の白雪ふみ分けて 入りにし人の 跡ぞ恋しき
しづやしづ しづのをだまき 繰り返し 昔を今になすよしもがな
〜吉野山、白雪を踏み分けて山深くお入りになってしまった貴方様が恋しい 〜
〜静、静、と繰り返し私の名を呼んで下さった あの人との懐かししかった頃にもう一度戻りたい〜
この義経を恋い慕う想いの丈を舞台となった回廊で舞った靜に頼朝は激怒しますが、妻ね政子は頼朝をたしなめました。